【2024年最新】ノーコードツールBubble(バブル)とは?デメリットからよくある質問まで完全解説

この記事の内容

本記事ではBubble(バブル)について非常に詳しく解説しています。

Bubbleはノーコード開発ツールの中でも、最も高度なアプリを作れるツールです。

その上でBubbleを利用する上で知っておくべき、メリット・デメリットや料金プラン、アプリ開発事例や使い方、よくある質問集まで網羅しました。

ノーコード開発を利用する上で必要な予備知識もたくさん取り入れていますので、「これからBubbleを勉強したい…」という方から「Bubble開発を発注したい…」という方までぜひ最後までご覧ください!

弊社Walkersでは「開発ノウハウがない」「最大限に効率よく開発を進めたい」企業さまに、事業を成功に導くBubble開発支援を行っています。⇒サービス紹介資料の無料ダウンロードはこちら


本記事の内容は下記のYouTube動画でも解説しています。
※「使い方」や「学習方法」まで知りたい方は記事も併せてご覧ください。


執筆者:山口 鳳汰
 

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰

執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。

クリックできる目次

ノーコードツールBubble(バブル)とは?

Bubbleのホームページの画像
出典:Bubble

Bubbleとは「ドラッグ&ドロップで高度なWebアプリを開発できるツール」

Bubble(バブル)とは「ドラッグ&ドロップで高度なWebアプリを開発できるツール」です。

以下の動画のように、用意されているパーツをドラッグ&ドロップすることでアプリを開発していきます。

Bubbleはこのようにドラッグ&ドロップで開発可能

利用ユーザー数は300万人を超え、世界的に最も人気のあるノーコード開発ツールの1つとなっています。

Bubble開発では下記のような特徴を兼ね備えていることから、

  • 高度なWebアプリを開発可能
  • 開発費用を安く抑えられる
  • 開発速度も短縮できる

経営者やスタートアップから絶大な注目を集めています。
※上記のメリットについては後ほど詳しく解説します。

<2022年7月8日追記> BubbleがMicrosoftとパートナーシップ提携を発表。

これはノーコード企業では初めての快挙で、Bubbleが世界的企業からも大注目されていることが伺えますね。

Bubbleで開発できるのは「特にWebアプリ」

Bubbleで開発できるプロダクトは以下の通りです。

アプリの種類最適度
Webアプリ
スマホアプリ
ネイティブアプリ
Webサイト
ECサイト

Bubbleによるネイティブアプリ開発については、【事例付き】Bubbleでネイティブアプリを開発する3つの方法と注意点に詳しくまとめているのでそちらをご覧ください。

また、Webサイトとして活用する場合はデザイン性には問題ありませんが、SEOに弱いため対策が必要となっています。

まとめると、Bubbleは特にWebアプリ開発に向いているツールと言えるでしょう。


<2023年10月25日追記> Bubbleが本格的にネイティブアプリ対応することを発表。

今までは拡張機能によってネイティブアプリを開発していたため、特化しているとは言えませんでした。

しかし、Bubble公式からネイティブアプリへの本格的な対応が発表され、2024中旬にはBubbleから直接App StoreやGoogle Playにアップロード可能になる方針も公開されたため、今後はネイティブアプリにも特化したノーコード開発ツールになっていくと考えられます。

Bubbleでできること/できないことを一覧表で紹介

Bubbleはコードを書かずに高度なアプリを開発できますが、ノーコードがゆえになんでもできるわけではありません

Bubbleでできること/できないことは以下の通りです。

できることできないこと
高度なWebアプリの開発
デザイン性の高いLPの制作
ネイティブアプリの開発
PWAの開発
レスポンシブデザインの実装
外部サービスとの連携
HTML/CSS,JavaScriptの実行
高度なセキュリティの設定
約50%の開発コストの削減
表示速度が速いアプリの開発
SEOに強いアプリの開発
ゲーム系アプリの開発
複雑なアルゴリズムの開発
AWSクラウドサーバー以外での使用
HTML/CSS,JavaScript以外の実行
コードのエクスポート

さらに詳しく知りたい方は、【完全版】Bubbleでできること/できないことを3分で解説!にまとめていますので、そちらをご参考ください。

【目的別】Bubbleを活用するメリット・デメリットを比較表で紹介

この章ではノーコードツールBubbleのメリット・デメリットについて、以下の対象者別に解説していきます。

  • 学習者
  • 経営者(導入者)

