【シミュレーション付き】マッチングアプリ開発費用の相場まとめ【2024年最新版】

本記事では、過去200社以上のプロジェクトに携わってきた弊社Walkers(ウォーカーズ)にご相談に来られたお客様の一例をもとに、マッチングアプリの開発費用から会社の選び方まで完全解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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【重要】8割のケースでは「ノーコード開発」を利用すべし

ノーコードとは「コードを書かずともホームページやアプリ開発ができる画期的なサービス」のことを言います。

ノーコードによってマッチングアプリを開発すると、下記3つのメリットがあります。

マッチングアプリの8割はノーコードでも十分に開発可能であるため、最初はコストを削減できるノーコードで開発可能か検討するのがおすすめです。

»関連記事：【完全解説】ノーコードとは？デメリットや限界、アプリ事例まで徹底解説！

【早見表つき】マッチングアプリの開発費用の相場を一覧！

ノーコード開発の場合

全体平均の費用相場

費用の種類	相場
初期費用	200〜550万円
運用費用	1〜5万円/月

開発費用はアプリの目的や機能によっても大きく変動するため「目的別」と「機能別」に分類してさらに詳しく解説していきます。

目的別の費用と開発期間の相場

開発の目的	初期費用の相場	開発期間
最低限の機能のみ	50〜150万円	1〜2ヶ月
基本的な機能のみ	150〜250万円	2〜3ヶ月
複雑・細かな機能まで	250〜550万円	3〜6ヶ月
非常に複雑な機能も実装	※非推奨	※非推奨

注意点としては、ノーコード開発では「非常に複雑な機能の実装」が難しいケースが多く非推奨であることです。

ただし非常に複雑に見えても案外簡単に実装できる機能も存在するため、ノーコードの専門家に相談した上で実装可能か判断することをおすすめします。

»関連記事：「ノーコードでできないこと」って何？限界から3つの対策まで徹底解説

機能別の費用相場

機能	詳細	費用相場
会員登録機能	新規ユーザーがアプリへ会員登録するための機能	10〜25万円
ログイン/ログアウト機能	ユーザーがログイン/ログアウトを行うための機能	10〜25万円
メッセージ・チャット機能	ユーザー同士がやり取りするための機能	20〜50万円
検索機能	ユーザーが内容を検索するための機能	10〜25万円
お気に入り機能	ユーザーが検討している内容を保存できる機能	10〜15万円
決済・課金機能	ユーザーが購入できるようにするための機能	50〜80万円
ユーザー管理機能	ユーザーの権限や登録情報などを管理する機能	15〜25万円
管理者画面	運営に必要なデータなどを管理する画面	20〜50万円
メール通知機能	メールによって通知する機能	10〜20万円
プッシュ通知機能	PC・スマホなどに対してプッシュ通知を行う機能	20〜30万円
利用規約	サイト内の利用規約を掲載する機能	〜5万円

上記で紹介されている機能は、あくまでマッチングアプリで必須の機能のみとなっているためご注意ください。

その他の機能は、マッチングアプリの方針に基づいて追加していきます。

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フルスクラッチ開発(コードによる開発)の場合

全体平均の費用相場

費用の種類	相場
初期費用	500〜1,200万円
運用費用	4〜20万円/月

開発費用はアプリの目的や機能によっても大きく変動するため「目的別」と「機能別」に分類してさらに詳しく解説していきます。

目的別の費用と開発期間の相場

開発の目的	初期費用の相場	開発期間
最低限の機能のみ	300〜700万円 ※非推奨	3〜4ヶ月 ※非推奨
基本的な機能のみ	700〜1,500万円 ※非推奨	4〜6ヶ月 ※非推奨
複雑な機能まで	1,500〜3,000万円	6〜9ヶ月
非常に複雑な機能も実装	3,000万円〜	9ヶ月以上

