本記事では、過去200社以上を支援する中で、弊社Walkers(ウォーカーズ)が読者にとって参考になると感じた12個のBubbleによるマッチングアプリ開発事例を紹介します。
Walkersでは「開発ノウハウがない」「最大限に効率よく開発を進めたい」企業さまに、事業を成功に導くBubble開発支援を行っています。⇒Bubble開発支援サービスの概要はこちら
執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。
運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。
執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
Bubbleのマッチングアプリ開発事例12選
①PM Career(プロダクトマネージャー専用の転職マッチングアプリ)
PM Careerは、プロダクトマネージャー専門の転職支援サービスです。このサービスはプロダクトマネージャーを優秀なプロダクト開発企業と結びつけることを目的とし、転職を通じてそのスキルとキャリアを同時に向上させる機会を提供します。
このアプリは、弊社Walkersによって約3ヶ月の開発期間を経て完成しました。さらに、PMサービス事業は開始から1年以内に利益を出すまでに成長しました。
サービスの創業者は、PM Careerだけでなく、同じくプロダクトマネージャー向けのPM Schoolという別のサービスも立ち上げています。創業者はこれらのサービスを連続して成功させることができた理由について次のように語っています。
今回私が連続でサービスリリースできた大きな要因にノーコードツールの普及と品質の向上があります。これを言うと驚かれるのですが、PM SchoolとPM Careerはリリース時には本当に一行もプログラムを書いていません。せいぜいGoogle AnalyticsやTag Managerのタグくらいでしょうか。本当にプログラムっぽいものは一切書きませんでした。
引用:爆速でニーズ把握&連続プロダクトリリースをした事業立ち上げ方法
Bubbleを利用すると、迅速かつ高品質なアプリ開発が可能であり、そのため起業家に非常に推奨されています。
②Flexiple(エンジニアと企業を結ぶキャリアマッチングアプリ)
Flexipleは、エンジニアと企業をつなぐマッチングサービスです。
このプラットフォームでは、求職者の数が10万人を超え、年間の収益は約300万ドル(約4億5千万円)に到達しています。さらに、Bubbleを使用した開発により、年間で最大3万ドル(約450万円)の運用コストの削減を実現しています。
創業者は、Bubbleを用いた開発の選択について次のように述べています。
コードを書く場合でも、Bubble のようなツールを使用する場合でも、どちらも目的を達成するための手段です。しかし、取り組んでいる問題を実際に解決することが目的であれば、Bubble は多くの点で優れたツールだと思います。
出典:Bubble公式
さらに詳しくFlexipleの事例について知りたい方は、
年間最大3万ドル(約450万円)を節約し、年間収益を300万ドル(約4.5億円)にまで拡大したFlexipleの成功事例にまとめていますので、そちらをご覧ください。
③Messly(非常勤医師と病院を結ぶ人材マッチングアプリ)
Messlyは、医師不足に直面している病院と非常勤医師を結びつけるマッチングサービスです。
このサービスは公開後、登録医師が25,000人を超える規模に成長し、650万人以上の会員を持つ世界最大級の医師ネットワークとして、東京証券取引所に上場している大企業によって買収されました。
さらに、スマホアプリとしても展開しており、App Storeでの評価は430人以上のユーザーから星4.8以上という非常に高い評価を受けています。
さらに詳しくMesslyの事例について知りたい方は、
Bubbleに切り替えてわずか3年でユーザー数25,000人を達成。ネイティブアプリとしてApp Storeで4.8/5の高評価を獲得し、事業売却を実現したMesslyの成功事例にまとめていますので、そちらをご覧ください。
④CircleHome(お互いの家を一時的に交換できるマッチングアプリ)
CircleHomeは、旅行者同士が互いの家を一時的に交換することで宿泊費を無料にするサービスです。これはAirbnbの住宅交換版とも言えるでしょう。
このサービスはBubbleを使用して約4ヶ月間で開発されました。サービス公開後、12万ユーロ(約2,000万円)の資金を調達し、数ヶ月で10カ国以上に展開し、ユーザー数は60,000人を超えました。
創業者はBubbleを用いた開発について次のようなコメントをしています。
これは単なるWebサイトビルダーではありません。
Bubbleは、バックエンドとデータベースも兼ねたプラットフォームで、全てを備えています。
出典:Bubble公式
さらに詳しくCircleHomeの事例について知りたい方は、