学習者におけるメリット・デメリットを比較表で表すと、以下の通りになります。

メリットデメリット
非常に学習しやすい
比較的に難易度が低い
環境構築が不要
需要が高く仕事につながりやすい
操作画面やサポートがすべて英語
日本語の情報が少ない
簡単には開発できない
学習者におけるメリット・デメリットの比較表

経営者(導入者)におけるメリット・デメリットを比較表で表すと、以下の通りになります。

メリットデメリット
開発費用を約50%削減可能
開発期間を約50%短縮可能
デザインの自由度が高い
かなり高度な機能も実装可能
アプリの読み込み速度が少し遅い
非常に複雑なアプリの開発不可
プラットフォームに依存してしまう
開発会社を選ぶのが難しい
経営者(導入者)におけるメリット・デメリットの比較表

それぞれ順番に詳しく解説していきます。

これからBubble開発スキルを身に付けエンジニアを目指す方や自身でアプリをリリースしたいという方は「学習者を、

これからBubble開発を導入して経営に活用したい方は「経営者(導入者)」におけるメリット・デメリットの詳細をご覧ください。

※上記の青リンクをクリックすることで、対象者に応じたメリット・デメリットへ飛べます。

学習者におけるBubbleを活用する4つのメリット

【メリット①】非常に学習しやすい

Bubbleは教材が豊富で日本語でも解説されているため、ノーコードの中でも最も学習しやすいツールと言っても過言ではないでしょう。

Bubbleの使い方は【動画で学ぶ】ノーコードBubble(バブル)の使い方完全ガイド【すべて日本語で解説】にてすべて解説しているため、そちらで学習するのがおすすめです。

【メリット②】比較的に難易度が低い

Bubbleではコードを書かずにドラッグ&ドロップでアプリを開発できるため、プログラミング言語の知識がなくともアプリの開発が可能です。

また、コードを書かずに開発することによって以下の3つのメリットが得られます。

  • 開発にかかる時間を短縮できる
  • バグ修正にかかる時間を短縮できる
  • エラーが発生しづらくなる

「コードを書かず開発可能であること」によって大きく学習難易度が下がり、挫折する方がかなり少なくなっています。

【メリット③】環境構築が不要

Bubbleはアカウントを作成するだけで利用できるため、環境構築が必要ありません。

プログラミング学習者にとって必ずつまずくポイントが環境構築であるため、これは助かりますね。

【メリット④】需要が高く仕事につながりやすい

ノーコード(ローコード)の開発市場は以下のように大きく成長しており、これからも飛躍的な成長が予想されています。

2019〜2025年までのノーコード/ローコード開発の市場規模の予測グラフ
出典:アイ・ティ・アール(ITR)

また、日本ではIT人材不足ということもあって、以下のように2030年には45万人の人材不足になる予測が立てられています。

IT人材不足のデータ
出典:IT人材白書2020/独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター

よって、ノーコードエンジニアは需要が高くなっているため、かなり仕事につながりやすい職種と言えます。

また弊社ではBubbleエンジニアスクールを運営していますが、筆者の経験からしてもノーコードエンジニアの人材不足を感じているため、このデータは間違いないでしょう。

»関連記事:ノーコードは流行る?市場規模について徹底解説!

学習者におけるBubbleを活用する3つのデメリット(注意点)

【デメリット①】操作画面やサポートがすべて英語

Bubbleの操作画面(すべて英語)

上記のようにBubbleは海外に拠点を置いたノーコードツールであるため、操作画面やサポートなどすべてが英語表記となっています。

Google翻訳を利用して日本語化もできますが、あまり精度が良くないのでおすすめではありません。

しかし、使用されている英語表記は固定されているため1ヶ月ほど勉強すればかなり慣れてくる場合がほとんどです。

そのため、英語に苦手意識がある方でもあまり心配する必要はありません

また、サポートに関してはDeepL(翻訳アプリ)を利用することで、かなり正確に日本語化することが可能です。

【デメリット②】日本語の情報が少ない

Bubbleは海外ツールであるため、英語に比べて日本語情報があまり多くありません。

しかし、先ほども紹介したように【動画で学ぶ】ノーコードBubble(バブル)の使い方完全ガイド【すべて日本語で解説】など、日本語でもBubbleの学習ができるようになってきているため、そこまで大きなデメリットでもないでしょう。

