ノーコードやAIの進化により、Webサイト制作は“デザインしたものをそのまま公開できる”時代へと進化しています。これまでのようにコーディングやサーバー構築といった専門知識を必要とせず、誰でも直感的にWebサイトを形にできるようになりました。
その中でも注目を集めているのが、日本発のノーコードWeb制作ツール「STUDIO(スタジオ)」です。
デザインツールのようにマウス操作だけで自由にレイアウトを作成でき、フォントやアニメーションも簡単に設定可能。ホスティングやCMS、フォーム、アクセス解析までをオールインワンで備え、1クリックでサイトを公開できる手軽さが魅力です。
洗練されたデザインと操作性を両立したSTUDIOは、「コーディングせずに美しいサイトを作りたい」「デザインの世界観をそのままWebに反映したい」と考える方にとって、非常に頼れるノーコードツールです。
この記事では、STUDIOの特徴やメリット・デメリット、料金体系、基本的な使い方まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
Webサイトをノーコードで簡単に作成したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
Walkersでは「最小限のコストでプロダクトを立ち上げたい」「アイデアをすぐに形にしたい」企業さまに、事業を成功に導くノーコードを用いた開発支援を行っています。
⇒ノーコードによる開発支援サービスの概要はこちら

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
STUDIO(スタジオ)とは?

STUDIO(スタジオ)とは、コードを書かずにWebサイトの構築・公開・運用が完結できる国産のノーコードWeb制作ツールです。
プログラミングの知識がなくてもドラッグ&ドロップの直感的な操作で洗練されたWebサイトを作成できることから、サービス開始以来ユーザーが急増しています。
STUDIO最大の特徴はデザインツール感覚の使いやすさと高い表現力にあります。
STUDIOは「創りたい人が、創りたいものを創れる世界を当たり前にする」を掲げて運営されているサービスであ、初心者でも操作しやすく美しいホームページを作成できるツールとして評判で、使いやすさやデザイン自由度の高さが特に魅力だとされています。
またクラウドベースのサービスであるため、ソフトのインストールは不要です。
インターネットにつながるPCがあれば、ブラウザ上で編集から公開まで完結し、作成したサイトはSTUDIOのサーバー上でそのままホスティングできます。
このため、従来必要だったサーバー契約や環境構築の手間が省け、Web制作のハードルを大きく下げることにSTUDIOは成功しています。
STUDIOの4つの特徴
ここでは特に注目すべきSTUDIOならではの特徴を4つ紹介します。

【特徴①】完全ノーコードで直感的なサイト開発

STUDIO最大のメリットは、HTML/CSSなどのコーディングが一切不要なことです。
専用のビジュアルエディタ上でテキストや画像を配置したり、スタイル(色や余白、大きさなど)を調整するだけで、裏側では自動的にコードが生成されます。
まるでデザインソフトを操作するような感覚でWebページのレイアウトを作成でき、専門知識がなくても思い通りのサイトデザインを形にできるのが特徴です。
実際の編集画面は非常にグラフィカルで分かりやすく、マウスのドラッグ&ドロップ中心で操作できます。
文字入力や画像配置といった基本はもちろん、ボタンやナビゲーションバーの追加、アニメーション設定までGUI上で直感的に行えます。
UI(操作画面)の使いやすさには定評があり、さらにはリアルタイムの共同編集機能も実装されているため、複数人で同時にひとつのサイトを編集することも可能になりました。
こうした充実した編集機能により、個人や非エンジニアでも効率よく開発・更新作業が行えるようになっています。
さらにテンプレートも多数用意されています。
公式の無料テンプレートが高品質で、企業サイトから個人ブログ、ポートフォリオ、LP(ランディングページ)まで用途に応じたデザインひな型を選べます。
Web制作の経験がない方は、テンプレートから必要な部分だけ編集して公開すれば手軽にサイトを立ち上げ可能ですし、白紙からゼロベースでデザインを作り込むこともできます。
豊富なテンプレートと直感的な操作性のおかげで、「誰でもすぐにおしゃれなWebサイトを作成できる」サービスとなっています 。
【特徴②】デザインの自由度が高くプロ品質のサイトに