開発経験ゼロの状態から1年以内に10か国以上へと拡大し、ユーザー数60,000人を擁するにまで成長したCircleHomeの成功事例にまとめていますので、そちらをご覧ください。
⑤SymTurns(物件オーナーと二拠点生活者のマッチングアプリ)
SymTurnsは、二拠点生活を希望する人々が気軽にセカンドハウスとして物件を共有できるプラットフォームです。このシステムは、所有や賃貸と比べて手軽に利用でき、すぐにセカンドハウスでの生活を始めることが可能です。このサービスは、弊社Walkersが提供しています。
利用者がこのサービスをスムーズに活用できるようにLINEとの連携を図り、スマートフォンから簡単に操作できる設計となっています。
さらに詳しくSymTurnsの事例について知りたい方は、
オンラインとオフラインを融合したサービスであるSymTurnsを開発した理由にまとめていますので、そちらをご覧ください。
⑥Reachr(企業とインフルエンサーを結ぶマッチングアプリ)
Reachrは、インフルエンサーとブランド企業をつなぐためのマーケティングプラットフォームで、コミュニケーション、資金管理、分析およびレポート作成を一括して提供します。
このプラットフォームはBubbleを利用して約3ヶ月で開発され、運営開始後2〜3ヶ月で収益を上げることに成功し、現在では全世界で2000人以上がマッチングされています。
開発者はBubbleを選んだ理由として、次の3点を挙げています。Bubbleの導入を検討する際に参考にしてください。
- 実装可能な機能の広さ
- 開発とデザインの柔軟性
- デバッグの容易さ
» 出典:【Bubble公式】Reachr開発者へのインタビュー
\ たった10個の質問に答えるだけ/
※個人情報の入力は必要ありません
⑦Codemap(ノーコードエンジニアと企業を繋ぐマッチングアプリ)
Codemapは、ノーコードエンジニアと企業を結びつける世界で初めてのノーコード専門人材プラットフォームです。
このプラットフォームはBubbleを用いて3ヶ月で開発されました。現在、4500社を超えるクライアントが利用しており、これまでに18000件以上のプロジェクトのマッチングを実現しています。
»出典:【Bubble公式】Codemap開発者へのインタビュー
⑧Escape the City(エキスパート人材特化の転職マッチングアプリ)
Escape the Cityは、特定の専門分野のエキスパート向けの転職アプリです。
このアプリは発売後、数週間で1500社以上の企業との提携を達成しました。
さらに、2021年には月間ページビュー数が約1万でしたが、2022年から現在にかけては月間平均ページビュー数が3万を超えるなど、事業の拡大を続けています。
» 出典:【Bubble公式】Escape the City開発秘話
⑨Kappa TrainUp(トレーナーとトレーニング希望者を結ぶマッチングアプリ)
Kappa TrainUpは、フィットネスインストラクターとトレーニングを始めたい人々を繋げるサービスで、インストラクターは自宅で仕事をし、ユーザーはジムに行かずに自宅でトレーニングが可能です。
コロナウイルスの流行中に開発されたこのサービスは、リリース後数週間で1,800人以上のトレーナーを集めることに成功し、スタート直後には毎日約28,000人のユーザーを引きつけるという顕著な成果を達成しました。
創業者は、パンデミック期間中のサービス立ち上げがもたらした成果について次のように述べています。
私たちのこれまでの最大の成果は、ロックダウンされてジムが閉鎖されたり、さらに悪いことに破産したりしても、何百人もの人々がお金を稼ぎ、生計を立て続けるのを支援できたことです。
引用:Bubble App of the Day: Kappa TrainUp
コロナウイルスに起因する人々の問題に対し、ノーコード技術を用いて迅速に対応する手法は、経営者にとって非常に役立つと感じています。
⑩Comet(IT分野のフリーランスと企業を繋ぐマッチングアプリ)
Cometは、IT分野のフリーランスと企業をつなぐプラットフォームで、企業の求める条件を満たすフリーランスを48時間以内にAIが自動で見つけ出します。
このプラットフォームは5年以上にわたり運営されており、登録フリーランス数は15,000人を超え、世界中に1,000社以上のクライアントを抱えています。
⑪Marlow(専門家とスキル学習者のマッチングアプリ)
Marlowは、特定のスキルを持つ専門家とスキル向上を望む生徒を結びつけるアプリです。ユーザーは登録とアンケート回答を通じて専門家と簡単にマッチングできます。
このアプリはBubbleを使用して約2ヶ月で開発されました。
開発者は、創業時にはたった4ヶ月分の貯金しかなかったと述べており、低コストで短期間に高機能を持つアプリを開発するためにBubbleを選んだと語っています。
現在、このアプリは国際的に展開されており、今後の成長が非常に期待されています。
» 出典:【Bubble公式】Marlow開発者へのインタビュー
⑫ABABA(最終面接を通過した就活生と企業を結ぶマッチングアプリ)