【デメリット③】簡単に開発できるわけではない

コードを書く必要がないため「ノーコード開発は簡単」というイメージを持っている方が多いですが、Bubbleに関しては正直かなり難しいです。

ノーコード開発ツールの中では、最も難しいと言っても過言ではありません。

実際に自分である程度クオリティが高いアプリを開発するには、3ヶ月以上かかるのが一般的です。

とはいえ、プログラミング言語を0から学習する場合に比べたら難易度はかなり低いので、必要以上に身構える必要はありません。

経営者(導入者)におけるBubbleを活用する4つのメリット

【メリット①】開発費用を約50%削減可能

従来の開発とノーコード開発の費用の比較
従来の開発とノーコード開発の費用の比較と内訳

Bubbleでアプリを開発すると、コードを用いた従来の開発に比べて費用を約50%削減できます。

具体的には、1000万円〜2000万円していたものが、ノーコード開発だと500万円〜1000万円に削減されるイメージです。

そのため、サービスを開発したい場合はまずはBubbleの活用を検討するのがおすすめです。

»関連記事:【早見表つき】ノーコード開発にかかる費用相場まとめ

【メリット②】開発期間を50%以上短縮可能

従来の開発とノーコード開発の期間の比較
従来の開発とノーコード開発の期間内訳の例

Bubbleでアプリを開発すると、コードを用いた従来の開発に比べて期間を50%以上短縮できます。

具体的には、6ヶ月〜1年かかっていたものが、ノーコード開発では3ヶ月〜6ヶ月に短縮されるイメージです。

新規事業開発においてはスピード感は事業の成功を左右するといっても過言でないため、非常に大きなメリットとなっています。

»関連記事:ノーコードで開発期間を50%以上短縮できるって本当?【結論:本当】

【メリット③】デザインの自由度が高い

ノーコード開発となると通常は、レイアウトがかなり固定されてしまうのですが、Bubbleではデザインの自由度高く開発できます。

そのため、PC向けアプリ・タブレット向けアプリ・スマホアプリなど、どのデバイスに対しても対応することが可能です。

Bubbleではどのデバイスでも対応可能
Bubbleではどのデバイスでも対応可能

※ちなみに、Bubbleとよく比較されるAdaloというノーコードツールでは、以下のようにスマホのレイアウトで固定されてしまいます。

AdaloをPCで開いたときの画面
引用:Preps Recruiting

【メリット④】かなり高度な機能も実装可能

Bubbleは、外部サービスとの連携機能やプラグイン(拡張機能)が非常に豊富であるため、一般的な機能であれば実装できないことはほとんどありません。

思った以上に高度な機能も実装できるので「アプリ開発で迷ったら一旦Bubbleを検討してみる」という方もいるくらいです。

それほど優れたノーコードツールとなっています。

経営者(導入者)におけるBubbleを活用する4つのデメリット(注意点)