STUDIOが多くのユーザーから高い評価を得ている理由の一つに、デザインの自由度があります。
コードを書かずに扱えるノーコードツールでありながら、ピクセル単位の細かな調整やリッチなアニメーション表現まで可能で、出来上がるサイトのクオリティは非常に高いものになります。
「デザインしたものをそのまま公開できる」というコンセプト通り、従来はコーディング知識が必要だった高度なビジュアル表現もSTUDIOなら直感的に実装できます 。
例えば、利用できるフォントは7,600種類以上にも及び、Webフォントサービス(MorisawaのTypeSquareやFONTPLUSなど)とも連携しており、美しいタイポグラフィを簡単に実現できます。
また、要素に対して影やグラデーションを付けたり、ホバー時の挙動やスクロール時のアニメーションを設定することもGUI上で可能です。画像や動画の配置も自由自在で、固定背景やスライドショー風の演出など視覚的に魅せるサイト作りをサポートします。
レスポンシブ対応(スマホやタブレット表示の最適化)も標準で備わっており、各デバイスサイズごとにレイアウトや文字サイズを微調整できます。これによりPCでもモバイルでも見やすいデザインを一つのプロジェクト内で完結できるのも便利です。
STUDIO公式のShowcaseにはユーザーが制作したサイト事例が多数掲載されており、「ノーコードでもここまでできるのか」と驚くようなハイクオリティなWebサイトが紹介されています。
デザイン面の柔軟さ・表現力の高さは、数あるノーコードWeb制作ツールの中でもSTUDIOが際立っているポイントと言えます。
【特徴③】ホスティング連携で1クリック公開、運用も簡単

STUDIOならサーバーやドメインの難しい設定を意識することなく、作ったサイトをすぐインターネット上に公開できます。
「公開」ボタンをワンクリック押すだけで、デザインしたページがそのまま実際のWebサイトとして世の中に公開される手軽さは大きな魅力です。
面倒なFTPアップロードやサーバー環境構築は一切不要で、STUDIOが用意するクラウドホスティング上に自動でサイトがホストされます。
無料プランの場合、公開URLは「〇〇〇〇.studio.site」というSTUDIO提供のサブドメインになりますが、有料プランに切り替えれば独自ドメインの接続も可能です。自分の取得した「◯◯.com」といったオリジナルのドメインで運用できるため、企業サイトやブランドサイトでも本番環境として問題なく利用できます。ドメイン設定も管理画面から指示に沿って行えばよく、従来のDNS設定など技術的な知識はほとんど必要ありません。
さらに、STUDIOは公開後のサイト運用管理も簡単です。サイトの更新があればエディタ上で編集して再度公開ボタンを押すだけで変更が即時反映されます。サーバー側でCMS等をインストールしたりファイルを書き換える手間がないため、日々のコンテンツ更新や修正もストレスフリーで行うことができます。公開したサイトはSTUDIOのダッシュボードで一元管理でき、アクセス状況の確認やフォームの受信データ確認などもブラウザ上で完結します。
バックアップやセキュリティ面でも、STUDIO側で自動対応される点は安心です。
HTTPS化(SSL証明書)も標準対応しており、公開したサイトは自動的にSSL化されます。またサーバー保守やソフトウェアアップデートはSTUDIO運営側で行われるため、ユーザー自身がセキュリティパッチを当てたりする必要もありません。
STUDIOでは、「サイト公開・運用」にまつわる技術的な負担をすべて引き受けてくれる形で、Web制作に不慣れな人でも安全にサイトを運営できるのが大きな特徴です。
【特徴④】SEO対策やCMS機能にも対応し更新しやすい

STUDIOには、公開後のサイト運用を支える多彩な機能が標準搭載されています。
代表的なのがCMS(コンテンツ管理システム)で、ブログ記事や製品一覧など繰り返し使うコンテンツをデータベースのように管理できます。
記事データ(タイトル・本文・画像など)を登録し、テンプレートと連携することで、コーディング不要で新規記事を追加可能。チームでの作業にも対応しており、編集担当者が直接CMS画面から投稿することもできます。WordPressのような外部CMSを使わずに運用できる点は大きな利点です。
フォーム機能も標準で備わっており、お問い合わせや予約フォームをコードなしで設置可能です。
デザインも自由にカスタマイズでき、外部サービスを使わずサイト全体の統一感を保てます。
SEO対策も充実しており、ページごとにタイトルやディスクリプション、OGP画像を設定できるほか、サイトマップXMLの自動生成やnoindex設定、リダイレクトにも対応。
管理画面から直感的に設定でき、専門知識がなくても基本的なSEOを網羅できます。モバイル対応も標準搭載され、Googleのモバイルフレンドリー基準も満たしています。
さらにアクセス解析、パスワード保護ページ、SNS連携など、運用に役立つ機能も完備されています。
これらを一つのプラットフォームでまかなえるため、外部プラグインやサービスを組み合わせる必要がありません。
まさに「Webサイト運営に必要なものが全部入り」のノーコードツールであり、STUDIOで作ったサイトを長期的に育てていくことも十分可能です。
これらの機能により、STUDIOは「デザインの自由度」と「運用までのスムーズさ」を両立した国産ノーコードツールとして高く評価されています。
デザイン制作から公開、そして更新・分析までを一貫して行える点は他ツールにはない強みであり、専門知識がなくてもプロ品質のサイト運営を実現できるのが魅力です。
STUDIOの4つの注意点
便利なSTUDIOですが、万能ではないため留意すべき弱点や制約も存在します。他のツールや従来の開発手法と比較した際に感じられるSTUDIOのデメリットを4つ解説します。

