Lovart(ロバート)とは?特徴や料金、使い方まで完全解説!

この記事のまとめ

Lovartとは「画像や動画など、あらゆるクリエイティブを自動で生成できるAIツール」です。「こんなブランドを立ち上げたい」「このテーマでキャンペーンを展開したい」といった指示を与えるだけで、AIがレイアウトやデザインを構築し、画像から動画、そしてそれ以外にも様々なクリエイティブを一括で生成・提案してくれます。デザインの知識がなくても、目的やイメージを言葉で伝えるだけで統一感のあるアウトプットが得られるため、ブランド制作やマーケティング施策のスピードを大幅に向上させることができます。

この記事では、画像や動画など様々なクリエイティブを生成することができるAIツール「Lovart(ロバート)」について詳しく解説します。Lovartの特徴や料金プラン、具体的な使い方まで網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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執筆者:山口 鳳汰
 

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。

その他、受託開発や教育など多数のAI事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード・AI専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード・AI専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。

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Lovart(ロバート)とは?

Lovartで画像生成を行う実演動画

Lovart(ロバート)とは「AIデザイン生成プラットフォームで“プロンプトを傑作に変換する”ということを掲げるクラウド型のAIサービス」です。 

Lovartの特徴的な点は、「プロンプトをもとに画像を生成するだけ」ではなく、

  • 要件のヒアリング
  • コンセプトの提案
  • 複数案の自動生成
  • 修正のラウンド
  • 最終データの出力

のような、本来はデザイナーやデザイン専門チームが担っていたプロセスを、1つのAIエージェントが全て行ってくれることです。

Lovartは、「ブランドキット」「一連のクリエイティブ」をAIエージェントに任せていくことにフォーカスしており、「デザインパートナーに仕事を振る」感覚で使うことを想定して開発されています。
つまりLovartは、「デザインそのもの」というより「デザイン業務」の自動化ツールとして位置づけると理解しやすいものとなります。

Lovartの4つの特徴

【特徴①】プロンプトから一気通貫で自動デザイン生成

Lovartの公式サイト

Lovartの大きな特徴は「要件を文章で伝えるだけで、複数のアウトプットをまとめて作れる」という点です。

「○○向けの新ブランドを作りたい。ターゲットは〜、色は〜、世界観は〜」と指示すると、Lovart側で情報を解釈し、一貫したトーンのビジュアル案を複数生成してくれます。 

「ブランド要件 → レイアウト・ビジュアル化」を全てAIが引き取るイメージに近く、時間と思考コストを大幅に削減することが可能です。

【特徴②】日本語での指示とブラッシュアップ

Lovartの公式サイト
Lovartの公式サイト

Lovartは「チャットUI」を採用しており、生成〜修正依頼まで全て日本語や英語などの自然言語で行うことができます。 

例えば、「文字が読みにくいのでコントラストを強めて」「高級感より、親しみやすさを重視して」「広告用に縦長の画像も出して」といったリクエストを会話形式でAIに送るだけで、それを踏まえた新案や修正版を出してくれます。

デザイン経験のない方にとってハードルになりがちな、「どのフォントを使えば良い?」「どれくらいの余白があった方が良い?」「どのくらい色味を変えるべき?」といった判断も、Lovart側である程度サポートしてくれるため、「イメージはあるけど形にできない」タイプのユーザーと非常に相性が良いサービスになっています。

【特徴③】要件に合致したデザインの生成

Lovartの公式サイト
Lovartの公式サイト

「画像生成AI」と称するサービスの中には、実体としてはテンプレートの組み合わせに近く、どうしても「見覚えのあるパターン」に寄りがちなものもあります。

そのような中、Lovartは公式的に「要件に合わせたカスタムデザイン」と打ち出しており、他サービスとの差別化を行なっています。

「テンプレを当てはめていく」のではなく「要件から逆算してデザインを組む」という思想に寄せているため、他サービスと比べて“それっぽい”だけで終わらないデザインの構成になりやすいのが強みです。

