本記事では、過去200社以上のプロジェクトに携わる中で、弊社Walkers(ウォーカーズ)が読者にとって参考になると感じた100個のノーコード開発事例を紹介します。
Walkersでは「開発ノウハウがない」「最大限に効率よく開発を進めたい」企業さまに、事業を成功に導くノーコード開発支援を行っています。⇒ノーコード開発支援サービスの概要はこちら
本記事の内容は下記のYouTube動画でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。
運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。
執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マッチングアプリのノーコード開発事例20選
①PM Career(プロダクトマネージャー人材の転職マッチングアプリ)
PM Career(ピーエムキャリア)とは、プロダクトマネージャー人材専門の転職マッチングサービスです。厳選されたプロダクト開発会社のみが紹介されるため、転職希望者はスキル向上とキャリアアップを同時に追求できます。弊社Walkersによって開発されています。
このサービスは「Bubble(バブル)」というアプリ開発特化のノーコードツールによって約3ヶ月で開発されています。
また、創業者はPM Careerの他に、後ほど紹介するPM Schoolというサービスも連続的にリリースしており、2つのサービスを創業してから1年以内に黒字化に成功しています。
創業者はサービスを連続で立ち上げに成功した要因について下記のようにコメントしています。
今回私が連続でサービスリリースできた大きな要因にノーコードツールの普及と品質の向上があります。これを言うと驚かれるのですが、PM SchoolとPM Careerはリリース時には本当に一行もプログラムを書いていません。せいぜいGoogle AnalyticsやTag Managerのタグくらいでしょうか。本当にプログラムっぽいものは一切書きませんでした。
引用:爆速でニーズ把握&連続プロダクトリリースをした事業立ち上げ方法
ノーコード開発は、スピード感を持って高度なアプリを開発できるため、起業家にこそおすすめの開発方法となっています。
おまけですが、弊社Walkersのノーコード開発に対して嬉しい声をいただけたので、紹介しておきます。
私自身、ノーコードツールでプロダクトを作るのは初めてだったのですが、ノーコードツール特化の開発会社を経営している @tsukasa_hiraga のアドバイスを多数もらって「これならいける!」と思ったことが大きかったです。皆様、ノーコードツール開発のご相談は彼にどうぞ。
引用:爆速でニーズ把握&連続プロダクトリリースをした事業立ち上げ方法
※@tsukasa_hiraga は弊社WalkersメンバーのTwitterアカウントです
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②Messly(非常勤医師と病院のマッチングアプリ)
Messly(メスリー)は、非常勤医師と医師不足である病院をマッチングさせて過不足を埋めるサービスです。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、ネイティブアプリとしてiPhone・Androidの両方で運用しています。
登録している医師の数は25,000人以上に到達しており、その後、会員数650万人以上の世界最大規模の医師ネットワークである上場企業に買収されました。
また、このサービスはApp Storeにおいて星4.8以上(評価者は430人)というほぼ完璧に近い高評価をもらっています。
より詳細にMesslyの事例を知りたい方は、
Bubbleに切り替えてわずか3年でユーザー数25,000人を達成。ネイティブアプリとしてApp Storeで4.8/5の高評価を獲得し、事業売却を実現したMesslyの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
③Flexiple(エンジニア人材特化のマッチングアプリ)
Flexiple(フレキシプル)は、開発をメインとしたエンジニア人材に特化したマッチングプラットフォームです。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、ノーコードを用いることで年間最大3万ドル(約450万円)の運用コストを削減することに成功しています。
現在では、求職者のユーザー数は10万人を超えるまでに拡大しており、年間収益は(約4億5千万円)にまで成長しています。
創業者は、ノーコードツールの中でもBubbleを選択した理由について、下記のように述べています。
コードを書く場合でも、Bubble のようなツールを使用する場合でも、どちらも目的を達成するための手段です。しかし、取り組んでいる問題を実際に解決することが目的であれば、Bubble は多くの点で優れたツールだと思います。
出典:Bubble公式
より詳細にFlexipleの事例を知りたい方は、
年間最大3万ドル(約450万円)を節約し、年間収益を300万ドル(約4.5億円)にまで拡大したFlexipleの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
④CircleHome(一時的に家を交換したい旅行者のマッチングアプリ)
CircleHome(サークルホーム)は、お互いの家を短期間交換することを望む旅行者同士を繋げることで、宿泊費無料の旅を実現するサービスです。いわばAirbnbの家交換版のようなものです。
このサービスは「Bubble」によって、約4ヶ月で開発されました。
リリース後は12万ユーロ(約2,000万円)の資金調達に成功しており、そのわずか数ヶ月後にはサービス提供地域を10か国以上に拡大し、ユーザー数は6万人を超えるまでに拡大しました。
創業者はノーコードツールBubbleを用いた開発について、下記のように述べています。
これは単なるWebサイトビルダーではありません。
Bubbleは、バックエンドとデータベースも兼ねたプラットフォームで、全てを備えています。
出典:Bubble公式
より詳細にCircleHomeの事例を知りたい方は、
開発経験ゼロの状態から1年以内に10か国以上へと拡大し、ユーザー数60,000人を擁するにまで成長したCircleHomeの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
⑤FiveTeams(IT人材特化の匿名求人サイト)
FiveTeams(ファイブチームズ)は、IT分野に特化した匿名のオンライン求人サイトです。個人情報を非公開にすることで、企業は経験や能力のみを基準にして採用を行うことが可能になります。
このサービスは、以下のノーコードツールを組み合わせて開発されています。
- Bubble:アプリ開発
- Webflow:Web制作
- Stripe:決済連携
- Zapier:他ツールとの連携
- Twilio:コミュニケーション機能実装
- Algolia:高度な検索機能実装
- SendGrid:メール機能実装
- MailerLite:マーケティング分析
現在、このサービスに15,000人以上のユーザーが登録し、事業は順調に成長を続けています。
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⑥Kappa TrainUp(パーソナルトレーナーとトレーニーのマッチングアプリ)
Kappa TrainUpは、フィットネスインストラクターやパーソナルトレーナーとこれからトレーニングを始めたい人(トレーニー)をマッチングさせるサービスです。トレーナーは在宅で仕事を行うことができ、トレーニーはジムに行くことなく自宅でトレーニングができます。
このサービスは「Bubble」によってコロナの時期に開発されました。その結果、開始から数週間以内に1,800 人を超えるトレーナーを獲得し、リリース直後は毎日推定28,000 人のユーザーの獲得に成功しました。
創業者はコロナの時期にサービスをリリースした成果について、下記のように述べています。
私たちのこれまでの最大の成果は、ロックダウンされてジムが閉鎖されたり、さらに悪いことに破産したりしても、何百人もの人々がお金を稼ぎ、生計を立て続けるのを支援できたことです。
引用:Bubble App of the Day: Kappa TrainUp
コロナによって生まれた人の悩み(ニーズ)を、ノーコード開発を用いて高速で解決するという動きは非常に参考になると感じています。
⑦Marlow(専門家と学習者のマッチングアプリ)
Marlow(マーロウ)は、特定の専門技術を持つ人と、その技術を学びたい生徒を結びつけるアプリケーションです。ユーザーは登録後、アンケートに答えるだけで専門家とのマッチングが可能になります。
このサービスは「Bubble」によって約2ヶ月で開発されました。
開発者は当初、たった4カ月分の貯蓄しかなかったと言います。その中で、低コストで短期間に高機能を実現できるBubbleを発見し「これしかない」と思い開発を決心したそうです。
現在、Marlowは国際的にも事業を展開しており、将来が非常に期待されるアプリに成長しています。
» 出典:【Bubble公式】Marlow開発者へのインタビュー
⑧Codemap(ノーコード人材特化のマッチングアプリ)
Codemap(コードマップ)は、ノーコード開発スキルを持つエンジニアと企業を結びつける、世界で初めてのノーコード人材特化のマッチングサービスです。
このサービスは「Bubble」によって、約3か月で開発されました。
現在、4500社を超えるクライアントが利用しており、これまでに18,000件を超えるプロジェクトのマッチングを実現しています。
»出典:【Bubble公式】Codemap開発者へのインタビュー
⑨PierShare(ボート所有者と船着場のマッチングアプリ)
PierShare(ピアーシェア)は、ボート所有者と船着場のマッチングサービスです。
海外で家を購入すると船着場が付いてくる場合があるのですが、すべての人がボートを所有しているわけではないため、無駄になるケースがありました。また、ボートを持っているにも関わらず船着場を持っていない人もいたため、それらの人々をマッチングさせることで不便を解消するサービスとなっています。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、2年間で約150 隻のボートの停泊に成功し、 1,300人のユーザーの獲得を達成しました。
PierShareの創業者は、Bubbleで開発を行う利点について以下のようにコメントしています。
アクティブユーザーを対象に製品を市場に投入できるだけでなく、カスタムのエンジニア チームが行うよりも早く製品を市場に投入することができました。
出典:https://makerpad.zapier.com/posts/jonathan-timianko-building-the-airbnb-for-boaters
⑩Escape the City(各分野のプロフェッショナル人材特化の転職マッチングアプリ)
Escape the City(エスケープ ザ シティ)は、様々な専門分野のプロフェッショナル人材を対象とした求人アプリです。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、公開からわずか数週間で1500社以上の企業とのパートナーシップを確立しました。
また、2021年当時の月間PV数は約1万でしたが、2022年から現在にかけては平均して月間3万PVを超えており、事業拡大を継続しています。
» 出典:【Bubble公式】Escape the City開発秘話
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⑪Remote Circle(リモートワークの仕事探し求人サイト)
Remote Circle(リモートサークル)は、リモートで仕事をしたい人向けに作られた求人サイトです。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、Product Huntと呼ばれる世界最大のプロダクトキュレーションサイトで5位を獲得しています。