【注意点①】独自のコード編集ができない
STUDIO最大の弱点は、ユーザーが自由にコード(HTML/CSS/JS)を編集・追加できない点です。
ノーコードツールゆえに、裏側のソースコードはSTUDIO側で自動生成されるため、開発者が直接手を加えることは基本的に許可されていません。
例えば「この部分だけ独自のJavaScriptを埋め込みたい」「細かなSEO目的で特殊な構造のHTMLを書きたい」といった場合でも、STUDIOが用意した範囲内の機能でしか対応できず、カスタムコードを挿入する自由度はかなり限定的です。
一応、ヘッドタグやボディ終端にカスタムスクリプトを挿入する機能は提供されています。
Googleアナリティクスのトラッキングコードやチャットボットの埋め込みなど、外部サービス連携のためのスクリプトを追加すること自体は可能です。
しかしページの本文中に任意のHTMLブロックを挿入したり、STUDIOのエディタでサポートされていない特殊なレイアウトをコードで実装するといったことはできません。
生成されたコードの直接編集やエクスポートも不可のため、STUDIO上で作ったサイトを後から他の環境に移植することも困難です。
この点、Webflowなどのコードのエクスポートが可能なWeb制作ノーコードツールと比べると、STUDIOはあくまで閉じた環境内で完結させる必要があると言えます。
この制約により、STUDIOで用意されていない機能は原則実装できないことになります。ユーザー独自のプラグインを追加したり、テンプレートにないUIコンポーネントを自作することはできません。自由度が高いとはいえ、全てをGUIで賄う以上どうしても限界はあり、「この表現だけは手書きのコードで調整したいのにできない…」と感じる場面が出てくる可能性があります。
特にエンジニアや上級者にとってはカスタマイズ性の物足りなさを感じる点でしょう。STUDIO自体もアップデートで機能拡張は続けていますが、それでも従来の開発手法と比べればできないことが多い点は割り切りが必要です。
【注意点②】他サービスと比較して不足する機能もある
STUDIOはWebサイト制作に特化したノーコードツールで、ブログやコーポレートサイトの構築には十分な機能を備えています。ただし、WordPressなどの汎用CMSやWebflow・Wixといった海外製ノーコードサービスと比べると、現時点で実装されていない機能もあります。
たとえば、会員登録・ログイン機能やアクセス制限付きの会員サイト構築、EC機能(商品カートや決済)、予約システム(空き状況確認など)といった機能は標準では非対応です。また、複雑なアニメーションや3D的表現、編集履歴のバージョン管理も制限があります。
このようにSTUDIOは「Webサイト制作」に必要な基本+αに絞って機能を提供しており、汎用CMSほど多機能ではありませんが、その分操作がシンプルで使いやすいという強みがあります。多機能化よりもユーザビリティを重視して設計されていると言えるでしょう。
なお、STUDIOも進化を続けており、今後は外部連携や拡張性の向上が期待されています。
【注意点③】複雑なデータ構造や大規模サイトには不向き
STUDIOは小〜中規模のWebサイト構築を得意としますが、複雑なデータ構造を持つシステムや大規模サイトの制作には不向きです。
たとえば、数万件の商品を扱うECサイトや大量の記事を持つニュースサイトの構築は現実的ではありません。
CMS機能には上限があり、プランごとに公開アイテム数やページ数に制限があるため、どうしてもSTUDIOで大規模サイトを運営する場合には、Enterpriseプランを検討する必要があります。
また、データ同士の関連付け(リレーション)を行うような複雑なCMS構造も苦手です。
たとえば関連記事の自動表示や、求人データと企業データを紐付けるような仕組みは現状サポートが限定的で、手動対応が必要になります。
さらに、ログイン機能を持つダッシュボードや業務システムのようなWebアプリ的機能も構築できません。
STUDIOはあくまで静的または簡易的な動的サイト向けであり、アプリ開発やシステム構築を行う場合はBubbleなど他のノーコードプラットフォームを検討すべきです。
とはいえ、コーポレートサイト・LP・ブログ・ポートフォリオなどの中小規模サイトであればSTUDIOで十分対応可能です。実際、企業のサービスサイトや自治体のキャンペーンページなど、多くの公式事例が公開されています。
「大規模・高機能には不向きだが、一般的なWebサイトには最適」というSTUDIOの特性を理解して使えば、無理なく効果的に活用できるでしょう。
【注意点④】本格利用には有料プラン契約が必要
STUDIOは無料プラン(Freeプラン)から始められますが、実用的にサイトを運用するには有料プラン契約がほぼ必須です。
無料プランでは独自ドメインが使えず、URLは「~.studio.site」となり、ページ下部に「STUDIO」のバナーが表示されます。
また、ページ数は最大50ページ、CMSアイテムは100件までと制限が多く、本格的な運用には不向きです。
