【開発事例13選】参考になるノーコードAdaloの事例まとめ

こんにちは。ノーコード専門の開発会社Walkersです。

弊社では多くのノーコード開発の相談を受けてきましたが、以下のような悩みを持つ方が少なくありません。

  • Adaloってどんなアプリを開発できるの?
  • 開発期間はどれくらいかかるの?
  • どのような目的で利用されているの?

やはりノーコード開発を行うのなら、事前に具体的なイメージは掴んでおきたいですよね。

そこで今回は、Adaloで開発されたアプリ事例について以下の内容を紹介していきます。

この記事の内容
  • AdaloによるSNSアプリの開発事例3選
  • マッチングアプリの開発事例3選
  • その他 国内アプリの開発事例3選
  • 海外アプリの成功事例4選
  • ノーコード開発を上手く活用する3つの方法

この記事を読むだけで、Adalo開発を発注&導入するために必要な知識を身につけることができるので、ぜひ最後までご覧ください。

Walkersでは「開発ノウハウがない」「最大限に効率よく開発を進めたい」企業さまに、事業を成功に導くノーコード開発支援を行っています。⇒ノーコード開発支援サービスの概要はこちら

【さらにノーコード開発事例を知りたい方はこちら】


執筆者:山口 鳳汰
 

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰

執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。

クリックできる目次

Adaloで作られたSNSアプリの事例3選

①FootHub(サッカーファンのためのSNSアプリ)

FootHub(サッカーファンのためのSNSアプリ)

FootHubは、サッカーファンの方々をつなげるSNSアプリです。好きなチームの試合日程の閲覧やサッカーニュースへコメント、自由にルームを作って会話できるなど、さまざまな機能を備えています。

このアプリは2021年に公開され、たった4ヶ月で2,000人以上のユーザーを獲得し、Adaloの月間最優秀アプリにも選ばれました。

Instagramでも精力的に活動しており、現在は1.7万人フォロワーを超えています。

FootHub(サッカーファンのためのSNSアプリ)のInstagram

そして、開発者の方はAdaloでの開発について以下のように発言しています。

Adaloは私にとって、非エンジニアでもネイティブアプリを作ることができる最高のツールです。また、システム全体を構築するのに2日しかかからなかったので、非常に役立っています。

引用:https://www.adalo.com/showcase-apps/foothub

ノーコードによってコストを削減して、その分マーケティングに専念してスピード感もって事業を進めていく」という、ノーコードを存分に有効活用した事例だと感じました。

また、このアプリはデザイン性も素晴らしいので、ぜひ自身のスマホにダウンロードして体験してみてください。

» 参考:【Adalo公式】FootHubのアプリ紹介

②Union(大学生のためのSNSアプリ)

Union(大学生のためのSNSアプリ)

Unionは、全国の大学生が講義内容や就職情報の共有、大学に関する質問や回答などができる、大学生のためのSNSアプリです。

このアプリは、Adaloを使用した日本初の資金調達(1,000万円)を達成しています。

この資金調達に対してAdalo本社からは、

私たちが把握しているAdaloで開発されたアプリの中で、1,000万円の資金調達は世界最大である。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000076669.html

とコメントされており、世界的に見ても驚愕の事例となっています。

また、Unionは現在Flutter開発にシフトしており、世界規模で事業拡大を進めている最中です。

ノーコードをMVP開発として利用した良い事例ですね。
※MVPとは「市場ニーズを正しく把握するために開発される最低限の機能を備えたプロダクト」を指す。

» 参考:【PR TIMES】日本初!Nocodeで作成されたUnion -大学生のためのSNSがプレシードラウンドにて1,000万円の資金調達を実施
» 参考:【PR TIMES】日本初!Nocodeで資金調達をした、Union -大学生のためのSNSがβ版をリニューアルリリース

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③SNSアプリのテンプレート

Adalo-SNSアプリのテンプレート

Adaloでは、Adaloの公式サイトよりSNSアプリのテンプレートが提供されています。

中にはFacebookのクローンアプリなどもあるため、気軽にAdaloで作られたSNSアプリを体験することができます。

テンプレートを利用する方法は以下の通りです。

STEP
テンプレートサイトへ移動

下記のテンプレートサイトに移動します。
https://www.adalo.com/cloneables-tags/social-media

STEP
好きなアプリを選ぶ

表示されたアプリの中から好きなものを選びます。

STEP
【CLONE IT】をクリック
STEP
会員登録を行う

まだAdaloの会員登録を行っていない方は、ページの指示に従ってアカウントを作成する必要があります。

アカウントの作成が終われば、自由にテンプレートを触ることができます。

Adaloで作られたマッチングアプリの事例3選

①Preps Recruiting(学生アスリートとコーチをつなぐマッチングアプリ)

