ChatGPT-4oとは?できることや料金、無料で使う方法を解説!

この記事のまとめ
  • GPT-4oの読み方は「GPT-4 omni(オムニ)」
  • 「omni(すべての)」は、言語、画像、音声、動画をすべて1つのモデルで処理できる能力があることを示している
  • GPT-4oは応答が速く、日本語処理能力が向上し、API料金が50%安いモデル
  • 高度な画像・音声・映像処理、データ分析、グラフ作成など非常に多くのことができる

近年、AI技術の進化は著しく、その中でも特に注目を集めているのがChatGPT-4oです。この新しいバージョンは、従来のChatGPTから多くのアップデートと機能追加がなされています。この記事では、ChatGPT-4oのできることや料金、無料で使う方法について詳しく解説します。

弊社Walkersでは、“AIトレンドに乗り遅れたくないけど、具体的な活用法が見えない…”を解決するAI導入支援を行っています。補助金により1/3のコストで導入可能なので、ぜひAI活用にお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。⇒AI導入支援サービスの概要はこちら

執筆者:山口 鳳汰
 

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。

その他、受託開発や教育など多数のAI事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード・AI専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰

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ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。

運営会社:株式会社Walkers

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ノーコード・AI専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。

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GPT-4o(GPT-4 Omni)とは?

ChatGPTのGPT-4o選択画面
モデルにGPT-4oが出現している

GPT-4o(GPT-4 Omni)とは、2024年5月13日に発表された「ChatGPTの最新で最上位のAI言語モデル」です。

末尾のoは「omni(すべての)」の略称で、言語、画像、音声、動画をすべて1つのモデルで処理できる能力があることを示しています。

特筆すべきアップデート内容は以下の3つとなります。

  1. 応答速度が改善され、人間に近い応答速度で対応可能に(音声入力には最短232ミリ秒、平均320ミリ秒で応答できる)
  2. 日本語の処理能力が大幅に改善(厳密には英語以外の処理能力が大幅に改善された)
  3. API料金がGPT-4 Turboの50%安価な価格に

実際に使ってみると、明らかに応答が速く、出力の正確性も大幅に向上していることがわかります。

再生ボタンをクリックすると、動画が再生されます。

GPT-4o(GPT-4 Omni)の料金は「月20ドル」

GPT-4oは、ChatGPTの有料プラン(月20ドル)に加入することで利用できます。

無料プランでも10回程度までであれば制限付きでGPT-4oを利用できますが、頻繁に使う方は有料プランにするのがおすすめです。

GPT-4o(GPT-4 Omni)のAPI料金

GPT-4oは、1つ前のGPT-4-turboと比べて、入力と出力のコストが半分になりました。

AIモデル入力出力
gpt-4o$5 / 1M tokens$15 / 1M tokens
gpt-4o-2024-05-13$5 / 1M tokens$15 / 1M tokens
gpt-4-turbo$10 / 1M tokens$30 / 1M tokens
gpt-4-turbo-2024-04-09$10 / 1M tokens$30 / 1M tokens
GPT-4oとGPT-4-turboのAPI料金の比較表

GPT-4o(GPT-4 Omni)の使い方

有料版でのGPT-4o(GPT-4 Omni)の使い方

STEP
ChatGPTのホーム画面より左上の「ChatGPT 〇〇」をクリック
ChatGPTのホーム画面
ホーム画面
STEP
「GPT-4o」をクリック
ChatGPTのモデル選択画面
左上のモデルにGPT-4oが追加されている

無料版でのGPT-4o(GPT-4 Omni)の使い方

有料版に加入していないユーザーでも「5時間ごとに10回まで」の回数であれば、GPT-4oを利用できます。

最初からGPT-4oで設定されるため特に操作は不要です。

GPT-3.5に変更したい場合は、出力された文章から変更可能です。

ChatGPTの出力の下のボタンからモデルを変更できる画面
出力の下のボタンからモデルを変更可能

※無料版ではGPT-4の使用は不可

スマホアプリでのGPT-4o(GPT-4 Omni)の使い方

STEP
アプリにログインし上部にある「ChatGPT 〇〇」をクリック
ChatGPTのスマホ版のホーム画面
スマホ版のホーム画面
STEP
「GPT-4o」をクリック
スマホアプリでのGPT-4oが追加されている画面
GPT-4oが追加されている

GPT-4o(GPT-4 Omni)でできること8選

ここでは、GPT-4oでできることを8つ紹介していきます。

さらに多くの事例を知りたい方は、【随時更新】GPT-4oでできること・活用事例まとめをご覧ください。

【できること①】高度な画像処理

まさかここまで画像処理できるとは思っておらず、私自身も驚愕しました。

【できること②】高度な音声・映像処理

テキスト情報だけでなく、複雑な聴覚情報や視覚情報まで処理できているのはかなり驚きです。

【できること③】 グラフの作成

非常に実用性が高そうな使い方ですね。私も仕事で使ってみようと思います。

【できること④】テキストの高速処理

先ほども伝えましたが本当にスピードが速いので、ストレスなく仕事で使えます。

【できること⑤】UI/UX制作

弊社のようにWebサイト制作やアプリ開発を行っている会社からしたら革命です。本当にすごい。

【できること⑥】高度なデータ分析

この使い方もかなり実用性が高そうな気がしています。私も仕事に取り入れようと思います。

【できること⑦】3Dデータの作成

STLファイル(3Dデータのファイル)まで作成できるのは知らなかったので、かなり驚きました。

【できること⑧】フローチャートの作成

こちらも弊社のようなシステム開発も行っている会社からすると革命です。

»関連記事:【随時更新】GPT-4oでできること・活用事例まとめ

GPT-4o(GPT-4 Omni)のセキュリティ

GPT-4o はモデル動作の改良により、言語、画像、音声、動画などのモダリティ全体で安全性が設計されています。

そして、サイバーセキュリティや偏見、誤情報などの評価で中リスクを超えるスコアを記録しないことに成功しました。

70人以上の外部専門家によるリスク評価も行われており、セキュリティの向上に取り組んでいることが明言されています。

※出典:【Open AI公式】GPT-4oの発表


ChatGPT-4oの解説は以上です。この情報がお役に立てていれば嬉しく思います。

弊社Walkersでは、“AIトレンドに乗り遅れたくないけど、具体的な活用法が見えない…”を解決するAI導入支援を行っています。補助金により1/3のコストで導入可能なので、ぜひAI活用にお悩みがある方はお気軽にご相談下さい。

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ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。
その他、受託開発や教育など多数のAI事業に参画している。

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