現在では、We Work Remotelyというリモートワーク求人サイトに買収されています。そのため、サイトにはアクセスできません。
»出典:What I’ve learnt from selling 2 no-code business
⑫HEY MARKETERS(マーケター向け求人サイト)
HEY MARKETERS(ヘイ マーケターズ)は、マーケター人材に特化した求人情報サイトです。
このサービスは「Webflow(ウェブフロー)」のテンプレートを用いて3週間で開発されています。
かなり簡易なサイトであるにも関わらず収益化に成功しており、Product Huntと呼ばれる世界最大のプロダクトキュレーションサイトでもデイリー部門5位となっています。
現在は、事業の方向転換がなされておりSwipe Filesというサイトになっています(こちらもWebflowで作成されている)。
»出典:【翻訳】コードは書けないけど、1人で作ったwebサービスを収益化した話
⑬Preps Recruiting(学生アスリートとコーチをつなぐマッチングアプリ)
Preps Recruiting(プレップスリクルーティング)は、学生のアスリートとコーチを結びつけ、奨学金の提供やアスリートの採用支援を行うサービスです。
このサービスは「Adalo(アダロ)」というスマホアプリ開発ツールで構築されています。直感的でシンプルな機能となっており、余計なものがないため使い勝手が非常に良くなっています。
Adaloでの開発では複雑な機能の実装は難しいですが、シンプルな機能であれば効率的に開発が実現可能です。
»出典:【Adalo公式】Preps Recruitingのアプリ紹介
⑭Comet(ITフリーランス人材特化のマッチングアプリ)
Comet(コメット)は、ITフリーランス人材と企業を結びつけるサービスで、企業の求める条件を満たすフリーランスをAIが48時間以内に自動で見つけ出します。
このサービスは「Bubble」によって開発されています。また、5年以上にわたり運営されており、15,000人以上のフリーランスが登録、世界中に1,000社以上のクライアントがいます。
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⑮Reachr(インフルエンサー人材と企業のマッチングアプリ)
Reachr(リーチャー)は、インフルエンサーとブランド企業をつなげるマーケティングプラットフォームで、コミュニケーション、資金の管理、そして分析やレポートの作成を一手に担います。
このサービスは「Bubble」によって約3ヶ月で開発され、運営開始後たった2〜3ヶ月で収益化に成功しました。現在は世界中で2,000人以上のマッチングを成立させています。
開発者はノーコードツールの中でもBubbleを選んだ理由として3つの点を挙げており、Bubbleの開発導入を検討している方々への参考になるでしょう。
- 実装可能な機能の多さ
- 開発やデザインの多様性
- 修正の簡単さ
» 出典:【Bubble公式】Reachr開発者へのインタビュー
⑯LLoyd(キャリアアドバイザーとのマッチングアプリ)
LLoyd(ロイド)は、ユーザーとキャリアアドバイザーとマッチングさせ、最適なキャリアパスを見つける手助けをするサービスです。
このサービスは「Adalo(アダロ)」を使用した非エンジニアによって約3ヶ月の開発期間を経て公開されました。
現在はサービス終了していますが、非エンジニアが短期間でアプリを開発した事例として参考になると感じたため、紹介しました。
⑰CLITCH(ゲーマーのためのマッチングアプリ)
CLITCH(クリッチ)は、ゲーマーが一緒にゲームをする仲間を探すためのマッチングサービスです。
このサービスはノーコード開発ツールである「Bubble」によって開発されており、コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)から1,000万円の資金調達に成功しました。
創業者はノーコードツールの中でもBubbleを選んだ理由として、以下のようにコメントしています。
出資していただいて開発しているので、出資額がキャッシュアウトする前に爆速で進めないといけませんでした。
CLITCHの機能を試す開発となると、早く作ってユーザーの反応を見ながら改善するという流れが重要です。
引用:【NoCodeメディア】「CLITCH」でゲーマーのコミュニティ活性化を狙う大学生を直撃!
Bubbleだとスピード感を持って改善案を反映できるので、ノーコードの大きな強みとして感じています。
※当サービスは2023年3月29日に終了していますが、希少な資金調達事例であるため紹介させていただきました。
⑱ABABA(最終面接まで到達した就活生と企業のマッチングアプリ)
ABABA(アババ)は、最終面接まで到達した就活生と企業をマッチングさせるサービスです。学生にとっては面接プロセスが無駄にならず、企業にとっては優秀な学生と効率的に接触できる革新的なコンセプトとなっています。
このサービスは「Bubble」を利用して約4カ月で開発されました。
現在までに総額4.5億円の資金を調達し、さらなる成長が期待されています。
»出典:【新常識】エンジニアがいないスタートアップのサービス開発手法
»出典:【PR TIMES】【お祈りエールを日本の文化に。】新卒ダイレクトリクルーティングサービスのABABAがシリーズAの1stクローズで2.5億円の資金調達を実施。累計調達額は4.5億円に。
⑲SPOTTO(新卒就活生と企業をオンラインで繋げるマッチングスマホアプリ)
SPOTTO(スポット)は、新卒就活生と企業をオンラインで繋ぐ面接マッチングアプリです。
このアプリは「Adalo」で開発されており、ノーコードで開発されたアプリの中で日本で初めて買収されたため、大きな注目を浴びました。
SPOTTOのリリースまでにかかった時間は以下の通りです。
- 枠組みの制作:3日
- アプリの構築:1週間
- 仮説検証によるテスト:3週間
- 合計:約1ヶ月
また、SPOTTOを買収を行った方は下記のように述べています。
僕は「ノーコードで開発されているけどクオリティが低い」みたいな状態だったら買収してませんでした(笑)
実際に完成したアプリを見てみると、ノーコードだと気づかないくらいのクオリティだったんですよ。
引用:https://tokyofreelance.jp/nocode-interview/
このアプリは現在サービス終了しているみたいですが、非常に参考になる事例であったため紹介しました。
»出典:【PR TIMES】WEB説明会のプラットフォームサービス「SPOTTO(スポット)」がリリース
»出典:日本初のノーコードアプリ買収となった「SPOTTO」の開発秘話を徹底取材!
⑳TOTTA(プロカメラマンとのマッチングアプリ)
TOTTA(トッタ)は、現役のプロカメラマンがプロデュースするビジネス・ウェディングに関する撮影依頼に特化したプロカメラマンを検索・依頼できるプラットフォームです。
このサービスは、Webサイトとして完結する部分は「Webflow」で制作されており、プログラムが必要な部分は「Bubble」を用いて開発されています。
ノーコードツールの得意分野のみを活用することで、利便性を最大限に高く構築しています。
»出典:【PR TIMES】プロカメラマンマッチングサイト「TOTTA」リリース
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eラーニング・教育システムのノーコード開発事例10選
①Tech Studio(ノーコード学習者向けeラーニングアプリ)
Tech Studio(テックスタジオ)は、ノーコードエンジニアを目指す方向けに作られた動画配信によるeラーニングシステムスクールです。弊社Walkersの自社サービスとして運用しています。
このシステムは「Thinkific(シンキフィック)」というeラーニングシステム特化のノーコードツールによってわずか1ヶ月で開発されています。250本以上の動画が内蔵されており、コードを書くことによってノーコードだけでは取り入れられない機能を実装し、より利便性の高いサービスを構築しました。
また、リリース後は50名以上の受講生を輩出し多数の企業様にも導入されています。
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②PM School(プロダクト作りを学べるeラーニングアプリ)
PM School(ピーエムスクール)とは、日本初のプロダクト開発をプロから体系的に学べるオンラインスクールです。開発は弊社Walkersが担当しています。
このシステムは「Thinkific(シンキフィック)」というeラーニングシステム特化のノーコード開発ツールによって約3ヶ月で開発されました。正式リリースからわずか2ヶ月で生徒数が150名を突破し、「PM Career」を含むPMサービス事業を立ち上げてから1年で黒字化にも成功しています。
»出典:PM School正式リリース2ヶ月で生徒150名を突破し記念キャンペーンを開催
③ロンドン大学医学部の教育システム
ロンドン大学医学部では、内部教育システムの開発に「Bubble」を利用しています。
このシステムは6カ月の開発期間を経て公開されました。
最初はロンドン大学医学部専用の教育システムとして運用されていましたが、その高い完成度が他の大学の関心を引き、結果として自社サービスとしても提供されるようになりました。現在、このシステムは12,000人以上のユーザーを獲得し、収益化を達成しています。
開発者は、ノーコードツールBubbleの機能性について下記のように述べています。
Bubbleのおかげで、以前はできなかったことがたくさんできるようになりました。そしてそのスピードは、以前であれば何年もかかっていたものが今では 1か月、1週間、さらには1日で済みます。
出典:Bubble公式
より詳細にロンドン大学医学部の事例を知りたい方は、
ロンドン大学医学部がBubbleを用いて6ヶ月でサービスをリリースし、12,000人超えのユーザーを獲得した成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
④GoodCourse(約5分間の短い動画を用いたeラーニングスマホアプリ)
GoodCourse(グッドコース)は、マイクロラーニング方式(約5分間の短い動画を用いたeラーニング)を採用し、TikTok風の縦型画面で学習を進めることが可能なサービスです。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、プロジェクト開始からたった18カ月で100万ドル(約1億4000万円)の資金を調達し、迅速に成長を遂げました。
創業者は、ノーコードツールという選択肢の中からBubbleを選んだ理由について次のように述べています。
Bubbleは一度に複数のツールをつなぎ合わせるのではなく、Webアプリケーションを1つのツールで完結できる唯一のプラットフォームでした。
Bubbleでは、新しいトレンドに素早く反応して取り入れることができます。
Bubbleのおかげで、学習テクノロジー市場の絶え間ない変化に対して、将来も対応させることが可能です。
出典:Bubble公式
より詳細にGoodCourseの事例を知りたい方は、
Bubbleでオンライン学習サービスを開発し、100万ドル(約1億4000万円)の資金調達を実現したGoodCourseの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
⑤MakerPad(ノーコード学習プラットフォーム)
MakerPad(メイカーパッド)は、ノーコードを用いたWeb制作やサービス開発を学べる学習プラットフォームです。ノーコードを世に広めるのに大きく貢献したため、ノーコード業界では非常に有名となっています。
このプラットフォームでは、以下のノーコードツールが使われています。
- Webflow:Web制作ツール
- Airtable:データベースツール
- Zapier:連携ツール
- Memberstack:会員サイト構築ツール
また、Product Huntと呼ばれる世界最大のプロダクトキュレーションサイトではノーコード部門で年間1位を獲得しており、月25,000ドル(約375万円)以上の収益を達成。その後は資金調達に成功し、Zapierによって買収されました。
»出典:No-code founders are on the rise. Are they making money?