注意点としては、フルスクラッチ開発は「最低限の機能のみ」「基本的な機能のみ」を実装する場合にはコスパが悪く非推奨であることです。

また「複雑な機能まで実装」する場合にはノーコードの方が良いケースもフルスクラッチの方が良いケースも存在するため、どちらの専門家にも話を聞くのがよいでしょう。

機能別の費用相場

機能	詳細	費用相場
会員登録機能	新規ユーザーがアプリへ会員登録するための機能	25〜50万円
ログイン/ログアウト機能	ユーザーがログイン/ログアウトを行うための機能	25〜50万円
メッセージ・チャット機能	ユーザー同士がやり取りするための機能	50〜100万円
検索機能	ユーザーが内容を検索するための機能	25〜50万円
お気に入り機能	ユーザーが検討している内容を保存できる機能	10〜30万円
決済・課金機能	ユーザーが購入できるようにするための機能	80〜130万円
ユーザー管理機能	ユーザーの権限や登録情報などを管理する機能	30〜50万円
管理者画面	運営に必要なデータなどを管理する画面	30〜100万円
メール通知機能	メールによって通知する機能	10〜20万円
プッシュ通知機能	PC・スマホなどに対してプッシュ通知を行う機能	20〜40万円
利用規約	サイト内の利用規約を掲載する機能	5〜10万円

同様に、上記で紹介されている機能はあくまでマッチングアプリで必須の機能のみとなっているためご注意ください。

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大手のマッチングアプリの見積もり例

大手のマッチングアプリはどれくらいの費用で開発されているのでしょうか？

弊社で費用を概算したところ、以下のようになりました。

※この費用は外から見える機能のみを算出しているため、実際は概算よりも高い費用がかかっていると考えられます。

上記のようなマッチングアプリを開発する場合、最低でも1,000万円以上はかかるでしょう。サービスの追加修正まで考えると1,500万円はかかると考えるのが妥当です。

実装する機能によってはノーコード開発によって300〜800万円ほどで開発することも可能なので、多くのケースではノーコード開発をおすすめします。

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マッチングアプリの開発費以外にかかる費用一覧！

マッチングアプリでは開発以外に、以下5つの費用がかかります。

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 運営・運用にかかる費用

ユーザー規模	フルスクラッチ開発	ノーコード開発
リリース初期	2〜5万円/月	1〜2万円/月
1〜10万人	10万円〜/月	4万円〜/月
10万人以上	30万円〜/月	10万円〜/月

マッチングアプリは開発費用だけでなく、固定でかかってくる費用も存在します。

ユーザー規模によって費用が変わってくるため、目標としているユーザー数の場合どれほどの金額がかかるかある程度概算しておくのがおすすめです。

また、プロジェクトの期間に合わせて予算を組み込んでおくとよいでしょう。

2. 修正・追加開発にかかる費用

マッチングアプリは開発して終わりではありません。市場のニーズに合わせて改善し続ける必要があります。

少しデータは古いのですが、2018年の日経 xTECHの調査によるとコストが超過したプロジェクトの60%以上は「追加開発」が原因となっています。

修正・追加開発にかかる費用は内容によってさまざまですが、大規模な修正となると100万以上かかることもあるため、注意が必要です。

そのため、修正・追加開発を想定して開発予算を捻出しておくことは非常に重要です。

3. 集客にかかる費用

開発したあとには収益化のために、集客を行う必要があります。

広告を使う場合、マッチングアプリでは多くのユーザーを集める必要があるため最低でも月30万円以上、場合によっては月100万円以上必要になります。

そのため事前に、

などを大まかに算出しておいておくのがよいでしょう。

4. モニター募集にかかる費用

アプリのターゲット	費用
個人向け	1,500〜5,000円/人
法人向け	3万円〜20万円/人

マッチングアプリで効率的に集客するには「モニターによる口コミ」が必須です。

初期段階で最低でも、

の費用を予算に組み込んでおくとよいでしょう。

5. アプリのリリース費用(iOS/Android対応にする場合)

プラットフォーム	ストア登録料	アプリ内課金手数料
iOS(App Store)	年間99ドル(約15,000円)	課金額の15〜30%
Android(Google Play)	初回25ドル(約3750円)	課金額の15〜30%