Preps Recruiting(学生アスリートとコーチをつなぐマッチングアプリ)

Preps Recruitingは、学生アスリートとコーチをマッチングさせ、補助金のオファーやアスリート採用の手助けを行ってくれるアプリです。

このアプリは、機能がシンプルで無駄がないため、非常に使いやすいアプリとなっています。

Adalo開発では複雑な機能を実装することは難しいですが、シンプルな機能であれば、従来のアプリ開発と遜色なく開発することが可能です。

» 参考:Preps Recruitingの公式サイト
» 参考:【Adalo公式】Preps Recruitingのアプリ紹介

②SPOTTO(就活中の学生と企業をつなぐマッチングアプリ)

SPOTTO(就活中の学生と企業をつなぐマッチングアプリ)

SPOTTOは、新卒の就職活動中の学生と企業をつなげるオンライン面談のマッチングアプリです。

このアプリはノーコードで開発されたアプリの中で、日本で初めて買収されたアプリとして非常に注目を集めました。

さらに、SPOTTOをリリースするまでに要した時間は以下の通り。

  • 枠組みの作成:3日
  • アプリの開発:1週間
  • 仮説検証による修正:3週間
  • 合計:約1ヶ月

仮説検証までたったの1ヶ月で行っているのは驚きです。。。

さらに、SPOTTOを買収した浅尾さんは以下のように発言しています。

僕は「ノーコードで開発されているけどクオリティが低い」みたいな状態だったら買収してませんでした(笑)

実際に完成したアプリを見てみると、ノーコードだと気づかないくらいのクオリティだったんですよ。

引用:https://tokyofreelance.jp/nocode-interview/

ここまで早くクオリティの高いアプリを作れるのがノーコード開発の特権だと感じますね。

※<2022年12月追記>こちらのアプリは現在は閉鎖されているみたいです。しかし、事例として非常に参考になるため紹介させていただきました。

» 参考:【PR TIMES】WEB説明会のプラットフォームサービス「SPOTTO(スポット)」がリリース
» 参考:日本初のノーコードアプリ買収となった「SPOTTO」の開発秘話を徹底取材!

③Chant(クリエイターと仕事をつなぐマッチングアプリ)

Chant(クリエイターと仕事をつなぐマッチングアプリ)

Chantは、クリエイターのスキルや興味・目標に応じて、仕事や創作活動をつなげるマッチングアプリです。

このアプリの開発者は下記のように発言しています。

Adaloは、私たちの夢を実現してくれました。私たちは、プログラミング言語の書き方をまったく知らずにスタートアップを立ち上げることができたのです。

引用:https://www.adalo.com/showcase-apps/chant

プログラミング言語の書き方を知らない人がアプリを開発してスタートアップを立ち上げるというのは、ノーコードだからこそできたことですね。

将来的に起業を考えている方は、まずはノーコードを学んでみると良いのかもしれません。

» 参考:【Adalo公式】Chant-Hire or Hang. Connect and Create

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Adaloで作られたその他国内アプリの事例3選

①SmartDish(モバイルオーダーアプリ)

SmartDish(モバイルオーダーアプリ)

SmartDish(スマートディッシュ)とは、ランチ時間に飲食店で料理の待ち時間をなくすためのモバイルオーダーアプリです。

このアプリは、たった2ヶ月ユーザー側と飲食店側(実質2つ分)のアプリをリリースしました。

「ベース機能の開発に1ヶ月」「仮説検証&改善に1ヶ月」の配分で開発を行ったそうです。

現在はFlutter開発にシフトしており、ノーコードをMVP開発として活用した見本のような事例になっています。

» 参考:【PR TIMES】NoCode(ノーコード)で作られたモバイルオーダーアプリのSmartDish(スマートディッシュ)が登場!『わずか2ヶ月で検証&リリースの圧倒的なスピード』
» 参考:【PR TIMES】飲食店のDXに貢献するSmartDishがノーコード開発(Adalo)からFlutterへ移行。大幅アップデートにより快適なサービスに!