»出典:【AppMaster】Zapier がノーコード教育プラットフォーム Makerpad を史上初の取引で買収
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⑥No-Code MVP(ノーコードを使ったMVP作成のオンラインスクール)
No-Code MVP(ノーコードエムブイピー)は、ノーコードを用いたMVP作成を用いてスタートアップのアイデアを迅速に構築して検証する方法を学べるオンラインスクールです。
このサービスはオンライン講座制作ツールである「Podia(ポディア)」で開発されています。
このスクールでは1,000人以上の有料会員を獲得し、月最高8,000ドル(約120万円)の収益を達成しました。
»出典:https://www.indiehackers.com/product/no-code-mvp/revenue
⑦Beelango(コース形式で言語を学べるeラーニングアプリ)
Beelango(ビーランゴ)は、新しい言語学習を迅速かつ容易にするためのeラーニングアプリで、コース形式で提供されます。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、現在は世界中で10万人を超えるユーザーを持ち、売上は30万ドル(約3500万円)超えを達成しています。
Bubbleを用いた開発が世界的にも通用することを示す、良い事例と言えるでしょう。
» 出典:【Bubble公式】Beelango開発者へのインタビュー動画
⑧Lockdown Language Exchange(コロナ失業者向け言語学習サービス)
Lockdown Language Exchange(ロックダウンランゲージエクスチェンジ)は、新型コロナウイルスの影響によって失業した人のために作られた、非営利団体により展開された言語学習サービスです。
このサービスはマーケットプレイス制作ツールである「Sharetribe(シェアトライブ)」によって、わずか10日で開発されています。
コロナ騒動が落ち着いた現在は運営されていませんが、時流に乗ってサービスを高速で開発するという、ノーコードの長所を生かした参考になる事例だと感じています。
»出典:Creating Lockdown Language Exchange — From Crisis, to Concept, to Creation
⑨Emotional Resilience(10代の若者向けのメンタルヘルス改善アプリ)
Emotional Resilience(エモーショナル レジリエンス)は、10代の若者向けに開発されたアプリで、メンタルヘルスの向上や感情の追跡など、自己成長に役立つ機能が搭載されています。
このサービスは簡易なWebアプリ開発ツールである「Glide(グライド)」によって、必要最小限の機能で開発されています。開発の知識がある人が開発すれば、1日あれば十分に開発できるでしょう。
このような最小限の機能で済むアプリ開発には、Glideが特に適していると分かる事例となっています。
»出典:Emotional Resilienceの開発者によるアプリ紹介
⑩LikePay Dev Academy(Webflow学習者向けeラーニングシステム)
LikePay Dev Academy(ライクペイデブアカデミー)は、Web制作ノーコードツールである「Webflow」の学習に特化したオンラインスクールです。
このシステムは「Webflow(ウェブフロー)」によって開発されており、300本以上の動画を内蔵しています。累計会員数は200人を突破しており、3年以上も最前線でオンラインスクールを提供し続けています。
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AIアプリのノーコード開発事例5選
①Prompt Lab(AIへの指示を誰でも簡単に活用できるアプリ)
Prompt Lab(プロンプトラボ)は、AIプロンプトと呼ばれる「AIに適切な指示を出すための文章」を誰でも簡単に利用できるサービスです。弊社Walkersの自社サービスとして運用しています。
このサービスは「Bubble」によってたった3週間でベータ版リリースまで行われました。SNSやPR TIMES上でも話題になり、開始2日で1万PVを突破しました。
BubbleではChatGPTとの連携を使うことにより、高品質なAIプロダクトを実現できる良い事例になれたと思います。
また、UI/UXなどのデザインにもこだわっているので、ぜひ触ってみてください。
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②Synthflow AI(会話型AI音声アシスタント開発アプリ)
Synthflow AI(シンスフローエーアイ)は、プログラミングなしで「会話型AI音声アシスタントを活用したタスク自動化ツール」を作成可能なサービスです。
このサービスは「Bubble」によってわずか2週間でベータ版が開発され、開始から半年でユーザー数が7,000人を超え、180万ドル(約2.6億円)の資金を調達する快進撃を遂げました。
創業者はノーコードツールの中からBubbleを選んでAIサービスを開発したことについて、下記のように述べています。
GoogleやOpen AIなどの大手企業が何をリリースするかわからないので、誰もが明日には時代遅れになるかもしれないという不安を持っています。
しかし、私たちはBubbleのおかげで迅速に改善できるという利点があり、また、独自のエージェントと独自のデータを持っているため、そのことをあまり恐れていません。
出典:Bubble公式
近年のテクノロジーの急速な進化を考慮すると、ノーコードを用いた迅速な開発は大きな利点として働くと実感しています。
より詳細にSynthflow AIの事例を知りたい方は、
わずか6か月で、7,000人以上のユーザーと180万ドル(約2.6億円)の資金を獲得する企業に成長したSynthflow AIの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
③Byword(AIによってSEOに特化した記事を作成できるアプリ)
Byword(バイワード)は、AIを活用して質の高い記事を作成することができるサービスで「画像生成」「内部リンク」「カスタムCTA」など、ChatGPTでは提供されていない高度な機能を提供しています。
このサービスは「Bubble」を使用してたった4週間で開発されました。現在は4,000人を超えるユーザーに利用され、生成された記事の数は10万以上となっています。
創業者は、Bubbleを利用したノーコード開発に対して下記のように述べています。
他のプラットフォームでこれほど完成度の高いものをどうやって構築すればいいのかわかりません。
出典:Bubble公式
より詳細にBywordの事例を知りたい方は、
たった1人の力でAIサービスをわずか4週間で開発し、ユーザー数4,000人以上へと成長したBywordの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
④BluBinder(AIを連携した金融支援アプリ)
BluBinder(ブルバインダー)は、「人生のファイナンシャルナビゲーター」を掲げる金融支援サービスで、金融に関する知識の提供、財務や法律の専門家との繋がり、及び必要な文書の管理機能を提供しています。
このサービスは従来のコード開発では6か月以上の時間が見込まれていましたが「Bubble」の利用により、たった1か月での開発が可能となりました。この開発期間の大幅な短縮により、少なくとも15万ドル(約2250万円)のコスト削減を達成しました。
さらに、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のAIツールとの連携を通じて、利便性を高める機能開発にも積極的に取り組んでいます。
創業者は、Bubbleによるノーコード開発で実現可能な機能について下記のように述べています。
Bubble自体でできることはたくさんあります。そして、追加の外部コードが少しあれば、さらに効率的にするものを組み込むことができます。
出典:Bubble公式
より詳細にBluBinderの事例を知りたい方は、
15万ドル(約2250万円)以上の節約に成功し、わずか1か月でプロダクトを開発。8か月で4社のパートナー顧客を獲得したBluBinderの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
⑤NuShift(AIによるデータ検索の効率化アプリ)
NuShift(ヌーシフト)は、AIを用いてデータ管理を効率化するサービスであり、ユーザーはAIアシスタントに単純な質問をすることで、必要なデータを迅速に検索できるようになります。例えば、「この技術者が作成した作業指示書は何件ですか?」や「今週の総コストはいくらですか?」といった問いかけに対して、すぐに求めているデータを得ることができます。
このサービスは、従来のコード開発であれば4~6か月の開発期間が予測されていましたが「Bubble」の使用により、開発期間をわずか4週間に短縮することが可能になりました。そのおかげで、開発コストも90%以上削減できたと開発者は報告しています。
さらに、Bubbleによるノーコード開発では「短期間」かつ「低コスト」でリリースできることから、下記のようにも述べています。
Bubbleはスタートアップにとって非常に友好的です。
Bubbleを使用することで、ビジネス面では合理的に事業拡大ができ、自己資金で賄えることもわかりました。
出典:Bubble公式
より詳細にNuShiftの事例を知りたい方は、
AIを活用したアプリを従来の5~10%の資金とわずか4週間の期間で開発し、1年以内に数百万ドル(3~5億円)規模への成長が見込まれるNuShiftの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
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金融サービスのノーコード開発事例5選
①Much(借金を効率的に返済するための予算管理アプリ)
Much(マッチ)は、銀行の取引履歴を分析し、借金の効率的な返済方法を提案する予算管理サービスです。
このサービスは従来のコード開発では約12ヶ月の開発期間が必要とされていましたが、「Bubble」の使用により、わずか2ヶ月での開発が可能となりました。また、このサービスはiPhoneとAndroidの両方のネイティブアプリとして利用可能です。
