Claude 3.5 Sonnet(クロード 3.5 ソネット)とは?活用事例や料金、使い方を徹底解説!

この記事のまとめ
  • Claude 3.5 Sonnetとは「Claudeの最新のAI言語モデル」
  • 会員登録をすればすぐに利用できる
  • 無料で利用することもできるが、厳しい利用制限があるため、Proプランの契約を推奨
  • 高度なコード生成やスライドの生成などができるようになった
  • API料金は既存モデル ( Claude 3 Sonnet ) と変わらない

この記事では、生成AI Claudeの新モデル「 Claude 3.5 Sonnet 」について詳しく解説します。
Claude 3.5 Sonnet の料金や使い方、事例について詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

執筆者:山口 鳳汰
 

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。

その他、受託開発や教育など多数のAI事業に参画している。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード・AI専門の開発会社。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:山口 鳳汰

執筆者:山口 鳳汰
ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。

運営会社:株式会社Walkers

運営会社:株式会社Walkers
ノーコード・AI専門の開発会社。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。

クリックできる目次

Claude 3.5 Sonnet(クロード 3.5 ソネット)とは?

Claude 3.5 Sonnetのチャット画面

Claude 3.5 Sonnetとは、2024年6月21日に発表された「Claudeの最新AI言語モデル」です。

既存のモデルである Claude 3 Sonnet の速度とコストを担保しつつ、従来よりも高い精度の返答を行うことが可能になりました。

Claude 3.5 Sonnetは「今後発表されるClaude 3.5 モデルファミリーの最初のリリース」とAnthropicから発表がありましたが、3.5モデルの一番はじめのリリース内容としては非常に高度な仕上がりになっているため、世界各地から好評の声が上がっています。

Claude 3.5 Sonnetの料金は「20ドル」

Claudeの料金プラン画面
Claudeの料金プラン

Claude 3.5 Sonnetは、ClaudeのProプラン(月20ドル)を契約することで効果的に利用できます。

FreeプランでもClaude 3.5 Sonnet を利用することができますが、チャット回数などの様々な利用制限があるため、頻繁に使う方にはProプランの契約をお勧めします。

また、企業や複数人(5名以上)でClaude 3.5 Sonnetを利用する場合には、1人あたり月30ドルで契約することができるTeamプランが用意されています。
主な機能はProプランと変わりませんが、利用制限がProプランよりも緩和されるため、短時間のうちに集中してClaude 3.5 Sonnetを利用したい場合には契約をお勧めします。

Claude 3.5 SonnetのAPI料金

既存モデルであるClaude 3 SonnetのAPI料金から変更はありません。

ここでは、Claude 3.5 Sonnetと既存のClaude 3シリーズのAPI料金を比較します。

AIモデル入力出力
Claude 3.5 Sonnet$3 / 1M tokens$15 / 1M tokens
Claude 3 Sonnet$3 / 1M tokens$15 / 1M tokens
Claude 3 Opus$15 / 1M tokens$75 / 1M tokens
Claude 3 Haiku$0.25 / 1M tokens$1.25 / 1M tokens
Claude 2.1$8 / 1M tokens$24 / 1M tokens
ClaudeのAPI料金比較表

Claude 3.5 Sonnetの使い方

STEP
以下のURLよりAnthropicの公式サイトに移動
STEP
「Talk to Claude」をクリック
Anthropicの公式サイトトップ画面
Anthropicの公式サイト
STEP
「Continue with Google」をクリックもしくは「メールアドレスを入力する」
Claudeの会員登録画面
Claudeの会員登録画面

Claudeにはパスワードを設定する機能がないため、Claudeを利用する際には会員登録時に選択する

「Googleアカウントでログイン」
「会員登録時に入力したメールアドレス宛に届くURLを確認」

のどちらかの方法で毎回認証を行う必要があります。

今後スムーズに利用できるように、自分の環境に合わせて会員登録の方法を選択することをお勧めします。

STEP
「携帯電話番号認証」と「年齢確認」を行う
Claudeの会員登録画面
Claudeの会員登録画面

まず、携帯電話番号の入力エリアの左側にある国旗ボタンをクリックし、「United States」から「Japan」に切り替えます。
その後、携帯電話番号の入力エリアにSMSを受信することができる携帯電話番号を入力してください。

携帯電話番号の入力ができたら、次は年齢確認を行います。
自身の年齢が18歳以上であることを確認してから、「I confirm that I am at least 18 years of age」の文字の左側にあるチェックボックスをクリックしましょう。

STEP
Claude 3.5 Sonnetを利用する
Claudeのホーム画面
Claudeのホーム画面

「Claude 3.5 Sonnet」はClaudeで標準で使用できるようになっているため、
会員登録やログインをすることにより表示される画面に文字を入力するだけですぐに利用することができます。

無料プランでは、10回程度のメッセージ送信で利用制限に達し、数時間利用できなくなってしまうため、
画面左下のアカウント名の先頭1文字が表示されているアイコンをクリックし、プランのアップグレードを行うことをお勧めします。

Claude 3.5 Sonnetでできること・活用事例8選

ここではClaude 3.5 Sonnetの活用事例を8つ紹介していきます。

さらに多くの活用事例を知りたい方は、【随時更新】Claude 3.5 Sonnetでできること・活用事例まとめをご覧ください。

【事例①】LP制作

こちらは弊社WalkersがLP制作にClaude 3.5を活用した事例です。

Claude 3.5を活用することで、簡易なLPであれば工数を大幅に削減して実装することに成功しています。

【事例②】図解作成

こちらも弊社Walkersが活用している事例です。

今後はClaude 3.5で作成した図解を記事に載せていく予定です。

【事例③】ECサイト制作

Claude 3.5でECサイトを制作した事例です。

まだ実務での使用には課題がありますが、将来的にECサイトもAIで効率化できるような未来を感じています。

【事例④】手書き資料のスライド化

Claude 3.5で手書き資料のスライド化も可能です。

他のAI言語モデルよりもよりスムーズにできるため、弊社でも今後使っていこうと考えています。

【事例⑤】スライド制作

Claude 3.5ではスライド制作も行えます。

弊社で試した結果、Marp(マークダウン形式でスライドが作れるツール)が最も汎用性高くスライド作成ができると判断したため、その事例を引用させていただきました。

【事例⑥】簡易ゲームの開発

簡易なものであればゲームも開発できます。

複雑なゲームは開発できないため実用的ではありませんが、Claude 3.5の凄さがわかる事例となっています。

【事例⑦】アニメーション制作

アニメーション制作も細かい部分をこだわらなければ制作可能です。

弊社でも試してみましたが、細部までこだわるにはかゆいところに手が届かなかったため、60点程度のアニメーションを作る際には有用と言えます。

【事例⑧】手順書の作成

Claude 3.5では手順書を作成して効率化が行えます。

弊社では受託開発を行っているため、Claude 3.5を用いた手順書作成を最近に行い始めました。大きく効率化できる予感があります。

»関連記事:【随時更新】Claude 3.5 Sonnetでできること・活用事例まとめ


Claude 3.5 Sonnetの解説は以上です。この情報がClaude 3.5 Sonnetへの理解促進につながれば嬉しく思います。

弊社Walkersでは、実証されたノウハウをもとに事業成功に導くAI導入支援を行っています。AIツールの導入でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

Walkersに無料で相談する>>

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ノーコード・AI開発会社「Walkers」のCMO。
AIサービス「Prompt Lab」運営。
その他、受託開発や教育など多数のAI事業に参画している。

クリックできる目次