【結論:一部は不要に】ノーコードでプログラマーは不要になるのか?

こんにちは。ノーコード専門の開発会社Walkersのつかさ(@tsukasa_hiraga)です。

ノーコードでプログラマーの需要はなくなる

ノーコードでプログラマーの需要はなくなる

という噂を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

プログラミングを勉強中の方や、プログラマーの方からしたら非常に心配になってしまいますよね。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか?

さっそく結論ですが、一部のプログラマーの需要はなくなっていきます

この記事を読むことで、以下の内容を理解できますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の内容
  • プログラマーが完全には不要にならない1つの理由
  • 一部のプログラマーが不要になりつつある3つの事例
  • これからプログラマーが必要とされる5つの場面
  • その他の専門家の意見

この記事では、話をわかりやすくするために「プログラマー=コードを書ける人」という解釈で進めていきます。

目次は下記の通りです。

クリックできる目次

ノーコードとは「コードを書かない開発」

「ノーコード(NoCode)=コードを書かない開発」と書かれている画像

ノーコードとは「コードを書かなくてもWebサイトやアプリを開発できるサービス」のことを言います。

名前の通り「No-Code(コードが必要ない)」ということですね。

» 参考:【完全解説】ノーコードとは?デメリットや限界、アプリ事例まで徹底解説!

つまり、”コードを書かなくてもアプリ開発できるんだったら、プログラマー不要になるんじゃね?“というのがことの発端というわけです。

プログラマーが完全に不要になることはない

ノーコードの発展によって、プログラマーが完全に不要になることはありません

現在ではむしろプログラマーの需要は増え続けているため、プログラミング勉強中の方はそのまま続けて大丈夫です。

ただし、不要になってしまうプログラマーがいるのも事実なので、その点については後ほど解説していきます。

プログラマーが不要にならない1つの理由「ノーコード開発には限界がある」

ノーコードによってプログラマーが不要にならないたった1つの理由は「ノーコード開発には限界がある」ということです。

ノーコードでできない開発は以下の通り。

  1. 非常に複雑なアプリの開発
  2. 表示速度が高速なアプリの開発
  3. 独自システムの開発
  4. 特化していない領域の開発

※詳しくは、「ノーコードでできないこと」って何?限界から3つの対策まで徹底解説をご参考ください。

ノーコードで開発できないことは、結局コードを書いて開発することになります。

よって、「コードを書ける人=プログラマー」が不要になることはありません

不要になるとしたらノーコードでできないことがなくなったときですが、それは最低でも10年以上先の話なので、現時点で心配する必要はないでしょう。

ただし「レベルの低いプログラマーは不要になっていく」という現実

ノーコード開発に限界がある限り、プログラマーが不要になることはありません。

しかし、それは「ノーコード開発でできないことを表現できるプログラマー」に限ります。

ノーコード開発でもできるようなことしか表現できないプログラマーの需要は、いずれなくなってしまうでしょう。

ノーコードによってプログラマーが不要になりつつある3つの事例

ノーコードの発展によって、以下の3つの仕事に関してプログラマーは不要になりつつあります。

  1. ブログ構築
  2. ホームページ制作
  3. ECサイト制作

それぞれ順番に解説していきます。

①ブログ構築

かつてブログ構築はプログラマーしか行えませんでしたが、「WordPress」の登場で非プログラマーでもブログを開設できるようになりました。

その結果、0からコードを書いてブログを構築する業務はほぼ不要となっています。

コードを書かなくてもブログが構築できるのであれば、プログラマーを雇う必要がなくなるので、不要になるのは当然ですね。

しかし、WordPressの細かい設定についてはプログラミングの知識が必要であるため、その細かい部分の仕事を請け負えるプログラマーの需要はなくなっていません。

②ホームページ制作

ひと昔前では企業のホームページ制作もプログラマーの仕事でしたが、

最近では「STUDIO」などのノーコードツールによって、コードを書かなくてもホームページを作成できるようになりました。

その結果、ホームページ制作に対するプログラマーの必要性は減少しています。

ちなみに、弊社のホームページもノーコードツール「WordPress Elementor」で、プログラマーではなくデザイナーが制作しています。

③ECサイト制作

最近では、ECサイトに関しても「BASE」などのノーコードツールによって、初心者でも簡単に立ち上げられるようになっています。

そのため、小規模なECサイトにおいてプログラマーは不要になりつつあります。

大規模なECサイトを構築する際は、コードでしかできないこともあるため、プログラマーの需要はなくなっていません。

これからプログラマーが必要とされる5つの場面

これからプログラマーはどのような場面で必要とされていくのでしょうか?