このサービスの機能を利用したユーザーは、年間で平均約1,100ドル(約16.5万円)の節約に成功しています。成果が出続けたことから現在では3,000人以上のコミュニティまで規模を拡大し、ニューヨークのタイムズスクエアという一流のロケーションに広告を掲載できるほどに成長し、さらなる事業拡大が期待されています。
より詳細にMuchの事例を知りたい方は、
12か月かかると想定されたアプリをわずか2か月で開発し、3,000人規模のコミュニティーを擁し、ニューヨークの一等地に広告掲載されるまでに成長したMuchの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
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②Strabo(国を越えて個人資産を管理できるアプリ)
Strabo(ストラボ)は、さまざまな通貨や地域にまたがる個人の資産を一元管理し、投資目標の追跡と予測が可能な統合ダッシュボードを提供しています。
このサービスは「Bubble」を使用してわずか数週間内にプロトタイプが作成され、最終的にはたった1ヶ月で製品版の開発を完了しました。
現在、Straboは11ヶ国、1万を超える金融機関との連携を実現しており、外国為替の送金、確定申告サポート、パーソナライズされた金融教育といったサービスで事業の範囲を広げています。
創業者は、ノーコードツール「Bubble」を用いた開発の機能性について下記のように述べています。
Bubble を使用すると数週間でプロトタイプを作成できるだけでなく、ユーザーのフィードバックを収集して迅速に改善することもできます。
BubbleのAPIコネクタを使用すると、アプリをさまざまな銀行機関と簡単に連携可能です。
出典:Bubble公式
より詳細にStraboの事例を知りたい方は、
開発期間わずか1ヶ月、開発費用わずか320ドル(約47,000円)、1万以上の金融機関と繋がる世界的な個人資産管理ツールを構築したStraboの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
③Dividend Finance(不動産所有者特化の金融支援アプリ)
Dividend Finance(ディヴィデンドファイナンス)は、太陽光発電や家の改修など、不動産所有者に最適な金融ソリューションを提供するサービスで、配当金を利用した資金調達により事業成長を図ることを目指しています。
このサービスは「Bubble」を使って開発され、現在までに合計で10億ドル(約150億円)以上のローンの決済を成功させています。
④Here(民泊物件投資サービス)
Here(ヒヤー)は、少額からの民泊物件への不動産投資を可能にするサービスです。不動産投資への参入障壁を下げて、株式投資と同じように実行できる環境を整える目的で作られました。
このサービスは「Bubble」によってわずか10週間で開発されました。たった数ヶ月で1万人以上のユーザーを獲得し、700万ドル(約10億円)の資金調達にも成功しています。
2024年1月にサービス終了しましたが、Bubbleの可能性を感じられるサービスであったため紹介させていただきました。
»出典:HERE Invest in vacation rentals like stocks
⑤Qoins(借金返済の管理アプリ)
Qoins(コインズ)は、借金返済の管理をして、無駄な出費を自動で減らしてくれるサービスです。ネイティブアプリにも対応しています。
このサービスは「Bubble」によって開発されました。2018年に75万ドル(当時の日本円で約8000万円)の資金調達を行っており、同年には全米で最大規模の金融テクノロジー賞を受賞しています。
現在ではサービス終了となっていますが、当時のネイティブアプリとしての完成度は高く、資金調達を行っている事例であったため紹介しました。
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SaaSのノーコード開発事例5選
①Verve(リモートワーク改善SaaS)
Verve(ヴァーヴ)は、リモートワークを行うチームの間で感じられるつながりの欠如という問題を解決するためのサービスです。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、創業してからわずか3ヶ月で60,000ドル(約890万円)を収益として上げることに成功し、Meta社やHP社といった世界的に有名な大企業にも支持されています。
現在では世界中の45社以上のグローバル企業にサービスを提供しています。
より詳細にVerveの事例を知りたい方は、
創業第1四半期に60,000ドル(約890万円)の収益を上げ、グローバルに事業を展開する企業45社以上に対してサービスを提供するVerveの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
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②Martechbase(SaaS管理アプリ)
Martechbase(マーテックベース)は、マーケティングの専門家が効果的にコストを削減できるよう支援するSaaS管理アプリです。SaaS製品の利用状況、契約内容、更新時期、および費用などの重要なデータを追跡し、不要なサービスを明らかにします。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、現在は5,000人を超えるマーケティング担当者によって使用され、4,000社以上の企業や代理店にサービスを提供しています。
③Biyo(動画メインのポートフォリオサイト作成アプリ)
Biyo(ビヨ)は、動画を中心としたポートフォリオサイトを作成できるクリエイター向けのサービスで、自身の経歴や成果を最適な形で展示することが可能です。
このサービスは「Bubble」によって開発されています。12万5千ドル(約2,000万円)の資金調達に成功しており、事業の成長を続けています。
創業者は、ノーコードツールの中でも「Bubble」での開発を選んだ背景について下記のように述べています。
私たちが Bubble と協力することを選んだのは、私たち二人とも Bubble の開発者として経験を積んでいたためですが、さらに重要なのは、仮説をより迅速にテストできることを理解しているからです。そして、スタートアップを立ち上げるときは、迅速に行動し、アイデアをテストし、製品の市場適合性を見つける能力を持っていることが重要です。ノーコードによりこれが可能になります。
出典:【Makerpad】Bubble で Biyo を構築し、125,000 ドルの資金を調達
④Paytable(データベースへのアクセス販売を行えるアプリ)
Paytable(ペイテーブル)は、Airtableというデータベースへのアクセスを提供するサービスで、これを販売することができます。
サービス開始直後には、サブスクリプションを利用するユーザーが50人を突破し、収益を上げることに成功しました。
創業者はノーコードツールの中で「Bubble」を採用した動機について、次のように述べています。
当時、他のオプションよりも Bubble のUIとセットアップが気に入ったので、ずっと使い続けて、実際に使いながら学びました。
出典:Bubble公式
»出典:【Bubble公式】Bubble App of the Day: Paytable
⑤リモートHQ(リモートワーク環境整備SaaS)
リモートHQ(リモートエイチキュー)は、リモートワークを最大限にサポートするための生産性向上SaaSです。
このサービスは「Bubble」を使用して約6か月で試験運用を開始し、その後約2か月で正式にサービスをリリースしました。
サービスの正式リリースから4か月でユーザー数が1,000人を超え、これまでに約7億円の資金を調達することに成功しています。
»出典:【note】SaaSなのにほぼノーコードで2億円調達した話
»出典:【PR TIMES】「リモートHQ」を提供するHQ、約7億円のシリーズA資金調達と新機能リリースを同時発表
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オーダーアプリのノーコード開発事例3選
①一番飯店のオーダー管理システム
一番飯店のオーダー管理システムは、注文の記録、厨房との連携、店内の混雑状況の管理、個別精算など、飲食店運営に必要な多様な機能を備えているシステムです。弊社Walkersが開発を担当しています。
このシステムは「Bubble」によって約2週間でベータ版が開発されました。システム導入後は、注文の誤りや忘れがなくなり作業の負担を約50%削減に成功しました。
さらに、担当者はノーコード開発について下記のコメントを残しています。
ノーコード開発のため、改善のスピードが早く、非常にありがたかったですね。簡単なものであれば、打ち合わせの途中ですぐに変更してもらえたほどです。実際に使ってみて感じた点をどんどん反映でき、店に最適化したシステムにできるのは、他社ではなかなかないと思います。
引用:柔軟なカスタマイズで最適なオーダーシステムを実現。スタッフの負担を50%削減できるシステムを構築できた理由
より詳細に一番飯店のオーダー管理システムの事例を知りたい方は、
柔軟なカスタマイズで最適なオーダーシステムを実現。スタッフの負担を50%削減できるシステムを構築できた理由にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
②SmartDish(飲食店での待ち時間を解消するモバイルオーダーアプリ)
SmartDish(スマートディッシュ)は、ランチタイムにおける飲食店での待ち時間を解消することを目的としたモバイルオーダーサービスです。
このサービスは「Adalo」によって、わずか2ヶ月で顧客用と飲食店用の両方のアプリ(実質的に2つのアプリ)を開発しリリースしました。
開発は「基本機能の開発に1ヶ月、仮説検証と改善に1ヶ月」を割り当てて進められました。
現在、開発はFlutterへと移行しており、ノーコードをプロトタイプ・MVP開発に利用する見本のような事例となっています。
»出典:【PR TIMES】NoCode(ノーコード)で作られたモバイルオーダーアプリのSmartDish(スマートディッシュ)が登場!『わずか2ヶ月で検証&リリースの圧倒的なスピード』
»出典:【PR TIMES】飲食店のDXに貢献するSmartDishがノーコード開発(Adalo)からFlutterへ移行。大幅アップデートにより快適なサービスに!