【デメリット①】アプリの読み込み速度が少し遅い

Bubbleで開発したアプリは、少しページの読み込み速度が遅い傾向にあります。

あくまで少し遅くなるだけであって致命的に遅いわけではないので、「読み込み速度が速いわけではない」くらいの認識で大丈夫です。

また、エンジニアによって差が出てくる部分でもあるので、読み込み速度を高速化したい場合は、優秀なエンジニアに発注する必要があります。

【デメリット②】非常に複雑なアプリの開発ができない

Bubbleでは用意されているパーツを組み合わせることによって開発を行うため、従来の開発に比べて複雑なアプリを開発できません。

Bubble開発(ノーコード開発)と従来のコーディング開発を図に表すと以下のようになります。

ノーコード開発とコーディング開発の費用を比較したグラフ

Bubbleは、開発するアプリが複雑になればなるほど指数関数的に開発コストが高くなっていきます。

そのためBubble開発を検討する際は、本当にBubbleで開発できるのか専門家に相談することがおすすめです。

»関連記事:「ノーコードでできないこと」って何?限界から3つの対策まで徹底解説

【デメリット③】プラットフォームに依存してしまう

Bubbleを利用すると、Bubble自体に仕様変更が合った際に影響を受けてしまいます。

例えば、Bubbleの料金値上げがあった場合、利用者はBubbleに依存してしまっているため対抗することができません。

現在まで致命的な仕様変更がなされたことはありませんが、今後多少の料金の値上げが起きる可能性があることは注意しておく必要があります。

【デメリット④】開発会社を選ぶのが難しい

Bubble開発では、開発会社によって天と地ほどクオリティに差が出ます

そのため、必ず信頼性が非常に高い会社を選びましょう。

信頼性が高いか見分けるポイントとしては、以下の3点に着目するとよいでしょう。

  • 実績があるか
  • 問い合わせた際の対応が丁寧か
  • 有益な情報発信をしているか

上記の特徴に1つも当てはまっていない会社は、リスクが高いためおすすめできません。

»関連記事:ノーコード開発会社おすすめ12社をプロが厳選。選び方まで完全解説

ノーコードツールBubbleの4つの料金プランを一覧表で紹介

Bubbleでは、以下の4つのプランが用意されています。

スクロールできます
Freeプラン
無料
Starterプラン
$29/月(年契約)
$32/月(月契約)
Growthプラン
$119/月(年契約)
$134/月(月契約)
Teamプラン
$349/月(年契約)
$399/月(月契約)
テスト開発
アプリのリリース
独自ドメイン
API連携
複数人での開発2人まで5人まで
バックアップ期間6時間2日間14日間20日間
月に使用できるワークロードユニット50K175K250K500K
ストレージ容量0.5GB50GB100GB1TB
おすすめの用途Bubbleを試したい場合アプリのリリース中規模の開発大規模の開発
出典:【Bubble公式】料金プラン

無料のFreeプランでは、以下のような制限がかかってしまうので注意が必要です。

  • テスト開発しかできない
  • API連携の確認ができない
  • ストレージ容量が小さい

そのため、本格的にBubbleを利用するのであれば有料のStarterプラン以上を契約する必要があります。

さらに詳しく料金プランについて知りたいという方は、【保存版】Bubble(ノーコード)の料金プランを徹底解説!ですべて解説しているのでそちらをご覧ください。

ノーコードツールBubbleによるアプリ開発事例5選

ここでは、ノーコードツールBubbleによって開発されたアプリを5つ紹介していきます。

さらに多くのアプリ開発事例を知りたい方は、【完全網羅】ノーコードBubbleの参考になる開発事例50選に代表的な事例をまとめていますので、そちらをご覧ください。

①【たった2週間で開発した事例】ノーコード開発費用シミュレーター

ノーコード開発費用シミュレーター」は弊社Walkersが運営しているノーコード開発にかかる費用をたった1分で見積もれるアプリです。

デザインを可能な限りシンプルにすることによって、不要な情報をすべて削ぎ落とし、わずか2週間でリリースすることに成功しました。

このアプリではノーコードの開発費用を、非常に簡単に見積もれますのでぜひ自身の手で試してみてください。

②【システム開発事例】飲食店のオーダー管理システム

一番飯店のオーダー管理システムの操作画面

一番飯店のオーダー管理システムは、オーダーの記録や厨房とのやりとり、混み具合の把握や個別会計などお店を回すのに必要な機能を持ち合わせたシステムです。

このシステムは弊社Walkersによって約2週間でベータ版が開発されました。
システムを導入してからオーダー間違えや漏れなどのミスがなくなり、業務の負担を約50%削減することに成功しました。

また、担当者はノーコード開発に対して、以下のようにコメントしています。

ノーコード開発のため、改善のスピードが早く、非常にありがたかったですね。簡単なものであれば、打ち合わせの途中ですぐに変更してもらえたほどです。実際に使ってみて感じた点をどんどん反映でき、店に最適化したシステムにできるのは、他社ではなかなかないと思います。

引用:柔軟なカスタマイズで最適なオーダーシステムを実現。スタッフの負担を50%削減できるシステムを構築できた理由

さらに詳しく飲食店専用のオーダー管理システムの事例について知りたい方は、
柔軟なカスタマイズで最適なオーダーシステムを実現。スタッフの負担を50%削減できるシステムを構築できた理由にまとめていますので、そちらをご覧ください。

③【AIアプリの開発事例】Prompt Lab(AIプロンプト活用アプリ)

Prompt Lab(プロンプトラボ)」は、AIプロンプトと呼ばれる「AIに適切な指示を出すための文章」を誰でも簡単に利用できるサービスです。弊社Walkersの自社サービスとして運用しています。

このサービスはBubbleによってわずか3週間でベータ版リリースまで行われました。SNSやPR TIMES上でも話題になり、開始2日で1万PVを突破しました。

BubbleではChat GPTとの連携を使うことにより、高品質なAIプロダクトを実現できる良い事例になれたと思います。

また、UI/UXなどのデザインにもこだわっているので、ぜひ触ってみてください。

④【海外のマッチングアプリ開発事例】CircleHome(Airbnbの家交換版アプリ)

CircleHomeのHP
出典:CircleHome

CircleHomeは、お互いの家を一時的に交換したい旅行者達をマッチングさせることで宿泊費0円で旅行を可能にするサービスです。Airbnbの家交換バージョンとも言えます。

