業務効率化&顧客満足度向上につながる、理想のプラットフォームが実現するまでの過程とは?

台湾トークは、台湾華語(台湾で使われている中国語)のオンライン授業や対面授業を実施する語学学校の運営や留学支援事業を展開している企業です。

2020年に台湾校、2022年に東京校を設立。高品質な授業と手厚いサポートが支持を集め、現在の生徒数は約370名・講師数は約70名と、急成長しています。

この度、業務効率化を目指し、顧客や講師の管理などをワンストップでできるプラットフォームの開発をご依頼いただきました。

今回は、株式会社台湾トーク日本中国語センターの代表取締役である南木祥平さんにお話をうかがいました。 

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業務効率化と顧客に寄り添ったサービスの両立には、独自プラットフォームが不可欠だった

株式会社台湾トーク日本中国語センターの代表取締役である南木祥平さん

― 開発をご依頼いただく前の課題についてお聞かせください。

南木:管理業務の効率化です。以前は生徒様と講師の管理を、経理周りも含めて全てスプレッドシートで行っていました。スプレッドシートでの管理は自由度が高い反面、データが扱いにくいというデメリットがあります。

講師の稼働時間記録や給与振込のステータス管理、生徒様との連絡状況など手動オペレーションの部分が多く、時間がかかり、抜け漏れが発生しやすい状況が続いていました。生徒様と講師が増えるにつれ管理業務の負担が増え、会社全体で1ヶ月あたり30時間を費やしていたほどです。

作業効率を向上するために、プラットフォームの導入を検討したものの、既存のプラットフォームでは、弊社のサービスにマッチしない部分が少なくありません。

既存のプラットフォームを導入した場合、例えば「入金のタイミングを自由に設定できない」といったように、生徒様に寄り添えない部分が出てきてしまいます。また、講師もプラットフォームのルールに沿った働き方をしなければいけなくなると懸念しました。

とはいえ、今後は生徒様や講師がさらに増えると見込まれるのでこのままでは厳しいと感じ、自社に最適化し、かつ柔軟性の高いプラットフォームの開発の依頼を決めました。

― Walkersにご依頼いただいた決め手は何ですか?

南木:カスタマイズ性の高い既存のプラットフォームも含めていろいろ探したものの、ぴったり来るものがなく悩んでいた時に、友人からWalkersさんが開発した「一番飯店」のオーダーシステムの話を聞きました。

お店のオペレーションや状況をしっかり理解したうえで、最適なシステムを開発していると感じ「安心して任せられる」と確信し、依頼を決めました。また、補助金の相談に乗ってもらえたのも大きかったですね。補助金を活用したいとは思っていたものの、仕組みが複雑でどの補助金が良いのかがわからなかったため、本当に助かりました。私たちの負担をなるべく軽減するよう、親身になってもらえたのが印象に残っています。

顧客やスタッフに寄り添った「一歩踏み込んだ提案」が、使いやすさにつながっている

株式会社台湾トーク日本中国語センターの代表取締役である南木祥平さん

― 開発を進めるなかで特に印象に残った点があれば教えてください。

南木:開発の柔軟性の高さは期待以上でした。プロダクトマネージャーの古谷さんと話し合いながら、多言語対応や自動で時差を計算してスケジュールを設定する機能など、細かなところまで私たちのサービスに合った仕様を実現できました。

古谷さんがすごくこちらのことを配慮してくれるので、「これは難しいかも」と思っても気軽に相談できましたね。弊社は多国籍企業で英語でのコミュニケーションが多いため、英語でやりとりできる点もとても心強かったです。顧客目線での使いやすさなど、一歩踏み込んだアドバイスももらえました。

特に嬉しかったのは、スタッフ目線からの提案をいただけたことです。実務を担当するスタッフから直接ヒアリングして、システムに反映してもらえたおかげで、より実務で使いやすいシステムになったと感じています。経営者である私のニーズを満たすだけではなく、その向こう側の課題を解決してもらえ、とても満足しています。

― プラットフォームの機能のなかでも、特に満足度の高い機能は何ですか?

南木:スケジュール管理機能と評価機能、データ管理機能です。以前は、LINEで授業の予約を受けていたのですが、生徒様がカレンダー上で空きを確認してすぐに予約ができるようになりました。すぐに予約ができるのはもちろん、時差による間違いを防げる・自動でリマインドが送れるなど、弊社のスタッフだけではなく、生徒様や講師にとっても、すごく便利になったと感じています。

評価機能は、古谷さんからの提案で導入しました。授業終了時に生徒様が授業の品質などの項目を評価できるもので、見えないところで問題が起きている時に「いつもより評価が著しく低い」といった形でわかるので、大きなクレームになる前に改善ができます。評価機能の導入により、これまで以上に顧客目線での運営ができるようになりました。

最後のデータ管理機能は、プラットフォームに生徒様の出席率などさまざまなデータを蓄積し、マーケティングやサービス改善に活用できる機能です。数値をもとに施策を打てるのは、事業を拡大するうえで大きな武器だと感じています。今後は、継続率の高い層に向けたサポートを充実させるなどの施策をすることで、より満足度の高いサービスへと成長させていきたいです。

業務効率化によって生まれた時間を有効活用して、ナンバーワン企業に

株式会社台湾トーク日本中国語センターの代表取締役である南木祥平さんと株式会社Walkersの渡邊 敦司

― 今後の目標について教えてください。

南木:台湾華語のオンライン教育においてナンバーワン企業になることです。売り上げでもシェア率でも良いので何らかの部分で一番になりたいと考えています。スタッフたちと一丸になって「ナンバーワンを取ろう」という気持ちで仕事ができるのは、すごく楽しいですね。

プラットフォームの導入によって管理業務の負担が減り、私もスタッフも時間にゆとりができました。新しいアイデアの創出やマーケティングなど、より本質的な仕事に時間を使うことで、これまで以上に顧客満足度の高いサービスにできると期待しています。

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― 最後に、Walkersのノーコード開発はどのような会社に合うと思いますか?

南木:年商1億円以上で、システム管理に何らかの課題のある会社です。そのくらいの規模になると、データ管理や顧客管理が煩雑になり、それまで人手をかけることで何とかしていたオペレーションが回らなくなってきます。自社のオペレーションに最適化したプラットフォームをつくることで、大幅に効率化が可能です。

また、機能追加・変更も柔軟にできるため、既存のサービスの改善や新サービスの立ち上げなどにもスムーズに対応できます。今後の成長を見据えた投資として、独自のプラットフォーム開発は非常におすすめです。


台湾トーク様の業務効率化システムの開発に携わり、満足の声をいただけて大変嬉しく思います。
Walkersではこれからも単なるシステム開発にとどまらず、お客様が抱える問題の解決へと繋がり、満足していただけるようなシステム開発を心がけて参ります。

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