こんにちは。Larkを用いたDX支援を提供しているWalkersです。
今回はLarkを導入することによって大きな成果を出した、最先端の事例を厳選して、業界別にわかりやすくまとめました。
この記事を読むことで、企業がLarkを有効活用している裏側を知れるので、ぜひ最後までご覧ください。
弊社Walkersでは、IT導入補助金を用いて平均90%以上のコスト削減を実現するLark導入支援を行っています。⇒サービス概要はこちら
本記事の内容は下記のYouTube動画でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
【Larkの関連記事はこちらから】
執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。
運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。
執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
①株式会社NeXTの導入事例(広告代理店)
株式会社NeXTはDXコンサル事業やZ世代向けのPR事業、広告代理店などを営んでいる会社です。
Lark導入前に抱えていた課題
NeXTでは、ドキュメントツールやチャットツールから勤怠管理など、用途に応じて別のビジネスツールを契約していました。
その結果、以下のような課題が生まれました。
- 高額なツール費用がかかってしまう
- ツールごとにログインの手間がかかる
- タスクや情報管理に工数がかかる
Lark導入後の成果
【成果①】ツール統合により85%の費用削減に成功
Larkを導入することで、ドキュメント作成からチャットや勤怠管理まで1つのアプリで統合できるようになったため、結果的に85%のツール費用削減に成功しました。
弊社調べでも、従業員が100名以上いる会社は以下のように70%以上は削減できる可能性が高いと考えています。
※詳しい計算式はLark解説記事の「【特徴②】費用対効果の高さ」をご覧ください。
【成果②】無駄な工数を省きストレス削減
Lark導入前は、各サービスの操作を覚える必要があったり、サービスごとにわざわざログインしないといけないという無駄な工数が発生していました。
しかしLarkでは1つのアプリで、
- チャット
- ドキュメント
- ビデオ会議
- カレンダー
- メール
- タスク管理
- データベース
上記の機能が入っているため、操作が簡単かつログインも1回で済み細かなストレスを削減できました。
【成果③】情報の一覧化による管理工数削減
Lark導入前はスプレッドシートを用いてタスク管理や情報管理を行っていました。しかし、スプレッドシートではシート同士の連携をする際にわざわざ関数を書く必要あったり、今使わない情報に関しては埋もれてしまうという欠点がありました。
一方、Larkのデータベース機能(Base)では他のテーブルと簡単に連携でき、すべて一覧で見れることやグループ化できることによって、タスク管理や情報管理の工数が削減できたのです。加えて、クライアントや代理店と共有できるためそのような部分も簡略化できるようになりました。
その他Larkを導入して良かった点・成果
その他の良かった点や成果として以下の3つを挙げています。
- エンジニアでなくても使いやすく、簡単に導入できる
- 画面を調整でき、今まで使っていたCRMに近づけられる
- わからない部分があればデジタルコンサルタントにすぐ質問できる
導入が簡単かつ画面を調整できて、さらにデジタルコンサルタントにまで質問できるのはLarkならではのメリットですね。
»出典:【Lark公式】NeXT:ツール費用85%減。Larkでタスクと情報管理を簡単に
»Walkersの補助金を用いたLark導入支援サービスの概要はこちら
②錦水館の導入事例(温泉旅館)
錦水館は広島県の宮島にある120年の歴史を持つ温泉旅館です。旅館の中で料理屋や挙式などの様々な事業を行っています。
Lark導入前に抱えていた課題
錦水館では、チャットやビデオ会議ツールがわかれていたことや申請の流れを紙で行っていたため、以下のような課題が生まれました。
- 申請から承認までの効率が悪い
- 情報伝達に遅れが出てしまう
- タスク管理が複雑
Lark導入後の成果
【成果①】破損品申請の工数を改善し1人あたり月10時間の削減
錦水館では、皿が破損した際の申請と承認をかつては以下の流れで行っており、承認まで毎回20〜30分ほどかかっていました。
しかし、Larkで「破損品報告」のフォームを作成することで、申請までの時間が効率化され、社員1人あたり月10時間の削減に成功しました。
管理者目線では申請が来たらスマホでポチッと承認するだけで完結するため、従業員にとっても管理者にとっても大きな効率化になりました。
【成果②】料理成分の把握工数を改善し月7.5時間の削減
旅館では「お客様の安心安全」が第一優先となるため、どういったお客様が、何のアレルギーがあるか、食べられない食材があるかを把握する必要があります。
以前は情報管理の場所が1つにまとめられていなかったため、把握に時間がかかっていました。
しかし、現在ではLarkで以下のように情報を1箇所にまとめることで誰が見ても料理成分がわかるようになっています。その結果、月7.5時間の削減に成功し、またお客様への事故やクレームが起こらない環境を整えることに成功しました。
【成果③】現場のタスク管理がスムーズになり生産性が向上
