【シミュレーション付き】コミュニティアプリの開発費用の相場まとめ【2025年最新版】

この記事のまとめ

コミュニティアプリの開発費用の相場は、最低限の機能のみ実装する場合は 「50〜100万円」、基本的な機能のみ実装する場合は「100〜300万円」、複雑・細かな機能も実装する場合は「300〜550万円」、非常に複雑な機能も実装する場合は「数千万円」となっています。

しかし、「ノーコード開発×補助金利用」で約80%の費用削減が可能です。

本記事では、これまで200社以上のプロジェクトを手掛けてきた弊社Walkers(ウォーカーズ)に寄せられたご相談事例をもとに、コミュニティアプリの開発費用から開発会社を選ぶ際のポイントまでを分かりやすく徹底解説いたします。ぜひ最後までご覧ください。

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執筆者:山口 鳳汰
 

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰

執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。

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【重要】8割のケースで「ノーコード開発」の利用を推奨

ノーコード開発を利用した場合のコミュニティアプリの開発費用シミュレーション
ノーコード開発を利用した場合のコストシミュレーション

ノーコードとは、「プログラミング言語を用いることなく、ホームページやアプリケーションを開発できる革新的なサービス」を指します。

ノーコードを利用してコミュニティアプリを開発すると、以下の3つの大きなメリットが得られます。

  1. 開発コストを50%以上削減
  2. 開発期間を50%以上短縮
  3. 高度な機能を持つアプリの構築が可能

実際、多くのコミュニティアプリはノーコードでの開発が可能で、その割合は全体の8割以上にのぼります。こうした特性を活かしてコスト削減や開発期間の短縮を図るには、まずノーコード開発の導入を検討することをおすすめします。

»関連記事:【完全解説】ノーコードとは?デメリットや限界、アプリ事例まで徹底解説!

【早見表つき】コミュニティアプリの開発費用の相場を一覧!

ノーコード開発の場合

全体平均の費用相場

費用の種類相場
初期費用100〜400万円
運用費用1〜5万円/月

アプリの目的によって開発費用は大きく変動するため、ここでは目的ごとに分類し、それぞれを詳しく解説していきます。

目的別の費用と開発期間の相場

開発の目的初期費用の相場開発期間
最低限の機能のみ50〜100万円1〜2ヶ月
基本的な機能のみ100〜300万円2〜3ヶ月
複雑・細かな機能まで300〜550万円3〜6ヶ月
非常に複雑な機能も実装※非推奨※非推奨
※1 「非推奨」ではフルスクラッチでの開発を推奨。
※2 要件定義やデザイン費用が別途かかることもあります。

ノーコード開発では高度に複雑な機能の実装が難しく、すべてのケースで最適というわけではありません。しかし、想定する機能の中には、思いのほか容易に実現できるものもあります。

こうした判断を正しく行うには、まずノーコード開発に長けた専門家に相談し、希望する機能が問題なく実装可能かどうかを確認することをおすすめします。

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フルスクラッチ開発(コードによる開発)の場合

全体平均の費用相場

費用の種類相場
初期費用300〜1,100万円
運用費用4〜20万円/月

アプリの目的によって開発費用は大きく変動するため、ここでは目的ごとに分類し、それぞれを詳しく解説していきます。

目的別の費用と開発期間の相場

開発の目的初期費用の相場開発期間
最低限の機能のみ200〜350万円
※非推奨
2〜3ヶ月
※非推奨
基本的な機能のみ350〜850万円
※非推奨
3〜6ヶ月
※非推奨
複雑な機能まで850〜1,350万円6〜8ヶ月
非常に複雑な機能も実装1,350万円〜8ヶ月以上
※1 「非推奨」ではノーコードでの開発を推奨。
※2 要件定義やデザイン費用が別途かかることもあります。

フルスクラッチ開発は、必要な機能が最小限または基本的な範囲にとどまる場合、費用対効果が低くなることも珍しくありません。

一方で、複雑な機能を実装する場合には、ノーコードで十分な場合もあれば、フルスクラッチが最適な選択となるケースもあります。
そのため、どの方法が最適かを見極めるには、ノーコードとフルスクラッチの両方に精通した専門家へ相談することをおすすめします。

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コミュニティアプリの開発費以外にかかる5つの費用

コミュニティアプリの開発費以外にかかる5つの費用

【費用①】保守・運用

アプリを公開して終わりではなく、リリース後には日々の保守と運用が不可欠です。主な保守・運用費用には、次のような項目が含まれます。

  • サーバーの維持管理
    クラウドサービスを利用している場合、アクセスが集中する時間帯に合わせてサーバースペックを調整するなど、動的な運用が求められます。利用者数が増えると、月額使用料も上昇する仕組みになっているため注意が必要です。
  • セキュリティ対策
    不正アクセスやデータ漏洩はコミュニティの信頼を失う重大なリスクです。日々の脆弱性パッチ当てや定期的なセキュリティ診断など、セキュリティに対する投資が必要になります。
  • システムモニタリング・障害対応
    24時間365日体制での監視や障害検知が不可欠なケースもあります。突然のシステムダウンが発生した場合にも、迅速に対処するための担当者や外部委託先との契約費用を考慮しましょう。