有料プランに移行すれば制限は解除されますが、継続的なコストが発生します。
個人向けのパーソナルプランは月額1,190円(年払い時)、ビジネス向けのビジネスプランは月額3,980円(年払い時)、で、年間では数万円の費用が見込まれます。さらにSTUDIOはサイト単位で課金されるため、複数サイトを運営する場合はその分コストが増加します。
この料金はWordPress+レンタルサーバー運用に比べると割高に感じるかもしれませんが、STUDIOは初期費用が不要で、制作会社に依頼するよりも圧倒的に低コストで自社サイトを持てるというメリットがあります。言い換えれば、「時間・手間の削減」と「金銭コスト」のトレードオフといえるでしょう。
直近の料金改定では、月額¥590から利用できるMiniプランが新設され、以前よりも低コストで独自ドメイン運用が可能になりました。
とはいえ、STUDIOを本格的に活用するには有料プラン前提で検討することが重要です。
以上のような課題はあるものの、STUDIO自体も日々アップデートを重ねており、機能面の拡充や連携性の向上が進んでいます。現時点では制約がある部分もありますが、開発スピードは速く、将来的にはより高度なWebサイト構築にも対応できる可能性があります。
機能のシンプルさと扱いやすさを重視しつつ、今後の進化に期待できるツールとして、STUDIOは依然として非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
STUDIOの料金プラン
STUDIOでは、個人向けと法人向けで合計6プランが用意されています。
それぞれのプランの特徴を解説します。
STUDIOの個人向け料金プラン
Freeプラン 無料 | Miniプラン ¥590/月(年契約) ¥1,290/月(月契約) | Personalプラン ¥1,190/月(年契約) ¥1,720/月(月契約) | |
---|---|---|---|
独自ドメイン接続 | |||
STUDIOバナー非表示 | |||
ページ数上限 | 50 | 2 | 150 |
CMS公開数上限 | 100 | 100 | 1,000 |
CMSモデル(カテゴリ)数上限 | 3 | 3 | 5 |
月間訪問者数上限 | 2,000 | 2,000 | 20,000 |
ストレージ容量 | 5GB | 10GB | 10GB |
フォーム回答数上限 | 100 | 100 | 1,000 |
バージョン管理期間 | 1日 | 5日 | 30日 |
カスタムコード埋め込み | |||
Webサイトのパスワード保護 | |||
301リダイレクト |
個人向けプランと称しましたが、企業での利用にも十分耐えうる内容となっています。
小規模ビジネスを展開したい場合には、MiniプランやPersonalプランの利用も検討しましょう。
そしてFreeプランでは、「STUDIOバナーが消せなかったり、独自ドメインが適用できない」という制約はあるものの、基本的な機能としては全て利用することが可能になっています。STUDIOがどのようなものか知りたいという方は、Freeプランから始めてみるのが良いでしょう。
プランのアップグレードは設定画面からいつでも行うことができます。
STUDIOの法人向け料金プラン
Businessプラン ¥3,980/月(年契約) ¥5,460/月(月契約) | Business Plusプラン ¥9,980/月(年契約) ¥12,900/月(月契約) | Enterpriseプラン 要問い合わせ | |
---|---|---|---|
独自ドメイン接続 | |||
STUDIOバナー非表示 | |||
ページ数上限 | 300 | 300 | カスタム |
CMS公開数上限 | 5,000 | 15,000 | カスタム |
CMSモデル(カテゴリ)数上限 | 10 | 30 | カスタム |
月間訪問者数上限 | 400,000 | 1,000,000 | カスタム |
ストレージ容量 | 100GB | 100GB | カスタム |
フォーム回答数上限 | 10,000 | 10,000 | カスタム |
バージョン管理期間 | 120日 | 360日 | カスタム |
カスタムコード埋め込み | |||
パスワード保護ページの設定 | |||
301リダイレクト設定 |
Enterpriseプランでは、月間アクセス数の上限など、ほぼ全ての数値を自由に調整することができます。大規模なサイトを比較的簡単に制作したいという方は、STUDIOのEnterpriseプランの利用を検討すると良いでしょう。
こちらは全プラン共通となりますが、月間アクセス数の上限に達してしまうと、上位プランへのアップグレードを行わなくてはいけなくなります。大規模なサイトを運営しようとすればするほど、月々の費用は膨らむため、注意が必要です。
STUDIOの使い方
STUDIOでWebサイトを制作・公開する基本的な流れを解説します。
詳しい操作方法は、STUDIO公式のヘルプサイトを確認しましょう。