【特徴④】商用利用可能なライセンスとクレジット制

Lovartの公式サイト
Lovartの公式サイト

Lovartは商用利用を前提に設計されており、公式FAQでも「合法的な用途であれば、生成物は印刷・販売など自由に利用して良い」ということが記載されています。 

業務でAIを使用する上では、商用利用が認められているということは非常に重要なため、公式サイトにて明言されていることに安心を感じることができます。

また、料金はクレジット制で、1回の生成ごとに「このリクエストで何クレジット消費するか」が事前に表示される仕様になっているため、知らないうちに高額請求というリスクを抑えやすいのもポイントです。

Lovartの料金プラン

Starterプラン
$16/月(年契約)
$19/月(月契約)
Basicプラン
$27/月(年契約)
$32/月(月契約)
Proプラン
$74/月(年契約)
$90/月(月契約)
Ultimateプラン
$166/月(年契約)
$199/月(月契約)
利用想定個人クリエイターチームや広告代理店広告代理店
毎月付与されるクレジット2,0003,50011,00027,000
毎日付与されるクレジット100100100100
AIとの会話67回/月117回/月367回/月900回/月
画像生成200回/月350回/月1,100回/月2,700回/月
画像編集333回/月583回/月1,833回/月4,500回/月
動画生成267秒/月467秒/月1,467秒/月3,600秒/月
商用利用
Lovartの主要な料金プラン項目を抜粋

※それぞれの画像生成可能数等は、毎月付与されるクレジット数を、1回あたりの生成に必要なクレジットで割った数です。この数値は公式情報であり、あくまでも最大値となります。

Lovartは、契約するプランによって、毎月付与されるクレジットの数が異なります。
このクレジットは翌月へ繰り越すことはできないため、それぞれの生成可能数を確認した上で、一番適しているプランを契約しましょう。

万が一クレジットが足りなくなってしまった場合には、上位プランへアップグレードするか、Basic/Pro/Ultimateプランを契約している方は、$10~100の範囲でクレジットの追加購入が可能です。
そのため、まずは1番下のStarterプランから利用を始めることをお勧めします。

Lovartの使い方

STEP
以下のURLよりLovartの公式サイトへ移動する
STEP
会員登録を行う
Lovartの公式サイト
Lovartの公式サイト

公式サイトに表示されている、「今すぐ作成」または「新規登録」というボタンをクリックして、Lovartの会員登録を行います。

会員登録は、「メールアドレス」「Googleアカウント」「Appleアカウント」のいずれかを使用することによって、行うことができます。

メールアドレスで会員登録を行う場合、Lovartはログイン時に登録したメールアドレス宛に届くワンタイムパスワードを使用して毎回ログインする認証方式を採用しているため、必ず受信できるメールアドレスを使用しましょう。

STEP
画像生成を行う
Lovartのコンテンツ生成画面。生成したいコンテンツ内容を入力するテキストボックスを赤枠で囲っている。
Lovartのコンテンツ生成画面

会員登録が完了すると、早速コンテンツの生成画面に移動します。

新規会員登録時に100クレジットが無料で付与されるため、まずは本当に求めているものが生成できるかどうか何枚か画像等を生成してみましょう。

画像等の生成を行う場合には、画面右側に表示されている「テキストボックス」に生成したいもののイメージを入力して送信します。

STEP
プラン契約を行う
Lovartのコンテンツ生成画面。プラン契約画面に進むためにクリックしているボタンを赤枠で囲っている。
Lovartのコンテンツ生成画面

コンテンツの生成を行い、品質に満足することができたら、Lovartには無料プランが存在していないため、有料プランの契約に進みます。

画面左下の「現在保有しているクレジット数」をクリックし、表示されたポップアップの中から「アップグレード」をクリックします。

その後は、画面の指示に従い任意のプランを選択。Stripeを通じて費用を支払えば契約作業は完了です。


もしもLovartの品質に満足ができなければ、初回登録特典として無料で付与された100クレジットのみ使用して、アカウントの解約を行いましょう。


Lovartは、「デザインができる人のためのツール」ではなく、「デザイン専門ではない人でも、伝えたい世界観を形にできるようにするためのAIツール」です。

発想とテキストさえあれば、それをクリエイティブに落とし込んでくれる存在がブラウザの向こう側にいる──そんなサービスのひとつと言っていいでしょう。

AIデザイン生成プラットフォーム「Lovart」の解説は以上です。この情報がLovartの理解を深める助けになれば幸いです。

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その他、受託開発や教育など多数のAI事業に参画している。

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