マッチングアプリをiOS/Androidに対応させる場合は、別途費用がかかります。

また、アプリ内課金額の15〜30%が手数料として徴収されるため注意が必要です。

マッチングアプリの開発費用を安く抑える4つの方法

マッチングアプリの開発費用を安く抑えるには以下の4つの方法があります。

それぞれ詳しく解説していきます。

1. ノーコード開発を利用する

何度も解説していますが、最も効果が大きいのはノーコード開発を利用することです。

開発費用を50%以上削減できるため非常におすすめです。

»関連記事：【早見表つき】ノーコード開発にかかる費用は？相場や1分で見積もり・シミュレーションする方法まで徹底解説！

2. 補助金を利用する

補助金制度を活用することで平均的に2/3の開発費用を削減できます。

ノーコード開発×補助金制度を活用すれば、約80%の費用削減が期待できるため、非常におすすめです。

弊社が開発した「マッチングアプリ開発費用シミュレーター」にて、補助金を利用した場合の概算費用も1分で見積もりできるので、ぜひご利用ください。

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3. マッチング“サイト”として開発する

一般的には、SafariやGoogle ChromeなどのWebブラウザ上で利用できるものを「マッチングサイト」、スマホにインストールして利用するものを「マッチングアプリ」と言います。

多くの企業様がマッチングアプリを希望されますが、そのうちの50%以上は「マッチングサイトでも問題ない」と感じます。

予算が膨大にあるのであれば別ですが、コスパよく運用したい方マッチングサイトでの開発がおすすめです。

4. 開発する機能を絞り込む

1つの機能を実装するためにノーコード開発では10万円以上、フルスクラッチ開発では20万円以上の金額がかかります。

あらかじめ必要な機能を絞り込むことで、顧客価値は下げずに大幅に費用を削減することが可能です。

以下の基準で必要な機能を絞り込んでおくとよいでしょう。

マッチングアプリ開発会社を選ぶ際に重視すべき5つのポイント

マッチングアプリ開発会社を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。

【ポイント①】信頼できる実績があるか

マッチングアプリ開発会社を選定する時は、その実績を確認することが重要です。

近年ではアプリの「操作性」や「デザイン」などでの差別化が重要になっているため、技術力の低い会社に依頼すると成功が遠のいてしまいます。

【ポイント②】ブログやSNS、YouTubeで有益な発信がされているか

アプリ開発の情報発信を行っているかどうかも確認しましょう。

個人的な見解ですが、有益だと感じる情報を提供している企業からサービスを受けた際は、問題の生じる頻度が比較的低いと感じます。

情報内容を確認し「この企業なら信頼できる」「私たちの会社にも合っている」と思える場合は、その企業に問い合わせをしてみることを推奨します。

【ポイント③】問い合わせた際の対応が丁寧か

マッチングアプリの開発をスムーズに行うためには、質問に対する回答が丁寧で、ヒアリングを重視する企業を選定することが重要です。

開発は詳細なコミュニケーションを通じて共同で行う作業であり、コミュニケーション不足は大きな困難を引き起こします。

従って、初めに企業に問い合わせた際にその対応の細やかさをチェックし、コミュニケーションに問題がないかどうかを確認しましょう。

【ポイント④】サポート体制は十分か

マッチングアプリの開発会社を選定する際には、提供されるサポートの詳細もチェックすることが大切です。

充実したサポートサービスがあれば、何か問題が発生した際にも迅速かつ適切な対応が可能になります。

アプリの開発過程ではトラブルは避けられないものです。そのためトラブル発生を前提に、自社にとって必要なサポート内容を予め把握しておくことが重要です。

【ポイント⑤】自社特有の課題を踏まえて提案してくれるか

サービス開発を成功させるためには、自社の固有の問題に基づいた提案をしてくれる企業を選ぶことが非常に重要です。

単にサービスを開発するだけでは、市場のニーズに合わない不十分な製品が完成してしまう可能性があるためです。

開発だけでなく、サービス開発の核心となるアイデアの検討にまで協力してくれる企業を選ぶことが望ましいでしょう。

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