③Swiggy(インド版のUber Eats)
Swiggy(スウィギー)は、インドで広く利用されているフードデリバリーサービスで、インド市場に進出しようとしたUber Eatsを市場から撤退させたとして「インドのUber Eats」とも称されます。
このサービスは「Bubble」によって開発されています。インドの500都市以上で提供され、2024年の時点で時価総額が1兆円超えを記録しています。
インド全域にビジネスを拡大していく過程でコード開発に移行したと見られますが、ノーコード開発から始まったアプリとしては初のユニコーン企業になった例であるため紹介しました。
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マーケットプレイスのノーコード開発事例3選
①Bitbrand(高級ブランド品特化のNFTマーケットプレイス)
Bitbrand(ビットブランド)は、高級ブランド品特化のNFTマーケットプレイスで、NFTをデジタルギャラリーでの展示や、Snapchatのフィルター、Apple Watchの文字盤としての使用が可能です。
このサービスは「Bubble」を用いて約3カ月でプロトタイプが開発され、さらに3カ月後にはベータ版の運用が開始されました。
また、創業者はNFTマーケットプレイスをゼロから構築する方法を検討した結果、ノーコードツールのBubbleがスタートアップのマーケットプレイスモデルに最適であると結論付けています。
より詳細にBitbrandの事例を知りたい方は、
NFTマーケットプレイスのプロトタイプをわずか3ヶ月で開発し、その後6ヶ月以内でベータ版を開始したBitbrandの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
②Swimmy(プールのレンタルマーケットプレイス)
Swimmy(スウィミー)は、フランスとスペインで提供されているプライベートプールをレンタルできるサービスです。
このサービスはマーケットプレイス制作ツールである「Sharetribe(シェアトライブ)」で開発されています。
ユーザー数は10万人を超えており、100万件以上の予約がされるまでに成長しています。
»出典:Swimmy grew to hundreds of thousands of users and millions in bookings
③Studiotime(貸し音楽スタジオのマーケットプレイス)
Studiotime(スタジオタイム)は、音楽スタジオを貸し借りできるAirbnbのようなサービスです。
このサービスは「Sharetribe」で開発されています。
公開からわずか数時間で1,000人以上のユーザーを獲得し、レンタル音楽スタジオでは世界最大規模にまで成長しました。
現在は市場のニーズ不足や資金の問題で撤退しています。
»出典:Marketplace Scaled To Thousands Of Users In Hours
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SNSのノーコード開発事例5選
①ProU Sports(フットボールファン向けのSNS型情報アプリ)
ProU Sports(現在はBackerという名前に変更)は、大学フットボールのファン向けに、必要な情報を集約した選手のSNS形式の情報共有サービスです。
このサービスは「Adalo」によって約2ヶ月で開発されており、リリース後わずか2カ月で1,000人のユーザーを獲得しています。
現在はAdaloからFlutterへのコード開発に移行しているため、ノーコードをプロトタイプ・MVP開発として使った良い事例となっています。
»出典:【Adalo公式】ProU Sportsがたった60日で1000ユーザーを達成した話
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②Podz(インフルエンサーのためのSNSアプリ)
Podz(ポッズ)は、美容、フィットネス、グルメなど様々な分野のインフルエンサーが、多様な興味を持つユーザー向けにコンテンツを提供するSNSです。
このサービスは「Glide(グライド)」によって開発されています。
Podzの創業者はGlideに関して以下のコメントをしています。
当初はネイティブアプリ開発を予定していたが、Glideのおかげでその必要がなくなった。
引用:https://www.shno.co/blog/glide-app-examples
また、Glideによって迅速にアイデアを形にできたため、投資家に対してアプリを提示して資金調達へのアプローチを行うことができた。
つまり、ノーコードを資金調達のための手段として使ったというわけです。
個人的には、資金を集める初期段階でノーコードを使う事例が今後さらに増えると考えています。
※資金調達のために使われたアプリであるため、現在はノーコードで作られたアプリにアクセスできません。
③Union(大学生のためのSNSアプリ)
Union(ユニオン)は、全国の大学生が授業内容や就職活動情報を共有したり、大学に関する質問や回答を交換できる、大学生専用のSNSです。
このサービスは「Adalo」によって開発されており、日本で初めての資金調達(1,000万円)を成功させました。
この資金調達に対してAdalo公式からは、下記のようにコメントされています。
私たちが把握しているAdaloで開発されたアプリの中で、1,000万円の資金調達は世界最大である。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000076669.html
現在はサービス終了されていますが、日本人がAdaloで世界最大の資金調達を行った誇らしい事例であったため、紹介しました。
»出典:【PR TIMES】日本初!Nocodeで作成されたUnion -大学生のためのSNSがプレシードラウンドにて1,000万円の資金調達を実施
»出典:【PR TIMES】日本初!Nocodeで資金調達をした、Union -大学生のためのSNSがβ版をリニューアルリリース
④nball(野球選手向けのSNSアプリ)
nball(エヌボール)は、試合やトレーニングのスケジュール管理、他の利用者とのコミュニケーション、進歩のグラフ化により自己の発展を追跡できる、野球選手向けのSNSです。
このサービスは「Bubble」によって開発されています。
創業者はBubbleを用いたノーコード開発について下記のように述べています。
ピッチャー専用アプリだなんてやたらとニッチなサービスを作ったなと思われた方も多いでしょう。そうなんです、低コストで自由な表現を可能にするBubbleは、私たちを躊躇なくニッチな領域に踏み込ませてくれました。
※当初はピッチャー専用アプリとして開発していた。
出典:【国内事例はごく僅か!?】Bubble発のネイティブアプリ「nPitch」
⑤FootHub(サッカーファン向けのSNSアプリ)
FootHub(フットハブ)は、全国のサッカーファンをつなげるSNSです。お気に入りのチームの試合スケジュールを確認したり、サッカーニュースにコメントを残したり、自分のルームを作って会話を楽しむなど、多彩な機能を提供しています。
このサービスは「Adalo」で開発されており、わずか4カ月で2,000人を超えるユーザーを集め、Adaloでの月間最優秀アプリに選出された実績があります。
そして、開発者の方はAdaloでの開発について下記のように述べています。
Adaloは私にとって、非エンジニアでもネイティブアプリを作ることができる最高のツールです。また、システム全体を構築するのに2日しかかからなかったので、非常に役立っています。
引用:https://www.adalo.com/showcase-apps/foothub
このサービスは現在は運営を終了していると思われますが、Adaloを使った開発の参考になるため紹介しています。
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マップアプリのノーコード開発事例5選
①iiba(子連れママのためのマップアプリ)
iiba(イイバ)は、ママたちの「欲しい!」から生まれた子連れに良い場所がわかるマップアプリです。
このアプリはノーコード開発ツール「Adalo」によって開発されており、App Store・GooglePlayの両方でネイティブアプリとしてリリースされています。
これまでの合計資金調達額は2,700万円に至っており、2023年版週刊東洋経済「すごいベンチャー100」や2024年版日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」に選出されており、軌道に乗っているアプリとなっています。
»出典:【PR TIMES】子連れにいい場所 見つかる知らせる「iiba」が、週刊東洋経済「すごいベンチャー100」2023年最新版に選出
»出典:【PR TIMES】子連れにいい場所 見つかる知らせる「iiba」が、日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社【2024年版】」に選出されました
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②ぐるレポ(YouTuberが推薦する飲食店を見つけられるマップアプリ)
ぐるレポは、YouTuberが推薦する飲食店を地図上で見つけることができるサービスです。主に東京、大阪、京都の地域にある2000店舗以上がリストアップされています。
このサービスは「Bubble」によって約2カ月で開発され、リリース後わずか1カ月でユーザー数が1,000人に到達しました。
③いなぎお弁当マップ(東京都稲城市のテイクアウトマップアプリ)
いなぎお弁当マップは、東京都稲城市とその周辺地域でテイクアウトサービスを提供する飲食店を紹介するサービスです。
このサービスは「Glide」を使用してわずか1日で開発され、公開から約1ヶ月で4600人のユーザーに利用されるようになりました。
たった1日の開発期間でも、市場にニーズがある場合にはユーザーが集まることを示す良い事例となっています。
»出典:【TECH PLAY】Glideで1か月で約4600人のユーザーを集めた話
④仙台市の避難所MAP(避難所マップアプリ)
仙台市の避難所MAPは、仙台市内の避難場所の重要な情報を共有するサービスです。
このサービスは「Glide」によってわずか1日で開発されています。
開発期間が短いため最低限の機能のみとなっていますが、Glideを用いれば1日でアプリを制作できる点は、大きなメリットと言えるでしょう。
»出典:https://twitter.com/yokof_88/status/1360783990584606722
⑤瀬谷区公園マップアプリ
瀬谷区公園マップは、神奈川県横浜市瀬谷区内の公園に関する情報を収集したアプリです。
このアプリは横浜市が提供するオープンデータを使用しているため、開発にほとんど時間を要していません。
※オープンデータとは、インターネットを介して誰でもアクセス可能なデータのことです。
Glideの特長の一つに、Googleスプレッドシートをデータベースとして利用できる点があり、このアプリはその特長を上手く活用した優れた事例です。
Glideを使ってアプリ制作を試みたい方は、この方法から始めると良いでしょう。
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情報共有アプリのノーコード開発事例7選
①Mei-Mei(明治大学生のための情報共有アプリ)
Mei-Mei(メイメイ)は、明治大学の学生に向けてサークル活動、ゼミ、学校の行事日程、大学周辺の飲食店情報、ニュースなど、様々な情報を共有するサービスです。
このサービスは「Glide」によって構想からわずか2週間で公開され、月間16万PVを記録しています。
Mei-Meiが月間16万PVを達成するにあたり、以下の項目を特に重視していたようです。
- メイン機能の設定
- 要らない機能の削ぎ落とし
- アイデアの差別化
- 営業によって初期ユーザーを獲得
- メディアやSNSでの情報発信
サービスを市場に投入する際には、「技術力」よりも「戦略性」が遥かに重要であると実感させられる良い事例だと感じています。
»出典:19歳の大学生がノーコードで月16万PVのサークル情報アプリを2週間でリリース!? 明治大学情報局のノーコード活用事例を徹底取材!