それは主に以下の5つの場面になります。

  1. 非常に複雑な機能をもったアプリの開発
  2. 処理速度が求められるアプリの開発
  3. 大規模サービスの開発
  4. ノーコードツール自体の開発
  5. ローコード開発

それぞれ順番に解説していきます。

①非常に複雑な機能をもったアプリの開発

ノーコード開発では、用意されているパーツを組み合わせることによって開発を行うため、従来の開発に比べて複雑なアプリを開発できません

以下の図はノーコード開発とコーディング開発を比べたものになります。

ノーコード開発とコーディング開発の費用を比較したグラフ
参考:BRYTER

ノーコード開発は、開発するアプリが複雑になればなるほど指数関数的に開発コストが大きくなってしまいます。

そのため、非常に複雑なアプリを構築する場合は、まだまだプログラマーの力が必要です。

②表示速度が求められるアプリの開発

ノーコードで開発されたアプリは一般的にページの表示速度が遅くなってしまう傾向にあります。

表示速度を高めるには「無駄なコードをなくすこと」が必要です。

ノーコード開発はあくまで「コードを自動で生成」してくれるだけで「コードを最適化」してくれるわけではないので、どうしても表示速度が遅くなってしまいます。

そのため、整理された綺麗なコードを書けるプログラマーの需要は今後さらに伸びていくでしょう。

③大規模サービスの開発

大規模サービスの開発となると上記で説明した、以下の2つが必要となります。

  • 複雑な機能の実装
  • 表示速度の高速化

そのため、大規模なサービス開発にもまだまだプログラマーの力は必要となっています。

【補足】ノーコードのセキュリティは安全

ノーコードでは「セキュリティ的に大規模サービスは開発できない」と言っている方もいるようですが、それは関係ありません

ノーコードのセキュリティは基本的に安全です。

詳しくは【実は安全】ノーコードのセキュリティって実際どうなの?でまとめているのでご参考ください。

④ノーコードツール自体の開発

コードを書かずにアプリを開発できるノーコードツールですが、

じゃあそのノーコードツール自体は誰が開発しているの?

と疑問に思われた方もいるかもしれません。

ノーコードツール自体を開発しているのは「プログラマー」です。

年々とノーコードツールの数が増えてきているため、必然とノーコードツール自体を開発できるプログラマーは需要が増加していきます。

⑤ローコード開発

ノーコードに似た開発手法として注目を集めているのが「ローコード開発」です。

ローコード開発とは必要に応じて少しコード書いて、Webサイトやアプリを開発する手法のことを指します。

さらに詳しくノーコード開発との違いを知りたい方は【比較表あり】ノーコードとローコードの違いとは?利用シーンまで徹底解説!をご覧ください。

ローコード開発はコードの知識がなければ使いこなせないため、ローコードを扱えるプログラマーの需要はどんどん高まっていくでしょう。

現在プログラマーの方はローコードツールについて学習してみるとよいかもしれません。

SNSからピックアップして、専門家の意見を紹介

最後に、Twitterで見つけた参考になる意見を紹介していきます。

ノーコードYouTuberのしんじさんのツイートです。

  • 小規模〜中規模の開発で費用と期間を抑えたい:ノーコード開発
  • 中規模〜大規模の開発で複雑な機能を取り入れたい:コーディング開発

のように使い分けが大事ということを、カレーで表現されていて非常にわかりやすいですね。

プログラミングのYouTubeやUdemyの学習動画、書籍で有名なたにぐちまことさんのツイートです。

コードを書くだけでなく、最適な開発手法を用いて開発を提案できる「エンジニア」は重宝されるという、非常に的を射た意見だと感じました。

有名ノーコードエンジニアであるあぽとさんのツイートです。

ノーコード開発のプロだからこそ分かる「ノーコードでできないことを表現できるプログラマー」の価値の高さが伝わってきます。

株式会社フュージョンズCEOの杉本啓さんのツイートです。

コーディングだろうとノーコードだろうと、「設計能力」があるプログラマーは今後も重宝されつづけると感じますね。

まとめ:ノーコードでできないことを表現できるプログラマーが生き残る

以下は簡単なまとめになります。

この記事のまとめ
  • ノーコードに限界がある限りプログラマーは不要にならない
  • 今後プログラマーにはノーコード以上の実力が求められる
  • 実際にプログラマーが不要になった事例が存在する
  • 専門家では「プログラマーは不要に

これからノーコードが発展するにつれて、特定の領域においてはプログラマーの需要が少なくなるでしょう。

しかし、ノーコードでできないことを表現できるプログラマーは重宝されつづけます。

プログラミング勉強中の方も「プログラマー不要論」は気にせずに、自身のスキルを上げることに集中していただければ幸いです。

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