必要な機能を満たすだけではない、ビジネスを成功させるための提案。画期的なアイデアにふさわしいアプリができるまで

SymTurns(シムターンズ)は、二拠点居住を応援するセカンドハウスシェア・プラットフォームです。オーナーと複数のユーザーで物件をシェアすることにより、物件を所有・賃借するよりも、手軽に二拠点居住を実現できます。

京都市内の複数の物件を取り扱い、旅行でも本格的な移住でもない新しい暮らし方を提案しています。

この度、SymTurnsのすべての機能を備えたアプリの開発をご依頼いただきました。

今回は、SymTurnsを運営する株式会社SuiTTe(スイット)の代表取締役である西村直己さんにお話をうかがいました。 

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豊富なシステム開発経験が決め手。必要な機能を一緒に考えてくれる会社を探していた

Walkersの山口鳳汰と株式会社SuiTTeの西村直己さん1

―開発をご依頼いただく前の課題についてお聞かせください。

西村:SymTurnsのリリースに向け、必要な手続きなどをまるごと完結できるアプリを用意したいと考えていました。

セカンドハウスをシェアリングするにあたって、予約システム・生活情報の共有・清掃などに関するユーザー同士のやりとりなどの機能が必要です。また、ユーザーだけではなく物件のオーナーが、物件登録や管理をする機能も欠かせません。

それらをすべてアプリ上で完結させることで、利便性が高まり、ユーザーとオーナーの増加につながると考えました。

しかし、これまでにないセカンドハウスシェアのプラットフォームを目指していることもあり、どのような機能が必要なのか私一人では整理しきれない状態でした。また、新しいシステムを開発するには多額の費用がかかる点もネックです。

そこで、サービスを深掘りして一緒に必要な機能を考えてくれる、なるべく費用をおさえて開発できる、の2点を重視し開発会社を探しました。

当社の拠点である京都周辺の開発会社に依頼することも考えましたが、私の弟があるエンジニアコミュニティでWalkersの社員さんと親しくしており、相談することにしたのです。

―Walkersにご依頼いただいた決め手は何ですか?

西村:幅広い業界・会社のシステム開発を手がけている点です。新規システム開発の経験も豊富にあり、サービスに必要な機能の整理に慣れている会社だと感じました。どの開発会社でも、ある程度の相談には乗ってくれるのですが、サービスの特徴やユーザーなどまで踏み込んで考えられる経験値の高さが心強かったですね。

また、予算をおさえられるノーコード開発である点、サービスを共同運営するスタイルでプロジェクトを進められる点も魅力でした。

LINEとの連携など、ビジネスパートナーとしての目線で提案してもらった

Walkersの山口鳳汰と株式会社SuiTTeの西村直己さん2

―プロジェクトを進めるなかで、特に印象に残っている点があれば教えてください。

西村:私が伝えた要望がおおざっぱなものであっても、的確に機能に落とし込んでいただいた点です。また、サービスをより良いものにするための提案もたくさんいただきました。

SymTurnsで搭載されている機能
要望に応じてさまざまな機能を搭載

特に良かったのが、LINEとの連携の提案です。LINEと連携することでスムーズに顧客情報を取得でき、その後の連絡も取りやすく、大きなメリットがあります。LINEは今や誰もが使っているインフラなので、連携できるのは強いですね。全く思いつかなかったので、非常に感謝しています。

SymTurnsのLINE連携画面
LINE連携によって利便性を高めている

パートナーシップの高さも印象的でした。私の希望を実現するためにいろいろ考えていただき、また優先順位もつけてくださったおかげで、SymTurnsに最適のプラットフォームができました。

SymTurnsのアプリ操作画面
SymTurnsのアプリ操作画面

さらにシステムだけではなく、デザイン・マーケティングといったブランディングやビジネス戦略の部分まで一緒に考えてもらえました。トータルにお願いすることで、サービス全体のまとまりが良くなったと感じています。リリース後のビジネス展開も踏まえて取り組んでくださる方が多く、何でも相談できますね。

SymTurnsのHPデザイン
デザインを洗練しブランディングを強化している

また、対応の早さも魅力です。システムを動かしてバグが見つかった場合も、スピーディーに修正してもらえます。機能面・デザイン面のブラッシュアップにも柔軟に対応してもらえるので、ユーザーにとってもオーナーにとっても、より使いやすいシステムに進化しつつあると感じています。

―西村さんが京都在住でWalkersが東京の会社ということで、やりとりはほぼオンラインのみでした。そのあたりはいかがでしたか?

西村:やはり最初は顔を合わせる機会がないのは、少し不安でした。しかしいざプロジェクトがスタートすると、週1回ペースのオンラインミーティングでのブレストなどを通しすり合わせができ、距離を感じず仕事ができました。こちらからの質問に対するレスポンスが非常に早く、コミュニケーションがきめ細やかなのも助かりました。

対面のミーティングに比べて時間の制約が少なく柔軟に対応できるので、むしろオンラインであるメリットの方が大きいくらいです。

柔軟な開発でアイデアを形に。スタートアップに特におすすめ

Walkersの山口鳳汰と株式会社SuiTTeの西村直己さん3

今後、アプリをどのように活用する予定ですか?

西村:早めに実行できそうなところでは、翻訳機能を追加したいですね。他のユーザーとのやり取りなどを自動で翻訳できるようになったら、海外のユーザーも気軽に利用しやすくなると思うんです。

あとは、当社の利用権はサブスクリプション契約をするのですが、利用できる日程に制限がある代わりに安価で利用できる劣後利用権も導入できたらと考えています。

将来的には、NFT(デジタルデータの所有権を証明できる技術)などと連動した仕組みを導入するのも面白いと思っています。機能の改善・追加に柔軟に対応いただける分、新しいチャレンジがしやすく、わくわくしています。

アイデアは尽きないので、Walkersさんと協働しながら、最先端のセカンドハウスシェア・プラットフォームを目指していきます。

―最後に、Walkersのノーコード開発はどのような会社に合うと思いますか?

西村:「自社システムをつくりたいけれど、どこに依頼したら良いのかわからない」という会社には、非常におすすめです。相談しながら、どういった機能が必要かなどを整理してもらえますし、補助金など資金面でのアドバイスもいただけます。

プロトタイプをつくるところから簡単にできるので、「まずは小さな規模で試したい」と考えているスタートアップにも適しているのではないでしょうか。


SymTurnsのアプリ開発に携わり、満足の声をいただけて大変嬉しく思います。
Walkersとして今後もただ開発にとどまることなく、お客様が直面する問題を解決し、皆様の期待に応えるサービスをご提供いたします。

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