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②Scholarcash(学生と奨学金を繋げる情報検索アプリ)
Scolarcash(スカラーキャッシュ)は、大学進学希望者向けに提供されている奨学金を検索するためのサービスです。
このサービスは「Adalo」によってわずか1週間で開発され、現在ではiOSのApp Storeで20,000回以上のダウンロードを記録しています。
Scolarcashの創設背景には、コロナウイルスの影響で学生がローンの返済に困っている問題を解決したいという開発者の願いがあります。
このように、社会的な問題の解決手段としてもノーコード開発が利用されるのは素晴らしいことだと感じます。
③Counselora(スクールカウンセラー検索アプリ)
Counselora(カウンセラー)は、スクールカウンセラーに関する情報がすべて揃っている情報検索サービスです。
このサービスは「Adalo」によって開発されています。
開発者はAdalo開発について以下のようにコメントしています。
Adaloを使ったおかげで、外注だと5年以上かかっていたことを、たったの3ヶ月で成し遂げることができた。
引用:https://www.adalo.com/showcase-apps/counselora
さすがに5年以上というのは少し大げさな気はしますが、Adaloを使った開発によって少なくとも1年は開発期間を短縮できたというわけです。
現在、このサービスには870名以上のスクールカウンセラーが登録しており、事業拡大を進めています。
④Africa Ever After(ウェディング業者一覧アプリ)
AfricaEverAfter(アフリカエヴァーアフター)は、アフリカの結婚式関連業者をリストアップできる地図機能やメール通知機能を備えたアプリです。
このサービスは「Glide」によって約1ヶ月で開発されています。
操作方法が直感的で使いやすいため、Glideの利点を活かした素晴らしい事例と言えます。
»出典:Africa Ever Afterの開発者によるアプリ紹介
⑤Rush CAP(サッカー選手の採用効率化アプリ)
Rush CAP(ラッシュキャップ)は、大学がサッカー選手を採用する際のプロセスの効率化や、サッカー選手が自分にあったチームを選べるような情報提供などを行なっているサービスです。
このサービスは「Adalo」によって開発されています。
現在は48カ国に事業を展開しており、45,000人以上のユーザーを獲得、そして490以上の大学で取り組みが行われています。
⑥PV Solar Power(ソーラーパネル発電の設置・操作アプリ)
PV Solar Power(ピーブイソーラーパワー)は、内戦で政府が供給していた送電網が破壊されていたイエメンで、ソーラーパネル発電を誰でも簡単に設置・操作できるようにしたサービスです。
このサービスはスマホアプリ開発ツールである「Thunkable」で開発されており、Google Playで10万ダウンロードを達成しています。
»出典:How A Man With No Coding Experience Built An App That’s Bringing Solar Power To Yemen
⑦LIBRIS(書店・ブックカフェの情報検索アプリ)
LIBRIS(リブリス)は、書店やブックカフェを探せる「書店バージョンの食べログ」のようなサービスです。
このサービスはプログラミング経験ゼロの人が「Bubble」を用いて、約1年間の開発期間を経てリリースしました。
「サービスを立ち上げたいが、資金に限りがある…」という人でも、Bubbleを学んで自分で開発することで解決できる可能性を示す良い事例となっています。
» 出典:【PR TIMES】行きたい本屋が見つかる検索サイト「LIBRIS」 2021年3月16日(火)、正式リリース!
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ECサイトのノーコード開発事例5選
①Red Bull(アパレル系のネットショップ)
Red Bull(レッドブル)は「翼を授ける」のCMで有名なエナジードリンクを販売している企業ですが、実はエナジードリンクだけではなく、アパレル系ECサイトも運営しています。
このサイトはノーコードEC制作ツールである「Shopify(ショピファイ)」によって開発されています。Shopifyは非常に機能の拡張性が高くデザイン性が高いため、ブランド品ECサイトとは非常に相性が良くなっています。
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②ゴーゴーカレー(カレーチェーン店のネットショップ)
ゴーゴーカレーは、大手カレーチェーン店です。このネットショップでは、レトルトカレーや食器、お中元などいろいろな関連商品を購入できます。
このサイトは「Shopify」によって開発されています。
Shopifyはゴーゴーカレーのようなダイナミックなデザインも実装できることが分かる事例です。
③麺屋武蔵(ラーメンチェーン店のネットショップ)
麺屋武蔵は、「唯一無二のうまいを造る」を掲げているラーメンチェーン店です。
このサイトはノーコードEC制作ツール「BASE(ベース)」によって開発されており、最低限の機能を実装してわずか30分でリリースされました。そして立ち上げ後は月300〜400万円の売上を達成しました。
»出典:【BASE公式】売上激減期の麺屋武蔵を支えたのは、30分で作ったネットショップだった。人気ラーメン店がBASEを選んだ理由とは。
④Parker’s choice(オーガニック固形石鹸のECサイト)
Parker’s choice(パーカーズチョイス)は、海外から固形石鹸を直輸入しているセレクトショップです。ポルトガルの固形石鹸ブランドをメインに販売しています。
このサイトはノーコードEC制作ツール「STORES(ストアズ)」によって開発されています。
画像を上手く活用することによって、迅速に制作できてかつおしゃれなサイトになっているところが参考になると感じています。
⑤サンリオ(キャラクターグッズのネットショップ)
サンリオは、ハローキティ―やマイメロディなどの人気キャラクターを生み出した世界的な大企業です。
このサイトは「Shopify」で開発されており、現地に対応した決済手段の搭載や多言語対応を行うなど、非常に多機能なネットショップとなっています。
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業務効率化システムのノーコード開発事例10選
①Axialの業務改善システム
Axial(アクシアル)は「Bubble」を用いて、イベントの計画アプリやデータベースなど、ビジネスの効率を高めるシステムをわずか2週間で開発し、生産性を大きく改善しました。
このシステムの導入により、社内ツールの全面的な更新を行い、年間で5万ドル(約750万円)以上のコスト削減を達成しています。
担当者はノーコードツール「Bubble」について、下記のように述べています。
Bubbleとは、わたし1人でデザイナー、プロダクトマネージャー、開発者の役割を兼ねて、想像したものを全て実現できるツールです。
出典:Bubble公式
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Bubbleによる社内ツールの一新で年間5万ドル(約750万円)以上を節約したAxialの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
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②La Metro(フランス・グルノーブル地区の公共水道網の維持管理システム)
La Metro(ラ メトロ)は、フランスの大都市であるグルノーブルの公共水道網をサポートする維持管理システムです。
このシステムは「Bubble」を利用してたった1.5ヶ月で開発され、スマートフォンからの通知を受け取れるPWA形式で構築されています。
現在、このシステムはフランス東部の49の町で約50万人の住民にサービスを提供しています。
より詳細にLa Metroの事例を知りたい方は、
独自仕様のアプリをわずか6週間で開発しDXに成功。データに基づいた改善を行う好循環が生まれたLa Metroの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
③Athenaの業務効率化(ERP)システム
Athena(アテナ)は、「Bubble」を使用してERPシステムを開発しています。
Bubbleで独自にシステム開発することで、通常年間200万ドル(約3億円)かかるシステムコストを10万ドル(約1,500万円)に抑えることに成功し、約95%のコスト削減を実現しました。
担当者はノーコード開発を選択した理由について、下記のように述べています。
私たちは新機能を超高速で展開し、プロセスの観点から望み通りに実行したかったので、ノーコードの道を歩みました。
出典:Bubble公式
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約1年で人事情報システムと複数のアプリを開発し、年間約200万ドル(約3億円)かかるシステムを10万ドル(約1,500万円)に抑えたAthenaの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
④Airspaceの病院への臓器運送システム
Airspace(エアースペース)は、民間航空機の未使用の貨物スペースを活用して、特に緊急性の高い荷物を迅速に運送することに特化した物流企業です。この企業は、臓器の緊急性、状態、および目的地を考慮して優先順位を付け、効率的に病院に臓器を配送するシステムを「Bubble」で開発しました。
