【保存版】Bubbleのワークロードユニットとは?料金や節約方法まで徹底解説!

こんにちは。ノーコード専門の開発会社Walkersです。

2023年5月1日にBubbleの料金プランが改定され、新たに「ワークロードユニット」という概念が追加されました。

この記事では、以下の内容を解説していきます。

この記事の内容
  • ワークロードユニットの概要
  • 料金プランごとのユニット上限
  • ユニットを購入する際の費用
  • 必要なユニットを計測する方法
  • ユニットを節約する方法

この記事を読むだけで、ワークロードユニットで悩むことはなくなるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

Walkersでは「開発ノウハウがない」「最大限に効率よく開発を進めたい」企業さまに、事業を成功に導くBubble開発支援を行っています。⇒Bubble開発支援サービスの概要はこちら


本記事の内容は下記のYouTube動画でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。


執筆者:山口 鳳汰
 

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰

執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。

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ワークロードユニットとは「アプリを運営するために必要な容量」

ワークロードユニットとは、Bubbleで開発されたアプリを運営するために必要な容量のことを言います。

簡単に言えば、スマホの通信量みたいなものです。ネットに繋げば繋ぐほど通信量が消費されるように、アプリを動作させればさせるほどワークロードユニットは消費されます。

ワークロードユニット (WU) は月単位で測定され、

  • データベース操作
  • ワークフロー設定
  • API連携
  • データ取得
  • ページ読み込み etc…

といった、Bubbleアプリが実行するさまざまな機能で計測されます。

ワークロードユニットにかかる料金

ワークロードユニットは初めから料金プランによって上限が制定されていますが、上限を超える場合には別途ワークロードユニットを購入する必要があります。

この章ではワークロードユニットにかかる料金を場合別に紹介していきます。

①プランに含まれるワークロードユニットで収まる場合

ワークロードユニットは以下のように料金プランごとに上限が決まっています。その上限を超えない場合は、料金プラン以上の費用はかかりません。

スクロールできます
Freeプラン
無料
Starterプラン
$29/月(年契約)
$32/月(月契約)
Growthプラン
$119/月(年契約)
$134/月(月契約)
Teamプラン
$349/月(年契約)
$399/月(月契約)
月に使用できるワークロードユニット50K175K250K500K

プランに含まれるワークロードユニットを超えてしまう場合は、サブスクリプションまたは従量課金制で購入する必要があります。

ただしBubble公式サイトでは、ほとんどのアプリではプランに含まれるワークロードユニットで十分であり、購入する必要はないと明言されています。

②ワークロードユニットをサブスクで購入する場合

プランに含まれるワークロードユニットで十分でないときは、有料プランを契約している場合は以下のようにサブスクリプションで購入が可能です。

スクロールできます
TIER1
$26/月(年契約)
$29/月(月契約)
TIER2
$89/月(年契約)
$99/月(月契約)
TIER3
$269/月(年契約)
$299/月(月契約)
TIER4
$539/月(年契約)
$599/月(月契約)
TIER5
$1349/月(年契約)
$1499/月(月契約)
追加されるワークロードユニット200K750K2.5M6M20M
ワークロードユニット1Kあたりの料金0.15ドル0.14ドル0.12ドル0.10ドル0.08ドル

③ワークロードユニットの超過分を購入する場合

有料プランを契約しているときにプランに含まれるワークロードユニットを超えた場合、ワークロードユニットの超過分を「1Kあたり0.3ドル」で購入できます。

しかし、先ほどのサブスクでは1Kあたり0.15ドルで購入できるため、超過する容量に応じてどちらのパターンで行うのか検討するのがおすすめです。

ただし、ワークロードのサブスクリプションを契約している場合は、超過分に対して’’TIER1であれば0.15ドル’’、’’TIER2であれば0.14ドル’’、’’TIER3であれば0.12ドル’’といったように割引がなされます。

アプリに必要なワークロードユニットを調べる方法

アプリに必要なワークロードユニットを計測する最善の方法は、テストで開発を行い、アプリ内から時間の経過に伴うワークロードユニットの使用状況を確認することです。

使用状況の確認は以下の方法で可能です。

STEP
Bubbleのアプリ画面の左タブの「Logs」をクリック
STEP
棒グラフから1日あたりの使用状況を確認

カーソルを合わせると、詳しい使用状況を確認できます。

STEP
下にある円グラフから使用割合を確認

クリックすることで、グラフを編集することも可能です。

ワークロードユニットを節約する方法

ワークロードユニットを節約する上で最も重要なことは、アプリが必要なときに必要な作業だけを行うよう設定することです。

ユニットの無駄遣いは、無駄なプログラムが組まれていることによる無駄な動作によって起こります。そのため、アプリの動作をシンプルにして最適化することで大幅にユニットを節約できます。


ワークロードユニットの解説は以上になります。ぜひご参考にしていただけますと幸いです。

Walkersでは成果が実証されたノウハウをもとに、事業を成功に導くためのBubble開発支援を行っています。新規事業・システム開発でお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。

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