アカウント登録が完了すると、チュートリアルが始まります。
必ず「チュートリアルをはじめる」というボタンをクリックして、STUDIOの操作方法を学習しましょう。

チュートリアル内で、Webサイトの制作画面に自動的に移動します。
チュートリアルで学んだ内容を活かして、Webサイトの制作を行いましょう。
チュートリアルだけでは分からなかった点は、「使い方を学ぶ」というページにて、追加の学習を行いましょう。

STUDIOのプロジェクト一覧ページから、制作したWebサイトを選択し、「プロジェクト設定ページ」を開きます。
このページにて、Webサイトの詳細情報を入力しましょう。
また、プランのアップグレードや、STUDIOバナーの削除(有料プランでのみ利用可能)もこの画面から行うことができます。

デザインエディタ上部の「公開する」ボタンをクリックするか、プロジェクト設定ページの「公開設定」から、制作したWebサイトを公開します。
このステップにて、独自ドメインへの紐付けも行うことができます。
公開作業が完了したら、STUDIOでのWeb制作は完了です。
適宜Webページの更新やCMSを用いたコンテンツ拡張を行い、様々な人にとって魅力的なWebサイトを提供し続けていきましょう。
以上が、STUDIOでのWebサイト制作の基本的な流れです。
STUDIOでは公式サポートを様々な形で受けることができます。メールでの問い合わせのほかに、「使い方を学ぶ」というページなども用意されているため、初めての方でも大きく悩むことはなくWebサイトを制作できます。
ノーコードWeb制作ツール「STUDIO(スタジオ)」は、デザイン性と手軽さを兼ね備えた国産プラットフォームとして、初心者からプロまで幅広く支持されています。コードを書かずに自由なレイアウトを構築し、公開から運用までをワンストップで完結できる点は、従来のWeb制作を大きく変える存在です。
一方で、STUDIOには得意な領域と不得意な領域があります。
「デザイン重視のコーポレートサイトを短期間で立ち上げたい」という場合には理想的な選択肢ですが、「ECサイト」や「会員制サービス」など複雑な機能を求める場合には他ツールの検討も必要です。自社の目的や規模に合わせて、STUDIOが最適かどうかを見極めることが成功の鍵になります。
STUDIOは現在もアップデートが活発に行われており、日本語サポート体制も充実しています。これからノーコードを学びたい方でも安心して使える環境が整っているため、まずは無料プランで試してみて、「サイトが形になる喜び」を体感してみてください。
アイデアをすぐに形にできるこの感覚は、きっとあなたの創作活動やビジネスを加速させるはずです。
STUDIO(スタジオ)の解説は以上です。この情報がSTUDIOへの理解を深める助けになれば幸いです。
弊社Walkersでは「最小限のコストでプロダクトを立ち上げたい」「アイデアをすぐに形にしたい」企業さまに、ノーコードツールを活用した開発支援サービスを提供しています。プロダクト開発・AI活用にお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。
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