②Sabinuky(美味しいお店のシェアアプリ)

Sabinuky(美味しいお店のシェアアプリ)

Sabinukyは、美味しいお店を記録・シェアすることに特化したグルメアプリです。

このアプリの開発者は、Adaloでアプリをリリースする上での苦労をnote「グルメアプリSabinuky NoCode開発ストーリー」にまとめています。

特に、以下の2つの話はリアルで面白いので、自分でアプリを開発&リリースしたい方は参考にしてみてください。

③Nomuca(月額サブスクドリンクアプリ)

Nomuca(月額サブスクドリンクアプリ)

Nomucaは、月額1050円を支払うことによって対象店舗から1日1杯ドリンクが無料でもらえるアプリです。

Adaloで開発されたアプリは画像の表示速度が遅くなってしまうのですが、このアプリではかなり改善されています。

開発者によると、画像を管理する外部クラウドサービスと連携することによって、Adaloのデメリットを補ったそうです。

ノーコード開発でも工夫次第でデメリットを克服できることを証明した面白い事例だと感じています。

» 参考:【VFリリース】Nomuca-月1050円で1日1杯ドリンクが飲めるアプリ

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Adaloで作られた海外アプリの成功事例4選

①Scholarcash(学生と奨学金をつなげる検索アプリ)

Scholarcash(学生と奨学金をつなげる検索アプリ)

Scolarcashは、大学進学を目指す学生が奨学金を探すための検索アプリです。

このアプリはたった1週間で開発されており、現在ではiOSのApp Storeで20,000回以上ダウンロードされています。

もともとScolarcashを立ち上げた経緯としては、コロナによって学生がローン返済をできなくなっているという問題を解決したいという、開発者の思いからだそうです。

このように、社会的な問題の解決手段としてもノーコード開発が利用されるのは素晴らしいことだと感じます。

こういった問題に迅速に対応できるのはノーコード開発の大きなメリットではないでしょうか?

» 参考:【Adalo公式】Scolarcashのアプリ紹介

②Counselora(スクールカウンセラー検索アプリ)

Counselora(スクールカウンセラー検索アプリ)

Counseloraは、スクールカウンセラーに関する情報がすべて揃っている検索アプリです。

このアプリの開発者はAdalo開発について下記のように明言しています。

Adaloを使ったおかげで、外注だと5年以上かかっていたことを、たったの3ヶ月で成し遂げることができた。

引用:https://www.adalo.com/showcase-apps/counselora

さすがに5年以上というのは少し盛っている気もしますが、少なくともAdalo開発によって1年以上の期間を短縮できたということですね。

現在では、登録しているスクールカウンセラーは870名を超え、さらに事業を拡大させています。

» 参考:【Adalo公式】Counseloraのアプリ紹介

③ProU Sports(フットボールファンのための情報アプリ)

ProU Sports(フットボールファンのための情報アプリ)

ProU Sportsは、大学フットボールファンにとって欲しい情報が詰まったライブラリのようなアプリです。

このアプリは、約2ヶ月で開発されているのにも関わらず、デザイン性が高くAdaloで開発したことがわからないくらいクオリティが高くなっています。

さらに、リリースしてからたった2ヶ月で1,000ユーザーを獲得するなど、事業のスピード感も問題ありません。

Adaloによってクオリティ高くスピード感を持って事業を拡大できるのであれば、ノーコード開発を使わない理由がないなと思います。

また将来的には、Adaloからコーディング開発にシフトしていく予定とのことなので、今後どのように展開していくのか個人的に楽しみです。

» 参考:【Adalo公式】ProU Sportsがたった60日で1000ユーザーを達成した話

④LLoyd(個人向けキャリア支援アプリ)

LLoyd(個人向けキャリア支援アプリ)

LLoydは、キャリアアドバイザーとマッチングさせ、自身に最適なキャリアを導き出してくれるアプリです。

このアプリは、非エンジニアによって約3ヶ月でリリースされています。

現在ではEdtech企業と業務提携を行うなどして、事業の拡大に取り組んでいます。

» 参考:【Adalo公式】LLoyd開発者へのインタビュー
» 参考:【GlobeNewswire】WGU LabsとLloyd社が業務提携

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さらに多くのAdalo開発事例を知りたい方は公式サイトへ

Adalo公式サイト-Showcase

Adaloの公式サイトでは、ジャンル別にAdaloで開発した事例が紹介されています。さらにAdaloの事例を知りたい方は以下のURLから、調べてみてください。
※すべて英語で表示されています。

ただし、完成度がかなりピンキリになっているのでその点には注意が必要です。

【補足】Adaloで「できないこと」について

Adalo開発の導入を検討している方から、以下のような要望をいただくことがあります。

Adaloではできないことについて教えてほしい

上記の疑問を持つ方に向けて、Adaloでできないこと6選。対策方法まで徹底解説という記事を執筆しましたので、ぜひ参考にしてください。


Adaloの開発事例の紹介は以上になります。ノーコードを有効活用すればリスクを最小限に抑えてサービスをリリースできるので、あなたの事業にも取り入れてみてはいかがでしょうか?

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