こんにちは。ノーコード専門の開発会社Walkersです。
BubbleはSEOが弱いから使えない
という噂を聞いたことはないでしょうか?Bubbleでの開発を検討している人からしたら、かなり気になる点だと思います。
さっそく結論ですが、BubbleはSEOに弱くはありません。
BubbleでSEO上位表示ができないケースの大半は、SEO戦略のミスが原因です。
この記事を読むことで、BubbleのSEO事情を完全理解できますので、ぜひ最後までご覧ください。
Walkersでは「開発ノウハウがない」「最大限に効率よく開発を進めたい」企業さまに、事業を成功に導くBubble開発支援を行っています。⇒Bubble開発支援サービスの概要はこちら
本記事の内容は下記のYouTube動画でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
執筆者:山口 鳳汰
ノーコード開発専門メディア「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
その他、受託開発や教育など多数のノーコード事業に参画している。
運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。
執筆者:山口 鳳汰
「Walkersメディア」編集長。
ノーコードの電子書籍を3冊出版し、1冊はAmazonベストセラーを獲得。
運営会社:株式会社Walkers
ノーコード専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
BubbleがSEOに弱くない2つの理由
BubbleがSEOに弱くない理由は以下の2つになります。
- 豊富なSEO設定が可能
- 上位表示されている事例が存在
それぞれ順番に解説していきます。
①豊富なSEO設定が可能
BubbleではSEO対策をしづらいと思われがちですが、実は十分に設定することが可能です。
具体的に設定できる項目は以下の通り。
- タイトル
- メタディスクリプション
- その他HTMLタグ
- Faviconの種類
- 404 エラーページ
- OGP画像
- アナリティクス連携
- サーチコンソール連携
- CMSのカスタマイズ
- XMLサイトマップの送信 etc.
上記の設定を正しく行えば、SEOで上位表示が不可能なアプリになることはありません。
②上位表示されている事例が存在
Bubbleで開発されたアプリでも、上位表示されている事例がたくさん出てきています。
その事例の一部を紹介していきます。
【事例①】Prompt Lab(AIプロンプト活用アプリ)
Prompt Lab(プロンプトラボ)は、弊社WalkersがBubbleで開発しているAIサービスです。
こちらのサービスは「ai prompt」というキーワードで、検索結果の2番目に表示されています。
月間検索ボリューム(月にそのキーワードで検索されている数)は590と大きく、SEO難易度も高いキーワードであるため、BubbleでもSEO対策さえ行えば上位表示ができる良い事例だと感じています。
【事例②】BetterLegal(会社設立の法律文書作成サービス)
BetterLegalはBubbleによって開発された、合同会社や株式会社の設立に必要な法律文書の作成を自動化してくれるサービスです。
こちらのサイトをUbersuggestというSEOツールで分析したところ、以下のように多くのキーワードでSEO上位表示を獲得していることがわかりました。
法律分野ということもあってSEO難易度は非常に高いのですが、それでも上位表示できるほどにはBubbleでもSEO対策が可能です。
※クリックで拡大可能(できない場合はリロードしてから再度お試しください)。
【事例③】Cuure(サプリメントのパーソナライズアプリ)
CuureはBubbleで開発された、ユーザーにとって最適なサプリメントをオンラインテストを受けるだけでパーソナライズしてくれるサービスです。
こちらのサイトも同様に分析したところ、以下のように多くのキーワードでSEO上位表示を獲得していることがわかりました。
※クリックで拡大可能(できない場合はリロードしてから再度お試しください)。
【結論】BubbleでSEOを攻略できない原因は「戦略が不十分」なだけ
それでは、なぜBubbleを使った人の中に上位表示されない方がいるのでしょうか?
それは単純な理由で、戦略が不十分なだけです。
SEOで上位表示というと簡単に聞こえるかもしれませんが、実は奥が深く、非常に難しいものとなっています。
アプリをSEOで上位表示させるために必要な要素
SEOで上位表示のために必要な要素は主に以下の通り。
- キーワード選定
- 検索意図の分析
- 競合調査
- E-E-A-T対策
- Core Web Vitals対策
- XMLサイトマップの作成
- 適切なタグの設定
- 被リンク獲得 etc.
細部の対策まで含めると、この程度では全く不十分です。
SEOで上位に表示されるためには考慮すべき要素が非常に多いため、これらの対策ができていない場合、Bubble以外のアプリでも上位表示は不可能です。
BubbleでSEO上位表示されていないのは対策不足
Bubbleで上位に表示されていないBubbleアプリの多くは、前述の対策ができていません。
つまり、Bubbleで開発されたアプリが上位表示されないのは「Bubbleだから」ではなく、「適切なSEO対策が行われていないから」です。
結局のところ、根本的な原因は単なるSEO対策不足です。
SNSからピックアップして、専門家の意見を紹介
最後に、Twitterで見つけた参考になる意見を紹介していきます。
【定期】SEOに関して
— けい🐭 (@NoCoder_K) January 13, 2021
SEOは強豪との力関係、ドメインパワーとか色んな要因がある
bubbleのSEO設定は他のノーコードに比べて自由度高い
でも、重要なのはSEOはbubble内で完結することではないという事
技術ではなく"戦略"
戦略のないSEOなんて存在しません
bubbleはSEOが弱いというのは早すぎる
Bubbleのコンペで世界2位となったノーコードエンジニア けいさんのツイートです。
Bubbleは確かに表示速度が遅い部分もありますが、戦略の方がはるかに大事です。
戦略がなければ、BubbleであろうとなかろうとSEOで上位表示はできません。
同意。
— tsubasa@アプリ開発起業家 (@tsubasatwi) January 13, 2021
加えてSEOが弱かったらBubbleが対象から外れるのかと言うと、そうでも無くて、私の場合はサービスがユーザーの求めている挙動を実装できているか?の方が優先されるなー。
ユーザーの満足度以上に重要な指標は無いし、Bubbleはノーコードツールで、最も汎用性が高く期待に応えやすいツールです https://t.co/oLem1dghvK
ノーコード系オンラインサロンを運営しているtsubasaさんのツイートです。
たとえBubbleがSEOに弱いとしても「開発費用を削減できる」「開発期間を短縮できる」など、他のメリットが満載です。
そのため、SEOを理由にBubble開発を避けるのは、非常にもったいないです。
そもそも、制作するときに「今回の制作、SEO大事なんだっけ?」って話もあると思うので、ノーコード=SEOがダメだから無し!みたいに言い出しちゃうと、選択肢潰してもったいない気がする。 https://t.co/APSaSrOMrN
— 椿原 ばっきー | 御社の開発リソース、足りていますか? (@Bucky_mkt) July 14, 2021
フリーランスギルド型の開発会社を運営している 椿原さんのツイートです。
このパターンはよく見かけるのですが、SEOで集客しないのであれば「SEOの弱さ」を気にする必要はありません。
BubbleのSEO事情の解説は以上になります。この内容がSEO対策の参考になれば幸いです。
Walkersでは成果が実証されたノウハウをもとに、事業を成功に導くためのBubble開発支援を行っています。新規事業・システム開発でお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。