ABABAは、最終面接に到達した就職活動生と企業を結びつけるサービスです。このシステムは、学生にとっては最終面接までの努力が無駄にならず、企業にとっては優秀な候補者に効率的にアクセスできるという革新的な取り組みです。
このプラットフォームはBubbleを使用して約4ヶ月で開発され、リリースされました。
サービスは現在、総資金調達額が4.5億円に到達し、その勢いは増すばかりです。
現在では累計資金調達が4.5億円となり、ますます勢いに乗っています。
»出典:【新常識】エンジニアがいないスタートアップのサービス開発手法
»出典:【PR TIMES】【お祈りエールを日本の文化に。】新卒ダイレクトリクルーティングサービスのABABAがシリーズAの1stクローズで2.5億円の資金調達を実施。累計調達額は4.5億円に。
\ たった10個の質問に答えるだけ/
※個人情報の入力は必要ありません
Bubbleでマッチングアプリを開発する3つのメリット
Bubbleでマッチングアプリを開発することで以下3つのメリットが得られます。
- 開発費用を約50%削減
- 開発期間を約50%短縮
- 高度な機能を実装可能
【メリット①】開発費用を50%以上削減
Bubbleを使用した開発は、従来のコーディングが必要な方法と比較して、開発コストを約50%削減することが可能です。
具体的には、以前に1000〜2000万円かかっていた開発費用が、Bubbleの利用により500〜1000万円程度にまで抑えられます。
【メリット②】開発期間を50%以上短縮
Bubbleを活用すると、従来のコーディングが必要な開発方法に比べて、開発時間を50%以上短縮することができます。
具体的には、以前に6ヶ月〜1年かかっていた開発作業が、Bubbleの使用により3〜6ヶ月に大幅に短縮されます。
新規ビジネスの立ち上げにおいて、速度は成功に直結する重要な要因であり、これは非常に大きなメリットです。
【メリット③】高度な機能を実装したアプリの開発
一般に、Bubbleを使った開発では基本的な機能しか実装できないと思われがちですが、これは誤解です。
Bubbleは外部サービスとの統合や多様なプラグイン(拡張機能)を提供しており、ほとんどの通常機能は実装が可能です。
意外にも複雑な機能の実装が可能であるため、アプリ開発を検討する際には、「まずBubbleを試してみる」というアプローチが増えています。
\ たった10個の質問に答えるだけ/
※個人情報の入力は必要ありません
Bubble開発のよくある質問集
- Bubbleのセキュリティは安全なの?
-
非常に安全です。
Bubbleはノーコードツールの中でもセキュリティが非常に高いツールとなっています。詳しくはBubbleのセキュリティは本当に安全?【結論:安全だが注意点もあり】でまとめていますので、そちらをご参考ください。
- もしBubbleがサービス終了したらどうなるの?
-
Bubbleが何らかの理由でサービス終了した場合「ソースコードを公開する」ことを名言しています。
よってサーバーを立ち上げれば、公開されたソースコードを用いてアプリを運用し続けられます。
詳しくはもしBubbleのサービス提供が終了したらどうなるの?をご覧ください。
- Bubbleを導入している企業は?
-
Bubbleは、以下の世界的大企業などで利用されています。
- Shopify(シェア率No.2 ECプラットフォーム)
- HubSpot(15万社以上が使う営業支援ツール)
- hp(パソコン・情報通信業の大手会社)
- VMware(ITクラウドの大手会社)
- L’Oréal(最大規模の化粧品会社)
- Lyft(売上高10億ドルを誇る運輸ネットワーク企業)
- YAMAHA(ピアノやバイクで有名な日本の上場企業)
- DANONE(ヨーグルトで有名な世界的企業) etc…
- 開発費用の相場はどれくらい?
-
Bubble開発にかかる費用の相場は開発するアプリによって異なりますが、
通常は平均50%、補助金制度を利用した場合は平均80%のコスト削減が見込めるため以下のように概算できます。
- Bubble開発:従来は1500万円かかるアプリが約750万円に
- Bubble×補助金利用:従来は1500万円かかるアプリが約300万に
Bubble開発×補助金費用シミュレーターにて1分で概算費用を見積もりできますので、ぜひご利用ください。
Bubble開発×補助金費用シミュレーター ノーコードでアプリ開発をお考えの方へ、たった1分で概算費用をお見積もりします。
Bubbleのマッチングアプリ開発事例の紹介は以上になります。Bubbleを有効活用すればリスクを最小限に抑えてサービスをリリースできるので、あなたの事業にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
Walkersでは成果が実証されたノウハウをもとに、事業を成功に導くBubble開発支援を行っています。新規事業・システム開発でお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。