Opal(オパール)とは?特徴や料金、使い方まで完全解説!

この記事のまとめ

OpalはGoogle Labsが提供するワークフロー型アプリ開発ツールです。ユーザーが作成したいアプリの機能をAIに送信すると、AIが処理フロー(ワークフロー)を自動生成します。操作はチャット感覚で完結し、プログラミング知識は不要。完成したアプリはURLで共有でき、共有先のユーザーも自分のGoogleアカウントで即利用することが可能です。Opalはアイデアを1~2分ほどでプロトタイプ化できるほど高速で、エンジニアではないどのような人でも直感的に使える点が大きな特徴です。また、利用料金は現時点(2025年10月)では「無料」のため、コストを考えることなく利用することができます。

この記事では、Google社が提供する最新のノーコードAIアプリ開発ツール「Opal(オパール)」について詳しく解説します。Opalの特徴や料金プラン、具体的な使い方まで網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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執筆者:山口 鳳汰
 

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。

その他、受託開発や教育など多数のAI事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード・AI専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード・AI専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。

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Opal(オパール)とは?

Opalでのアプリ構築実演動画

Opal(オパール)とは、Google Labg提供する「ノーコードアプリ開発AIツール」です。

作成したいアプリの機能をAIにテキストで送信すると、アプリのワークフローをAIが自動生成してくれます。
アプリの構築作業は、基本的にはAIとのチャットで完結し、プログラミング知識は不要です。

完成したアプリはURLで他の人に共有することができ、共有先のアプリ利用者の方も自分のGoogleアカウントでログインすることで即時利用することが可能です。

Opalを使用することで、アイデアの大部分を約1~2分で構築することができ、思い立ったらすぐにアプリ化できるのがOpalの大きな特徴です。

Opalの4つの特徴

【特徴①】ノーコードで簡単アプリ開発

Opalのアプリ構築画面
Opalのアプリ構築画面

Opalは、プログラミング知識がなくとも利用することが可能です。

アプリの構築作業は、日本語で「何をしたいか」を説明するだけでAIがワークフローを自動生成し、アプリの構築が完了します。

視覚的なフローチャート(入力→生成→出力)でワークフローが表示され、ドラッグ&ドロップやAIへのプロンプト編集で簡単にアプリの機能をカスタマイズすることができます。

プログラミングの知識がなくとも、「AIとの会話」や「マウスのドラッグ&ドロップ」という簡単な操作でアプリを構築できるのが、Opalの大きな特徴です。

【特徴②】Googleの様々なAIモデルを利用できる

Opalのギャラリー画面
Opalのギャラリー画面

Opalでは、Googleの最新LLM「Gemini」シリーズのほか、画像生成AI(Imagen)、動画生成AI(Veo 3)、音声生成AI(Lyria 2)など、複数のAIモデルを組み合わせたアプリの開発が可能です。

これにより、テキスト処理だけでなく「要約→画像生成→音声出力」のようなマルチモーダルなアプリも構築可能です。

AI機能を統合した、様々なアプリを開発できるのも、Opalの大きな特徴です。

【特徴③】Google Workspaceとの連携が可能

Opalのアプリ構築画面
Opalのアプリ構築画面

作成したアプリはGoogle DriveやGmail、Docs/SheetsなどのGoogle Workspace環境と直接連携することができます。

たとえば、生成したレポートを直接Googleドキュメントへ出力したり、Drive上のファイルを読み込むことができます。

Opalは、Googleアカウントのログイン認証のみで管理・利用することができるため、企業のGoogle Workspace内で安全かつシームレスにアプリの運用を行うことができます。

【特徴④】無料で利用することができる

GoogleのOpal公式発表記事
GoogleのOpal公式発表記事

Opalは現在、完全無料で提供されています。

これはGoogleが多様なユーザーからのフィードバックを収集する目的で一般公開しているもので、アプリの作成・実行・共有を制限なく行えるのが大きな特徴です。

また、Googleの利用規約の範囲内であれば商用利用も認められており、個人開発だけでなく、業務効率化や小規模ビジネスのアプリ開発にも活用できます。

無料で即座にアプリの開発を行うことができるのは、Opalの大きな特徴です。

Opalの料金プラン

Opalは現在、無料で利用することができます
これはGoogleが様々なユーザーからのフィードバック収集を目的にしているためであり、そのため、現時点では利用制限なくアプリ作成・実行・共有することが可能です。

また、Google社の利用規約の範囲内であれば商用利用は認められているため、業務アプリの開発など、様々な用途でOpalを使用することができます。

なお、正式リリース後は従量課金制の導入が海外メディアで予測されています。
AI処理回数やトークン使用量、データ保存量に応じた課金、またはGoogle Workspace上位プランとの統合が想定されています。現時点では公式な料金体系は未発表のため、引き続き最新情報を注視しておく必要があります。

Opalの使い方

STEP
以下のURLより、Opalの公式サイトに移動する
STEP
Opalにログインする
Opalの公式サイト
Opalの公式サイト

公式サイト右上に表示されている「Sign in」をクリックし、Googleアカウントを用いてOpalにログインします。

STEP
アプリを作成する
Opalのトップページ
Opalのトップページ

Opalにログインすると、Opalのトップページが表示されます。

「Create New」というボタンをクリックし、アプリを作成します。

STEP
作成したいアプリの内容を入力する
Opalのアプリ構築画面
Opalのアプリ構築画面

「Create New」をクリックすると、アプリの構築画面に移動します。

画面下に表示されている「Describe what you want to build」というテキストボックスに、作成したいアプリの内容を入力し、送信します。

作成したいアプリの内容を送信すると自動的にアプリの構築が開始されます。
約1~2分ほどで構築が完了するため、完了するまでしばらく待ちましょう。

AIが構築したアプリのカスタマイズは、ノーコードで簡単・直感的に行うことができます。
アプリ開発画面上部の「User Input」や「Generate」などのボタンをクリックし、アプリのワークフローを追加・カスタマイズしていきましょう。

STEP
アプリを公開する
Opalのアプリ公開設定画面
Opalのアプリ公開設定画面

アプリの構築が完了したら、いよいよアプリの公開を行います。
画面右上の「Share app」というボタンをクリックして、公開設定画面を開きましょう。

公開設定画面にて「トグル(スイッチ)ボタンを」クリックしてアプリを公開します。

その後、共有リンクが表示されるため、「Copy link」をクリックしてURLをコピーします。
このコピーしたURLを他のユーザーに共有することにより、実際にアプリをそのユーザーの方に利用していただくことが可能です。


Googleの最新ノーコードAIアプリ開発ツール「Opal(オパール)」の解説は以上です。この情報がOpalの理解を深める助けになれば幸いです。

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ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
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その他、受託開発や教育など多数のAI事業に参画している。

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