錦水館では、現場のタスク管理までLarkで行っています。
Larkではタスクを管理するだけでなく、
- 通知によるタスク忘れの防止
- 細かなタスク割り当て
- 図解によるデータの可視化
まで行えるため、タスク管理の生産性を大幅に向上させることに成功しました。
その他Larkを導入して良かった点・成果
その他の良かった点や成果として以下の3つを挙げています。
- デジタルコンサルタントが、東京から宮島まで現場支援に来てくれたこと
- 導入から1ヶ月で、以前のツールから切り替えが完了したこと
- 工数削減によって、よりやるべき仕事に時間を割けるようになったこと
コンサルタントが手取り足取り教えることにより、導入がスムーズに進み20〜70歳の方まで使いこなしているところを見ると、LarkのDX支援がどれだけ充実しているかが見て取れます。
さらにこの事例について詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください。
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③株式会社ザカモアの導入事例(靴の小売業)
株式会社ザカモアは1930年に創業した靴の小売業を営んでいる社員13名、パート15名、年商約10億円の会社です。Yahooや楽天といったECサイトで靴の販売を行なっています。
Lark導入前に抱えていた課題
ザカモアでは歴史ある会社ということもあり、デジタル化に向けてまずチャットツールや情報共有ツールを導入することから始めました。
デジタル化によって業務が改善されたものは良いものの、新たに以下の課題が出てきたのです。
- 使い方が難しく社員が使いこなせない
- ツールがバラバラで機能が複雑になっている
- アップデートが少なくツールが進化しない
ザカモアでは60代後半のパートの方もいらっしゃるため、その方でも使いこなせてかつ導入が簡単なツールを求めていました。
Lark導入後の成果
【成果①】社内SNSとしても活用しコミュニケーションを活発化
ザカモアでは’’ジェン’’という社内通貨システムを作っています。
ジェンとは福井弁で’’お金’’という意味です。ザカモアでは誕生日などにこのジェンを貰って、そのジェンを使う際にチャットグループに’’感想’’や’’どのように使ったか’’などを投稿すると請求できる仕組みです。
そして以下画像のように’’社内SNS’’としてLarkのチャットを使うことで、社内のコミュニケーションを促進しています。
【成果②】チャット通知により問い合わせ対応を迅速化
ザカモアでは問い合わせフォームもLarkを活用しています。
以前使っていたサービスでは、お問い合わせを受けた時はメール通知のみでした。しかしLarkではチャットに通知がくるため、より迅速に対応可能となりました。
【成果③】チェックリストにより従業員の貢献を可視化
ザカモアでは朝には出勤してすぐに、エアコンやコピー機の起動など様々なタスクがあります。このようなタスクは面倒であるため誰もやりたがらない仕事です。
しかし、Larkを出勤時チェックリストとして活用しタスクを行った人が完了ボタンを押すことで、従業員のチャットグループで「朝の準備が完了です」というアナウンスと共に、誰がやったか通知してくれるようにしました。
通知によって「面倒くさい仕事をやったんだぞ」という自分の口では言いづらいことを代わりにLarkが言ってくれ、さらに従業員も感謝の気持ちを伝えることができるようになるため、非常に社内の風土がよくなりました。
その甲斐あって、2022年に心理的安全アワードという心理的安全性を向上させている会社に送られる賞に選出されました。
その他Larkを導入して良かった点・成果
その他の良かった点や成果として以下の3つを挙げています。
- シンプルで誰でも簡単に操作できること
- ツールが1つで済み、複雑さがなくなったこと
- アップデートが多く、改善され続ける安心感があること
ザカモアにとってLarkは、効率的なコミュニケーションと業務効率化を実現するために必要不可欠なツールとなっています。
さらにこの事例について詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください。
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④EVER BREW株式会社の導入事例(飲食店運営)
EVER BREW株式会社は、クラフトビールやワインを専門とする飲食店を運営している従業員約500名の会社です。単体では21店舗、子会社のブラッセルズ株式会社とEVERCREED株式会社を含め30店舗展開しています。
Lark導入前に抱えていた課題
EVER BREWでは、かつてチャットや表計算、ビデオ会議などありとあらゆるツールがバラバラになっていたことなどから、以下のような課題を抱えていました。
- ITツールのログインに毎回時間がかかる
- 従業員が忙しくツール業務に時間を割けない
- 情報連携がスムーズに進まない
以前はパッケージの表計算シートを使用していたため、忙しい従業員に数字の再入力を依頼して完了するまでに約1週間近くかかったこともありました。
Lark導入後の成果
【成果①】業務の簡略化によって点検効率が向上
飲食店ではHACCP(ハサップ)と呼ばれる非常に厳密な衛生管理に基づいて、点検を行う必要があります。
その中でも「冷蔵庫と冷凍庫の温度を開閉時に記録し1年間保持しなければいけない」という規則があり、その作業を以前は紙で行っていました。