このサービスはBubbleによって、約4ヶ月で開発されました。

リリース後は12万ユーロ(約2,000万円)の資金調達に成功しました。それからわずか数ヶ月後には10か国以上へ拡大し、ユーザー数は60,000人を超えるまでに成長しました。

創業者はBubble開発に対して、以下のコメントを残しています。

これは単なるWebサイトビルダーではありません。

Bubbleは、バックエンドとデータベースも兼ねたプラットフォームで、全てを備えています。

出典:Bubble公式

さらに詳しくCircleHomeの事例について知りたい方は、
開発経験ゼロの状態から1年以内に10か国以上へと拡大し、ユーザー数60,000人を擁するにまで成長したCircleHomeの成功事例にまとめていますので、そちらをご覧ください。

⑤【海外のeラーニングアプリ事例】Beelango(言語学習のeラーニングアプリ)

Beelango(言語学習のeラーニングアプリ)

Beelangoは、新しい言語をより早く、より簡単に習得するためのコース提供型eラーニングアプリです。

現在では、全世界でユーザー数は10万人以上売上高は30万ドル(日本円で約3500万円)を超えています。

Bubbleがプロトタイプ開発だけでなく、本運用でも通用するという証明をしてくれるような事例だと感じています。

»関連記事:【完全網羅】ノーコードBubbleの参考になる開発事例50選

【一覧表付き】Bubbleと他のノーコードツールを徹底比較

Bubbleと他のアプリ開発系ノーコードツールを徹底比較

Bubbleのようにコードを書かずにアプリを開発できる「Adalo(アダロ)」と「Glide(グライド)」というツールと比較していきます。

【比較①】開発できるアプリの種類

BubbleAdaloGlide
Webアプリ
非常に得意

PC画面不可
スマホアプリ
ネイティブアプリ
不可能
Webサイト
向いていない

向いていない
ECサイト
向いていない

向いていない

Bubbleはどのようなアプリでも対応可能です。

Adaloではアプリをスマホ画面にしか対応できないため、スマホ専用アプリ以外にはあまり向いていません。

Glideは簡易なWebアプリを専門としているため、Bubbleほど高度なアプリは開発できず、Webサイトなどにも向いていません。

【比較②】機能性

BubbleAdaloGlide
高度な機能の実装
非常に得意

限界あり

限界あり
実装できる機能の種類
非常に多い

限界あり

限界あり
パソコン画面のデザイン性
不可

限界あり
スマホ画面のデザイン性
開発にかかる時間
非常に早い

非常に早い
不具合時のサポート
年中無休の対応

Bubbleは欠点が特になく、機能性を重視したアプリを開発できるツールとなっています。

AdaloとGlideは開発期間は非常に優秀ですが、その分制約が多いノーコード開発ツールとなっています。

【比較③】費用

費用
BubbleFreeプラン:無料
Starterプラン:$29/月(年契約)
Growthプラン:$119/月(年契約)
Teamプラン:$349/月(年契約)
AdaloFreeプラン:無料
Starterプラン:$36/月(年契約)
Professionalプラン:$52/月(年契約)
Teamプラン:$160/月(年契約)
Businessプラン:$200/月(年契約)
GlideFreeプラン:無料
Starterプラン:$25/月
Proプラン:$99/月
Businessプラン:$249/月
2023年11月時点の料金プラン

費用に関してはどのツールも大きな違いはありません。

Bubbleと他用途のノーコードツールを徹底比較

ツール名メインの用途特徴
Bubble(バブル)Webアプリ
スマホアプリ
ネイティブアプリ
ECサイト
・最も開発できるアプリの幅が広い
・工夫次第で高度なアプリも開発可能
・特にWebアプリが得意
Adalo(アダロ)スマホアプリ
ネイティブアプリ
・ネイティブアプリも作成可能
・開発期間が早い
・高度な実装に限界あり
Glide(グライド)Webアプリ
スマホアプリ
・簡易なWebアプリが得意
・開発期間が早い
・高度な実装に限界あり
Webflow(ウェブフロー)Webサイト・高機能なWebサイトを作成可能
・コードのエクスポート機能が便利
・HTML/CSSの導入も可能
STUDIO(スタジオ)Webサイト・デザイン性が高い
・日本語対応
・高度な機能は実装できない
Wix ADI(ウィックス エーディーアイ)Webサイト・自動でWebサイトを作成可能
・クオリティは一般的
・プロが作成するWebサイトには劣る
Shopify(ショピファイ)ECサイト・機能が非常に豊富なEC制作ツール
・手数料も安い
・初期費用が3000〜かかってしまう
BASE(ベイス)ECサイト・初期費用0でECサイト制作が可能
・サポートが充実
・手数料は高い
Airtable(エアテーブル)データ管理・利便性の高いデータベースツール
・Exelよりも管理に特化している
・デザイン性も非常に高い
Zapier(ザピアー)業務自動化・業務を自動化することができる
・連携できるツールは3000以上
・英語が苦手でない方向け
Notion(ノーション)ドキュメント・用途の幅が広いオールインワンツール
・日本語にも対応
・多機能がゆえに覚える操作が多い
Octoparse(オクトパース)スクレイピング・簡単にWebスクレイピングが可能
・日本語にも対応
・テンプレートの利用が便利
Lark(ラーク)業務効率化・最も業務効率化に適しているツール
・ビジネスで必須のツールが一元化
・機能の連携が非常にスムーズ