【費用②】コミュニティ管理・運営

コミュニティアプリの最大の特徴は、ユーザー同士の交流が活性化し、継続的に使われるプラットフォームが成立する点です。そのためには、運営者がコミュニティを適切に管理・運用していく必要があります。

  • コンテンツのモデレーション
    不適切な投稿やスパムアカウント、誹謗中傷などを早期に発見・削除し、ユーザーが安心して交流できる環境を整備する必要があります。専門のモデレーターや外部サービスの導入を検討する場合もあり、そのコストがかかります。
  • イベントやキャンペーンの企画・運営
    オフラインまたはオンラインでのイベント開催、キャンペーンの企画など、コミュニティを盛り上げるための施策が欠かせません。これらの運営費用・人件費は想定外に膨らむこともあるので要注意です。
  • ユーザーサポート・問い合わせ対応
    問い合わせフォームやチャットサポートなどを通じて、ユーザーからの質問やクレームに対応する体制が必要です。運営時間や質問の内容によっては、カスタマーサポートの専門スタッフを常設する必要があるかもしれません。

【費用③】マーケティング・プロモーション

コミュニティアプリは、ユーザー数が一定規模に達することで盛り上がりが加速するため、初期段階から計画的に認知度を高める施策が重要です。そのための費用には、以下のようなものが含まれます。

  • 広告運用(Google、SNSなど)
    主要な検索エンジンやSNSに広告を出し、ターゲットとするユーザーにリーチすることが一般的です。クリック課金やインプレッション課金など、広告の種類によって費用体系が異なります。
  • SNS運用・インフルエンサーマーケティング
    コミュニティのテーマに合ったインフルエンサーとコラボレーションし、フォロワーに向けてアプリを告知する手法があります。影響力が大きいインフルエンサーを起用する場合、その分報酬も大きくなるでしょう。
  • SEO・ASO対策
    WebサイトやランディングページでのSEO(Search Engine Optimization)対策を行い、自然検索からの流入を増やすことが大切です。また、アプリストアの検索最適化(ASO)を行うことで、アプリのダウンロード数を着実に伸ばすことが期待できます。

【費用④】不具合改善・要望による機能追加

アプリを公開すると、想定していなかった不具合やユーザーからの要望が次々と発生します。コミュニティアプリの場合、日常的に多くのユーザーがやり取りを行うため、小さな不具合でも大きなストレスにつながる可能性が高いです。

  • バグ修正作業
    特定のOSや端末環境での動作不良や、ログイン不具合など、致命的なバグが発覚した場合には迅速な対応が求められます。修正にかかる工数やデバッグ費用を常に想定しておきましょう。
  • ユーザーフィードバックの反映
    「もっと使いやすくしてほしい」「新機能を追加してほしい」など、ユーザーからの意見を取り入れることでコミュニティの満足度を向上できます。ただし、新機能追加やUIデザインのリニューアルには、追加の開発費用がかかる点を把握しておきましょう。
  • 定期的なアップデート
    せっかくユーザー数が伸びても、アプリが放置されるとユーザー離脱につながりやすくなります。新機能の実装だけでなく、時流に合ったデザインや機能を提案していくことで、コミュニティを活性化させ続けることが重要です。

【費用⑤】リリース費用(iOS/Android対応にする場合)

プラットフォームストア登録料アプリ内課金手数料
iOS(App Store)年間99ドル(約15,000円)課金額の15〜30%
Android(Google Play)初回25ドル(約3750円)課金額の15〜30%
※1ドル150円で換算

コミュニティアプリをiOSとAndroidの両方でリリースする場合は、追加費用がかかる点に注意が必要です。

さらに、アプリ内で発生した課金売上の15〜30%は手数料として差し引かれるため、収益計画を立てる際にはこの点を考慮する必要があります。

コミュニティアプリの開発費用を安く抑える3つの方法

コミュニティアプリの開発費用を安く抑える3つの方法

【方法①】ノーコード開発をする活用する

従来の開発とノーコード開発の費用の比較
従来の開発とノーコード開発の費用の比較と内訳

何度もお伝えしていますが、最も効果的な方法はノーコード開発の活用です。
ノーコードとは、「プログラミング言語を用いることなく、ホームページやアプリケーションを開発できる革新的なサービス」を指します。

ノーコードを利用してコミュニティアプリを開発すると、以下の3つの大きなメリットが得られます。

  1. 開発コストを50%以上削減
  2. 開発期間を50%以上短縮
  3. 高度な機能を持つアプリの構築が可能

実際、多くのコミュニティアプリはノーコードでの開発が可能で、その割合は全体の8割以上にのぼります。こうした特性を活かしてコスト削減や開発期間の短縮を図るには、まずノーコード開発の導入を検討することをおすすめします。

»関連記事:【早見表つき】ノーコード開発にかかる費用は?相場や1分で見積もり・シミュレーションする方法まで徹底解説!