このシステムは1ヶ月という短期間で開発され、現在120を超える施設と連携し、年間で少なくとも3,500件の臓器移植を支援しています。これにより、数百万ドル(約3億から4.5億円)の経常利益の見込みが立っています。
より詳細にAirspaceの事例を知りたい方は、
わずか3週間で独自システムを構築し、年間経常利益は数百万ドル(数億円以上)にも上るAirspaceの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
⑤Seagateの顧客向け管理システム
Seagate(シーゲート)では「Bubble」を使用して顧客管理システムを開発しています。
このシステムのベータ版は、わずか2ヶ月で開発されました。コードを用いた開発では本リリースまでに3年を要すると見積もられていましたが、Bubbleを利用することで6ヶ月以内に完成する見通しです。
Bubbleによるノーコード開発によって、コストを50%以上削減し、迅速な開発と低コストを同時に実現しています。
より詳細にSeagateの事例を知りたい方は、
元々3年かかった開発を6人のチームでわずか6か月で再開発し、50%以上もコスト削減を見込むSeagateの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
⑥Bloom Institute of Technology(出世払い形式のプログラミングスクールの自動化システム)
Bloom Institute of Technologyは、出世払い形式のプログラミングスクールです。そして、その中の業務の自動化にために以下のノーコードツールが活用されています。
- Webflow:Web制作ツール
- Typeform:フォーム作成ツール
- Airtable:データベースツール
- Calendly:日程調整ツール
- Zapier:連携ツール
また、このスクールはこれまで4,000名以上の受講者を獲得しており、2020年2月の時点では時価総額が1億5,000万ドル(約225億円)となっています。
»出典:【Wikipedia】Bloom Institute of Technology
»出典:How Lambda School grew with no-code tools
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⑦民泊などの予約管理システム
民泊などの予約管理システムは、以下のツールを組み合わせて開発されました。
- Google Workspace (Gmail, Googleスプレッドシート, Googleカレンダー)
- Airtable:全ての予約データを保存するメインのデータベース
- Zapier:各ツールを連携
- Trello:システムのメイン画面
- Slack:重要なアラートや通知
2020年時点で7,000以上の予約管理を実行しており、ノーコードを利用して自前で開発することで約400万円のコスト削減に成功しました。
»出典:【翻訳】外注したら約400万円かかるシステムを、コーディングなしで自前でつくったお話
»出典:How we manage our short-term rental business with no code
⑧ニューヨーク市の新型コロナウイルス感染症管理システム
ニューヨーク市の新型コロナウイルス感染症管理システムは、新型コロナウイルスが蔓延した際にニューヨーク市で導入された住民、企業、公的機関からリアルタイムのデータを収集し、人々に情報を提供するサービスです。
このシステムはノーコード開発ツールである「Unqork」で開発されています。
米ニューヨーク市で最高情報責任者であるジェシカ・ティッシュ氏は、ノーコード開発を導入した背景について以下のようにコメントしています。
新型コロナに打ち勝つためには医療器具や検査だけでなく、リアルタイムの情報が必要だ。情報は大きな力だが、時間との闘いという色彩が濃くなっている。
出典:【日本経済新聞】プログラム知識不要「ノーコード」、コロナ対策で脚光
⑨Empty Dressy(無人のレンタルドレスショップの完全自動化システム)
Empty Dressy(エンプティードレスィー)は、無人のレンタルドレスショップで、ノーコードツールを組み合わせることでわずか1ヶ月で完全自動化を行いました。
使用されたノーコードツールは以下の通りです。
- コミュニケーション:LINE
- Webサイト:Webflow
- 決済システム:Shopify
- 鍵の発行:RemoteLock
- データベース:Airtable
- 上記アプリケーション間の連携:Make
ノーコードツールを組み合わせることで大きくDXを推進できることがわかる、非常に良い事例だと感じています。
»出典:【PR TIMES】実店舗なのにLINEで完全自動化!無人のレンタルドレスEmpty Dressyがノーコードでフルリニューアル
⑩兵庫県加古川市の給付金申請システム
兵庫県加古川市の給付金申請システムは、マイナンバーカードを持っていなくてもオンラインで申請でき、郵送方式より素早く給付金を支給できるシステムです。
このシステムは、業務システム開発ツール「kintone(キントーン)」によって開発されており、非エンジニア職員によって構築され、約1週間でリリースされました。
受付開始から5日で申請が1万件に上り、支給準備も迅速に対応できるようになりました。
加古川市は「職員の事務処理の手間はめちゃくちゃ減った」と回答しています。
»出典:【IT media】「手間がめちゃくちゃ減った」 郵送とオンラインのハイブリッド給付金申請、非エンジニアの市職員が開発 経緯を聞いた
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その他国内のノーコード開発事例7選
①ノーコード開発費用シミュレーター
ノーコード開発費用シミュレーターは、ノーコード開発の費用をわずか1分で見積もることができるサービスで、弊社Walkersが運営しています。
このサービスは「Bubble」によって開発されています。デザインを可能な限りシンプルにすることによって、不要な情報をすべて削ぎ落とした結果、わずか2週間でのリリースに成功しました。
シミュレーションしたいすべての人が簡単に扱えるような設計にしており、多くのご利用者様に’’使いやすい’’との声をいただいています。
このサービスを使用すると、ノーコード開発の費用を非常に手軽に見積もれるので、ぜひ自身の手で体験してみてください。
②SymTurns(別荘のシェアリングプラットフォーム)
SymTurns(シムターンズ)は、二拠点生活を希望するユーザーが物件をタイムシェアできるサービスです。これにより、所有や賃貸に比べて手軽にセカンドハウスでの生活を実現できます。このサービスは、弊社Walkersが自社で提供しています。
このサービスは「Bubble」によって開発されています。ユーザーがサービスを容易に利用できるように、LINEとの連携を図り、スマートフォンから簡単に操作できる設計となっています。
より詳細にSymTurnsの事例を知りたい方は、
オンラインとオフラインを融合したサービスであるSymTurnsを開発した理由にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
③あいホームバーチャル展示場(物件のリモート内見サービス)
あいホームバーチャル展示場は、ストリートビューのように物件をリモートで内見できるサービスです。このアプリはコロナウイルス対策として開発され、現在は稼働していませんがノーコードを利用した開発による優れたDX事例であったため、紹介しています。
このサービスは「Bubble」によって約1ヶ月で開発されました。
開発者はノーコード(特にBubble)を使った開発について、特に2つのポイントを重視することが重要だと指摘しています。
- 実装する機能は極力「シンプル」にすること
- いらない機能は「すべて」削ぎ落とすこと
» 出典:【PR TIMES】遠隔接客できる「あいホームバーチャル展示場」が2月26日にオープン
» 出典:【note】Bubbleで1ヶ月で構築し、あの大企業とコラボ!株式会社あいホーム「バーチャル展示場」は、こうして作られた!
④ブラリノ(結婚式準備のオンラインサポートアプリ)
ブラリノは、結婚式準備をサポートするサービスで、招待状の制作やご祝儀管理をオンラインで一元化できます。
このサービスは「Bubble」によって開発され、日本で初めてBubble開発によるサービス売却が行われた事例となっています。
この売却が実現したことは、Bubbleの開発が日本においても徐々に広がっている証拠であり、Bubbleの潜在能力を示す良い事例だと考えています。
» 出典:【NEWSCAST】結婚式の準備が“無料”でできる「ブラリノ」、ノーコードツール「Bubble」開発での日本初の売却事例に
⑤kitene(Xを使った簡単募集アプリ)
kitene(キテネ)は、X(旧Twitter)を活用した無料募集サービスです。
このサービスは「Bubble」によって約1ヶ月で開発されました。
開発者はノーコード開発の感想について下記のように述べています。
ノーコードはしょぼい!と思っていたのですが、実際に開発してみるとシステム開発と変わらないレベルです! 開発側としてもびっくりで、もう8割方のサービスはノーコードでいいと思っています。安いし早いし。
引用元:https://twitter.com/soranoreve/status/1508315401754603524
»出典:【PR TIMES】Twitterに特化した人材マッチングサービス「kitene」(キテネ)がサービスを開始!