»関連記事:【最新比較】無料のおすすめノーコードツール13選

ノーコードツールBubbleの始め方・使い方

Bubbleの利用を始めるには、以下の手順でアカウントを開設する必要があります。
※おそらく3分程度でできます。

STEP
Bubble公式サイトに移動

以下のURLからBubble公式サイトに移動します。

https://bubble.io

STEP
【Get started for free】をクリック
Get started for free
STEP
メールアドレス・パスワードの登録

Googleアカウントまたは、メールアドレス&パスワードを設定して【Get started】をクリック。

Get started
STEP
プライバシーポリシーに同意する

プライバシーポリシーが表示されるので【 I agree Bubble’s terms …】をクリックして同意。

I ageree Bubble's terms...
STEP
アンケートに答える

ここから3ページに渡ってアンケートが表示されるので、適当に記入し【Next】をクリック。

最後に【Submit】をクリックすると、アカウントの作成が完了します。

questionnaire1
questionnaire2
questionnaire3

Bubbleの使い方を詳しく知りたい方は、【動画で学ぶ】ノーコードBubble(バブル)の使い方完全ガイド【すべて日本語で解説】ですべて解説しているため、そちらをご覧ください。

よくある質問集

Bubbleのセキュリティは安全なの?

非常に安全です。
Bubbleはノーコードツールの中でもセキュリティが非常に高いツールとなっています。

詳しくはBubbleのセキュリティは本当に安全?【結論:安全だが注意点もあり】でまとめていますので、そちらをご参考ください。

サイバー攻撃に対して対策されているの?

厳密に対策されています。

詳しくは知っておくべき21種類のサイバー攻撃とBubbleでの安全性まとめをご覧ください。

もしBubbleがサービス終了したらどうなるの?

Bubbleが何らかの理由でサービス終了した場合「ソースコードを公開する」ことを名言しています。

よってサーバーを立ち上げれば、公開されたソースコードを用いてアプリを運用し続けられます。

詳しくはもしBubbleのサービス提供が終了したらどうなるの?をご覧ください。

Bubbleを導入している企業は?

Bubbleは、以下の世界的大企業などで利用されています。

  • Shopify(シェア率No.2 ECプラットフォーム)
  • HubSpot(15万社以上が使う営業支援ツール)
  • hp(パソコン・情報通信業の大手会社)
  • VMware(ITクラウドの大手会社)
  • L’Oréal(最大規模の化粧品会社)
  • Lyft(売上高10億ドルを誇る運輸ネットワーク企業)
  • YAMAHA(ピアノやバイクで有名な日本の上場企業)
  • DANONE(ヨーグルトで有名な世界的企業) etc…
開発費用の相場はどれくらい?

Bubble開発にかかる費用の相場は開発するアプリによって異なりますが、

通常は平均50%、補助金制度を利用した場合は平均80%のコスト削減が見込めるため以下のように概算できます。

  • Bubbleのみ利用:従来は1500万円かかるアプリが約750万円に
  • Bubble×補助金利用:従来は1500万円かかるアプリが約300万に

ノーコード開発×補助金費用シミュレーターにて1分で概算費用を見積もりできますので、ぜひご利用ください。


Bubbleを上手く活用することで、コストを最大限に削減してサービスをリリースできます。皆さんも事業にBubbleをぜひとも取り入れてみてください。

Walkersでは成果が実証されたノウハウをもとに、事業を成功に導くためのBubble開発支援を行っています。新規事業開発でお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。⇒Walkersのサービス紹介資料を見る(無料)

クリックできる目次