しかし、紙で行う場合は以下のようなデメリットがありました。
- 紙紛失のリスク
- 紙片による異物混入のリスク
- 作業工数の増大
そこでLarkを導入し現在では、冷蔵庫にあるQRコードを読み込むことでアンケートフォームが開かれ、そこに点検内容を記入するだけで記録が完了します。
翌日には、以下のようにデータが可視化されるようになっているため、管理者としても安心して衛生管理が行えるようになっています。
【成果②】一元管理によって情報を探す手間を削減
以前は紙や様々なITツールで管理していたこともあり、必要な情報を探すのに時間がかかっていました。
しかし、現在では資料をLarkで一元管理しているため、社内メンバーが資料を探す際には「すべてLarkに格納してあるから検索してください」とお願いしています。検索によって一瞬で見つけられるため、情報を探す手間を大幅に削減できました。
また、共通認識として「クラウドストレージ=Lark」となっており、資料をローカルで編集することもなくなり、バージョン違いの資料が乱立することもなくなったため、業務効率も向上しています。
【成果③】従業員満足度調査を行い離職の傾向を分析
飲食業界は深刻な人手不足を抱えているため、なかなか人が集まらないという現状があります。
そのためEVER BREWでは離職率を下げたいという思いがありました。
そこでLarkのフォーム機能を活用し、入社後の従業員の満足度を測るようにしました。その結果’’入社直後に高得点を出した社員のほうが離職率が高い’’という傾向が分かり、離職してしまう前に対策を施せるようになり、良い方向に向かっています。
その他Larkを導入して良かった点・成果
その他の良かった点や成果として以下の3つを挙げています。
- 従業員の作業がスマホで完結すること
- 直感的に操作でき、細かい使用方法に悩む必要がないこと
- 難しい仕様がなく、IT導入がスムーズに進んだこと
EVER BREWでは「Larkが基幹システムになっている」と言っても過言でないほど、重要なツールとなっています。
さらにこの事例について詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください。
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⑤株式会社グッドウェーブの導入事例(店舗運営)
株式会社グッドウェーブは、プロモーション事業に加えてDr.Stretch(日本 FC 加盟/中国本部)、CoCo 都可などの店舗運営事業を行っている会社です。アルバイトを含む従業員は1000名を超え、30店舗以上を運営しています。
Lark導入前に抱えていた課題
グッドウェーブは、業界柄や様々なツールを使っていたことから以下のような課題を抱えていました。
- 日報などのPC入力業務の提出率が悪い
- 店舗や従業員の生産性の可視化ができない
- 月70-80時間ほどの残業が発生してしまっている
夜中の12時から会議が始まるようなことも頻繁にあるような業界柄、仕方がないとはいえ’’どうにか改善することはできないか…’’と模索していました。
Lark導入後の成果
【成果①】パソコン入力をなくし日報提出率が21%→92%まで向上
各店舗の運営状況をリアルタイムで確認するために、日報の提出は店舗管理の基礎とも言えます。
しかし以前は、パソコンで日報を提出しなければならず、店舗スタッフにとって負担が重く面倒であったため、提出率が21%と日報の意味がなくなってしまっていました。
Lark導入後はパソコン入力から解放され、スマホで完結できるため、現在では日報の提出率は92%にまで向上しています。
【成果②】データを可視化し店舗状況をリアルタイムで把握可能に
日報の提出率が改善するだけでなく、Larkの利用によってリアルタイムで日報提出状況を可視化できるようになりました。
管理者は一瞬で、店舗の最新情報や提出状況を一括確認できます。
また、各店舗の変動や店舗間ランキングなども可視化できるようにしています。
【成果③】無駄な業務や抜け漏れを対策し月191時間の削減
以前のグッドウェーブでは、パソコン業務が発生するたびに会社に戻らなければいけないことや、メールの抜け漏れによって無駄な業務が発生していました。
しかし、Larkを導入することでスマホで完結できるようになり、チャット通知によって漏れや忘れが発生しづらくなりました。
その結果、残業時間は全社平均で月20時間ほどまで短縮され、全体で月191時間の削減に成功しました。
その他Larkを導入して良かった点・成果
その他の良かった点や成果として以下の3つを挙げています。
- ビジネスツールがLarkで一本化できること
- 会社情報のセキュリティ対策が行いやすいこと
- データベースが非常に見やすいこと
Larkはコスト削減や生産性向上だけでなく、従業員の満足度まで改善できるのは非常に素晴らしいと感じています。
さらにこの事例について詳しく知りたい方は、以下の動画をご覧ください。
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Larkの導入事例の解説は以上になります。この内容がLark導入の参考になれば幸いです。
弊社Walkersでは、IT導入補助金を用いて平均90%以上のコスト削減を実現するLark導入支援を行っています。無料相談も実施しておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。