【方法②】補助金を活用する

従来の開発とノーコード開発×補助金の費用比較
従来の開発とノーコード開発×補助金の費用比較

補助金を利用することで、一般的な開発コストを最大でおよそ3分の2まで抑えられます。さらにノーコード開発を併用すれば、コスト削減率は最大8割にまで高まることが期待できます。

また、当社が提供するシミュレーターを使えば、補助金適用後の概算費用をわずか1分ほどで試算可能です。ぜひ一度お試しください。

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【方法③】開発する機能を絞り込む

適切に機能を絞り込むことでアプリの価値を下げずに開発コスト削減が可能
適切に機能を絞り込むことで価値を下げずにコスト削減可能

導入する機能をあらかじめ厳選すれば、顧客価値を損なわずに大幅なコスト削減が期待できます。

以下の基準を踏まえ、導入すべき機能を慎重に選定することをおすすめします。

  • 必要不可欠な機能
  • あると便利な機能
  • サービス拡大時に追加予定の機能
  • 不要な機能

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コミュニティアプリ開発会社を選ぶ際に重視すべき5つのポイント

コミュニティアプリ開発会社を選ぶ際に重視すべき5つのポイント

【ポイント①】過去の実績が信頼できるか

【ポイント①】信頼できる実績があるか

開発会社を選ぶ際は、まず過去のプロジェクトや実績を入念に確認しましょう。公式サイトやポートフォリオ、事例紹介ページなどを活用し、その企業が経験してきた業界や業務領域、類似案件における成果・対応力を見極めることが大切です。

幅広い実績と豊富な経験を持つ企業であれば、複雑な要件にも柔軟に対応でき、想定外のトラブルが発生した場合でも迅速かつ的確な解決を期待できます。

【ポイント②】ブログ、SNS、YouTubeで有用な情報を発信しているか

【ポイント②】ブログやSNS、YouTubeで有益な発信がされているか

また、開発会社が最新技術やノウハウを継続的に発信しているかどうかも重要なポイントです。ブログや動画、SNSなどの多彩なメディアで、専門的な情報をわかりやすく定期的に公開している企業は、業界の動向を深く把握し、市場の変化にも柔軟に対応できる可能性が高いといえます。

情報発信が活発であるほど、市場の動きに敏感に対応し、常に新たな知見を取り入れている証拠でもあります。一方、長期間更新がない場合は、最新技術やトレンドへの対応が遅れているリスクがあるため、注意が必要です。

【ポイント③】問い合わせ時の対応が丁寧か

【ポイント③】問い合わせた際の対応が丁寧か

開発会社を選ぶ際には、問い合わせ対応の質もチェックしておくことが重要です。メールや電話などで質問した際、迅速かつ的確な回答を得られるかどうかは、プロジェクト開始後の円滑なコミュニケーションを判断する上で大切な指標となります。

顧客対応を丁寧に行う企業は、顧客を大切なパートナーと捉え、長期的な関係を重視する傾向があります。返信の早さだけでなく、質問の意図を正確に汲み取り、専門用語や技術的背景をわかりやすく説明してくれる姿勢は、プロジェクトの進行中にとっても心強いサポートとなるでしょう。

【ポイント④】サポート体制が充実しているか

【ポイント④】サポート体制は十分か

アプリ開発では、企画や設計の段階で想定していなかった問題が起こることも珍しくありません。こうした予期せぬトラブルが発生した際、どれだけ迅速かつ柔軟に対応できるかは、開発会社の実力を見極める上で非常に重要なポイントです。

そのため、あらかじめサポート体制を入念にチェックしておきましょう。専用の問い合わせ窓口の有無、緊急時の連絡方法、トラブルが発生した際に速やかかつ的確な解決策や追加対応を提示できる仕組みなど、サポート面を細部まで確認することが欠かせません。
サポート体制が整っている企業であれば、予期せぬ問題が起きてもスムーズに解決へ導くことができ、プロジェクト全体を円滑に進行できるでしょう。

【ポイント⑤】自社の事業や課題に基づいた提案をしてくれるか

【ポイント⑤】自社特有の課題を踏まえて提案してくれるか

最後に注目したいのは、開発会社が自社のビジネス課題や目標を正しく把握し、それに合わせた提案ができるかどうかです。既存の製品をそのまま提供するのではなく、自社特有のニーズや戦略を正確に理解し、それに即した改善策や戦略的アドバイスを示せる企業であれば、プロジェクト全体の価値は一段と高まるでしょう。

さらに、ビジネスモデルへの深い理解や業界特有のノウハウを持つパートナーなら、開発段階を超えて、長期的な成長や発展を力強く支えてくれる存在となります。

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Walkersでは成果が実証されたノウハウをもとに、事業を成功に導くためのコミュニティアプリ開発支援を行っています。ノーコードでもフルスクラッチでも支援を行っているので、新規事業・アプリ開発でお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。

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