独自仕様のアプリをわずか6週間で開発しDXに成功。データに基づいた改善を行う好循環が生まれたLa Metro(ラ・メトロ)の成功事例

Bubbleを導入する前の課題
導入した後の効果

課題効果
職員がどこからでも現場レポートを記録できるWebアプリが必要だが、現場の多くには通信環境がない…

特定の工程と独自の専門用語を持つ業界であるため、独自仕様のアプリが必要…

業務追跡および管理プロセスは主に紙とペンを中心に展開しており、非効率となっている…
オフライン時には職員のスマホにデータを保存し、オンラインになるとデータベースと同期できるアプリをわずか6週間で開発

Bubbleの技術力により、独自の機能を備え、専門用語の制御も可能にするアプリを構築

DXによる業務効率化に成功し、洞察を得るための多くのデータ収集が可能になり、データに基づいた改善を行う好循環が発生

Bubbleを導入する前の課題
導入した後の効果

課題
職員がどこからでも現場レポートを記録できるWebアプリが必要だが、現場の多くには通信環境がない…

特定の工程と独自の専門用語を持つ業界であるため、独自仕様のアプリが必要…

業務追跡および管理プロセスは主に紙とペンを中心に展開しており、非効率となっている…
効果
オフライン時には職員のスマホにデータを保存し、オンラインになるとメインデータベースと同期できるアプリをわずか6週間で開発

Bubbleの技術力により、独自の機能を備え、専門用語の制御も可能にするアプリを構築

DXによる業務効率化に成功し、洞察を得るための多くのデータ収集が可能になり、データに基づいた改善を行う好循環が発生
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La Metro(ラ・メトロ)の事例詳細

出典:La Metro公式

公共水道網メンテナンスアプリの開発が急務であったLa Metro

フランスのグルノーブルにある公共事業機関La Metro(正式名称:Grenoble-Alpes Métropole)はシステムのDX(デジタルトランスフォーメーション)を行うには多大な時間がかかることはわかっていました。

La Metroはフランス東部の49の町でおよそ50万人にサービスを提供しており、上下水道、公共交通機関、公道、ゴミ収集など複数の部門を監督し、3,000人の公務員を雇用しています。

これだけ多くのチームのシステムを全面的に改修するのは大変な作業です。しかし水道部門は、日々の業務を追跡する必要性が極めて緊急でした。

そのためLa Metro全体のDX計画が立てられている間に、水道部門ではすぐにカスタムの公共水道網メンテナンスアプリが開発されることになりました。

La Metroの公共水道網メンテナンスアプリ
出典:Bubble公式

オフラインでも機能し、複数の機能を持つBubbleアプリをわずか6週間で構築

このアプリの開発は、フランスでデザインやBubble開発事業を展開する企業の協力により進められました。

300名からなる水道部門の職員は管轄区域内の様々な現場で多くの時間を費やすため、La Metroは職員がどこからでも現場レポートを記録できるWebアプリを設計します。

しかし、作業現場の多くにはWi-Fiやインターネットが備わっておらず、オフラインでも機能するアプリの構築が必要という課題に直面しました。 

そこでLa MetroはBubbleを用いて、オフライン時には職員のスマホにデータを保存し、オンラインになるとメインデータベースと同期できるアプリを構築しました。

このアプリはわずか6週間で作られ、チームリーダーが日々の業務を管理・追跡するための機能や、マネージャーやディレクターが現場の職員が収集したデータを扱うための機能も備えています。

複数の機能の作成からアプリで使用する用語の制御まで、Bubbleの柔軟性がプロジェクトの成功に大きく貢献しました。

La Metroのシステム画面
出典:Bubble公式

Bubbleを活用したDXで業務効率化に成功し、データに基づいた改善を行う好循環が生まれた

そしてLa Metroは水道部門の主導により公共サービスから得られるすべてのデータを一元管理するため、グローバルな保守・追跡プラットフォームを構築する計画に着手しました。

このプロジェクトは、La Metroのシステムをデジタル化し、効率を向上させ、サービスの提供方法に関する貴重なデータを収集することを目的としています。

以前は、当社の業務追跡および管理プロセスは主に紙とペンを中心に展開していました。

出典:Bubble公式

と彼は言います。

職員は、まずオフィスに立ち寄って紙のフォームを受け取り、現場でフォームに手書きで記入し、その後オフィスに戻ってフォームを提出する必要がありました。

その後、管理者はフォーム内容の全てを週単位でスプレッドシートに入力していたため、非効率的なプロセスになっていました。 

それから2年が経ち、La Metroの水道部門はこれまで以上に効率的に運営されています。

そして状況を深く分析するための、2年分の業務データと2万件以上もの現場の記録があります。

彼のチームは、予測や管理報告の改善に役立つ分析機能を開発しています。

このデータを地図上に示すことで、以前は見えなかった地理的パターンを洞察することができ、水管理インフラにおいて重要な役割を果たすことができます。

出典:Bubble公式

と彼は述べました。

Bubbleのソリューションでデジタル化したことで、データ主導の改善の好循環が生まれました。

すべては、グルノーブルの住民にきれいな水を届けるためです。

»出典:【Bubble公式】La MetroのBubble開発事例

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この記事を書いた人

ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。

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