⑥TRIP BOOK(旅行スケジュール作成の手間を軽減するサービス)
TRIP BOOK(トリップブック)は、誰かの旅行計画を参照することで、旅行の計画にかかる調査の手間を軽減してくれるサービスです。
このサービスは「Bubble」によって開発されています。スマホの使用に特化して設計されており、その機能とデザインはユーザーの利便性を考慮して構築されています。
» 出典:旅の体験を変えるアプリ『TRIPBOOK』の公式note
⑦SANU 2nd Home(自然の中の別荘を借りられる定額制サービス)
SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)は、月額55,000円で自然に囲まれた別荘を利用できる定額制サービスです。
このサービスは「Bubble」によって開発されています。これまでに約50億円を資金調達しており、スムーズに事業を拡大しています。
将来的には更に多くの拠点を設ける計画があり、事業の持続的な成長が期待されています。
»出典:【PR TIMES】SANU、シリーズA総額19億円の調達実施。累積調達金額が約50億円に到達
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その他海外のノーコード開発事例10選
①BetterLegal(会社設立の法律文書を自動作成できるアプリ)
BetterLegal(ベターリーガル)は、合同会社や株式会社設立時に必要な法律文書を自動生成するサービスです。
このサービスはもともとはコーディングにより開発されていましたが、それを「Bubble」を用いて開発され直された珍しい事例です。従来のコード開発には4年を要していましたが、Bubbleを使用することで、わずか1年未満での開発を実現しました。
Bubbleによる再構築後はユーザーの利便性が高まり、サブスクリプションを契約した顧客数がすぐに2倍に増加し、年間収益は270万ドル(約4億円)超えを記録し、サービスを利用したクライアント数は15,000人以上に到達しました。
また、Bubble上で業務が完結するため業務効率が向上し、年間10万ドル(約1,500万円)以上のコスト削減も達成しています。
より詳細にBetterLegalの事例を知りたい方は、
コード開発だと4年かかったプロダクトをBubbleによって1年以内に再構築し、5年目の年間収益が270万ドル(約4億円)を突破したBetterLegalの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
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②HelloPrenup(婚前契約書を簡単に作成できるアプリ)
HelloPrenup(ハロープレナップ)は、婚前契約書を容易かつ手頃な価格で作成できるサービスです。婚前契約は日本ではまだ一般的ではないかもしれませんが、アメリカでは広く知られている制度です。
このサービスは「Bubble」によって3ヶ月で開発されました。
サービス公開後、5,000件以上の顧客を獲得し、毎月22%の成長率を実現しています。さらに、わずか18ヶ月間で14州から32州への事業拡大にも成功しました。
婚前契約書サービスは、大量の個人情報を扱うため、厳重なセキュリティが求められます。Bubbleを用いて構築されたことでサードパーティによるセキュリティテストに合格し、稼働率99.99%を達成し高い機密保持を実現しています。
創業者はノーコードツールの中から「Bubble」を選んだ背景について次のように述べています。
人々に金融情報の開示を求めるプラットフォームでは、セキュリティが私にとって非常に重要でした。
出典:Bubble公式
より詳細にHelloPrenupの事例を知りたい方は、
わずか3ヶ月で開発され、セキュリティテストで稼働率99.99%を記録し、1年間の月次成長率は22%にも上るHelloPrenupの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
③Cuure(自分に適したサプリメントを提案してくれるアプリ)
Cuure(キュア)は、オンラインの診断テストを通じてユーザーに最適なサプリメントをカスタマイズして提供するサービスです。
このサービスは「Bubble」を用いて開発され、わずか3ヶ月でリリースされました。リリースの翌年には、収益が月額10万ユーロ(約1,600万円)を記録し、100万ユーロ(約1.6億円)の資金調達に成功しています。
その2年後には、さらに1,000万ユーロ(約16億円)の資金調達を行い、30人以上の従業員を持つ企業へと成長しました。
創業者は、ノーコード開発を選んだ理由について次のように述べています。
資金がなかったので、時間を無駄にせず、早くやりたかったのです。
出典:Bubble公式
より詳細にCuureの事例を知りたい方は、
CTO(最高技術責任者)を雇用せずにカスタムエンジンを構築し、2年で1,000万ユーロ(約16億円)も調達し、30人以上の従業員を擁するにまで成長したCuureの成功事例にて解説しているので、ぜひそちらをお読みください。
④Hunt A Killer(サブスク型殺人ミステリー体験サービス)
Hunt A Killer(ハント ア キラー)は、毎ミステリーゲームが届き没入型の殺人ミステリー体験ができるサブスクリプションサービスです。
このサービスは「Webflow」で制作されており、リリース後は800万ドル(約12億円)の資金調達に成功しました。そして、サービスは成長を続け月の売り上げは500万ドル(約7.5億円)以上になり、2024年2月に買収されたことが発表されました。
»出典:‘What Do You Meme’ company acquires top murder mystery game Hunt a Killer
⑤Scribly.io(ライターへの執筆依頼サービス)
Scribly.io(スクリブリィドットアイオー)は、ライターへの執筆依頼をサブスクリプション形式で行えるサービスです。
このサービスは以下のノーコードツールを組み合わせて作られています。
- Airtable:データベースツール
- Webflow:Web制作ツール
- Google Docs:ドキュメント作成ツール
- SPP:クライアントポータルツール
- Zapier:複数のツールを連携するツール
上記のノーコードツールによって8週間ほどで開発されており、月3万ドル(約450万円)の収益化を達成しました。
»出典:How Scribly used no code automation to scale from 0 to 30k/month in revenue
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⑥Happy Hues(Webサイト配色サービス)
Happy Hues(ハッピーヒューズ)は、初心者でもWebサイトの配色を行えてしまう便利な配色サービスです。
このサービスは「Webflow」によって開発されており、Product Huntと呼ばれる世界最大のプロダクトキュレーションサイトではデイリー部門で1位、ウィークリー部門で3位を獲得しています。
⑦Support Local(デジタルギフトカード購入サービス)
Support Local(サポートローカル)は、コロナ禍で苦境にある地元企業向けのデジタルギフトカードを購入できるサービスです。
このサービスは「Bubble」によって、わずか3日間で開発されました。そしてリリースからわずか1週間で買収されました。
創業者はノーコード開発(特にBubble)の利点を以下のように説明しています。
ノーコードをこれほど強力なものにしているのは、開発のスピードです。
初めて起業する人が犯す最大の間違いは、スピードを適切に活用しないことです。彼らは、リリース前にアプリを完璧に仕上げたいため、何ヶ月もかけてアプリをいじっています。私は Bubble のスピードを利用して、何かを早く世に送り出す際にその利点を実際に活用しました。
引用:【Bubble公式】How One Startup Launched and Sold in One Week
⑧RemoteQuiz(ビデオを通じて友達と遊べるクイズサービス)
RemoteQuiz(リモートクイズ)は、お気に入りのビデオチャットツールを使用して友達とクイズで遊べるサービスです。
このサービスは「Bubble」によって約1ヶ月で開発されています。リリースから2ヶ月以内に収益化に成功し、3ヶ月ほどで約1,500人のユーザーを獲得しています。
その後、事業売買プラットフォームにRemoteQuizを出したところ、たった2週間で買収に成功しました。
※買収されたため、現在はアプリのURLに移動できません。
»出典:My app built with no-code, RemoteQuiz has been acquired!
⑨Kollecto(アート売買プラットフォーム)
Kollecto(コレクト)は、アートを売買するために作られたプラットフォームです。
このプラットフォームは、以下のノーコードツールを用いて開発されました。
- Strikingly:LP制作ツール
- Typeform:フォーム作成ツール
- Stripe:決済連携ツール
MVPとしてリリースし約300万円の売り上げを達成し、500 Startupsのアクセラレータープログラムに選出されました。現在は撤退していますが、簡単なMVPでも売り上げを立てられることがわかる事例だと感じています。
»出典:How I Built My Startup Kollecto With No Code: A story of a non-technical founder
⑩Plato(エンジニアやプロダクトマネージャーのためのメンタリングアプリ)
Plato(プラトン)は、エンジニアやプロダクトマネージャー向けのメンタリングサービスで、経験豊かなメンターからのセッションやトレーニング、個別メンタリングを提供しています。
このサービスは「Bubble」によって開発されており、これまでに約1,230万ドル(約18億円)の資金調達に成功しています。
»出典:【Tracxn】Plato funding & investors
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ノーコードで開発する3つのメリット
ノーコードで開発することで以下3つのメリットが得られます。
- 開発にかかる費用を50%以上削減
- 開発にかかる時間を50%以上短縮
- 高度な機能を搭載したアプリを開発可能
1. 開発にかかる費用を50%以上削減
ノーコード開発を採用することで、従来のコーディングが必要な開発手法に比べて、開発費用を50%以上削減できます。
例えば、1000万円から2000万円の開発費用がかかっていたプロジェクトが、ノーコードを使用することで500万円から1000万円程度までコストを下げることが可能となります。
2. 開発にかかる時間を50%以上短縮
ノーコード開発を用いることで、従来のコーディングが必要な開発方法と比較して、開発時間を50%以上短縮することが可能です。
例えば、従来6ヶ月から1年かかっていた開発が、ノーコード開発によって3ヶ月から6ヶ月に大幅に削減されるということが想定できます。
新規事業開発において速度は成功へのカギを握るため、この時間短縮は非常に重要なメリットです。
3. 高度な機能を搭載したアプリを開発可能
ノーコード開発は、一般的に基本的な機能しか提供できないと考えられがちですが、その認識は間違っています。
ノーコードは、外部サービスとの統合や豊富なプラグイン(拡張機能)を提供しており、一般的な機能に関する実装の制限はほとんどありません。
想定以上に高度な機能の実装も可能なので、最近では「アプリ開発をするならまずはノーコードを先に検討する」という考え方が普及してきています。
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ノーコード開発のよくある質問集
- ノーコードのセキュリティは安全なの?
-
非常に安全です。
一般的に使われているノーコードツールは、厳重にセキュリティ対策を行っています。詳しくは【実は安全】ノーコードのセキュリティって実際どうなの?にて解説していますので、そちらをご覧ください。
- ノーコードでできないことって何?
-
AmazonやTikTokのような非常に複雑で大規模なアプリは開発が難しいケースが多いです。
詳しくは「ノーコードでできないこと」って何?限界から3つの対策まで徹底解説にてまとめていますので、そちらをご覧ください。
- ノーコードはSEOに弱いの?
-
弱くありません。
ノーコードでも上位表示されている事例やたくさんあります。詳しくは【結論:戦略が甘いだけ】ノーコードはSEOに弱いの?にて解説していますので、そちらをご覧ください。
- おすすめのノーコード開発ツールは何?
-
目的によりますが、全体的に「Bubble」が最もおすすめです。
結果を出しているアプリの多くがBubbleで開発されているためです。ちなみに、本記事で紹介したアプリの60%はBubbleによって開発されています。
- 開発費用の相場はどれくらい?
-
ノーコード開発にかかる費用の相場は開発するアプリによって異なりますが、
通常は平均50%、補助金制度を利用した場合は平均80%のコスト削減が見込めるため以下のように概算できます。
- ノーコード開発:従来は1500万円かかるアプリが約750万円に
- ノーコード×補助金利用:従来は1500万円かかるアプリが約300万に
ノーコード開発×補助金費用シミュレーターにて1分で概算費用を見積もりできますので、ぜひご利用ください。
ノーコード開発×補助金費用シミュレーター ノーコードでアプリ開発をお考えの方へ、たった1分で概算費用をお見積もりします。
ノーコード開発事例の紹介は以上になります。ノーコードを有効活用すればリスクを最小限に抑えてサービスをリリースできるので、あなたの事業にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
Walkersでは成果が実証されたノウハウをもとに、事業成功に導くノーコード開発支援を行っています。新規事業・システム開発でお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。