
執筆者:古谷 大輝
P2C事業の立ち上げ・売却、ノーコード受託開発事業の立ち上げを経験。
コンサルタントとしてスタートアップや中小企業の事業構築・経営革新を支援。
現在はWalkersのCINOとして、AI領域のR&Dと新規事業開発を担う。

運営会社:株式会社Walkers
AI・ノーコード開発を手がける成長支援カンパニー。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:古谷 大輝
P2C事業の立ち上げ・売却、ノーコード受託開発事業の立ち上げを経験。
コンサルタントとしてスタートアップや中小企業の事業構築・経営革新を支援。
現在はWalkersのCINOとして、AI領域のR&Dと新規事業開発を担う。

運営会社:株式会社Walkers
AI・ノーコード開発を手がける成長支援カンパニー。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
Notion AIを仕事で使えるのはビジネス(年払いで1人月¥3,150)とエンタープライズです。フリーとプラスは回数の限られた体験版です。
2026年11月2日から、既存のビジネス・エンタープライズにもクレジット制が適用されます。毎月1人あたり2種類のクレジット(Notionがモデルを選ぶ作業用のStandard 1,500と、自分でモデルを選ぶ作業用のSelect 500)が付き、繰り越しはできません。
使い切るとAIは次のリセットまで止まります。追加の支払いで続ける設定は初期状態でオフなので、勝手に請求が増えることはありません。
Notion AIの料金は、2026年10月19日の発表でクレジット制に変わりました。新しく契約したワークスペースはすでに新しい仕組みで動いており、以前から使っているワークスペースも11月2日に切り替わります。
この記事では、Notion公式の料金ページとヘルプをもとに、プランごとの料金、11月2日から変わること、毎月のクレジットでどれくらい使えるかを整理します。金額と仕組みは2026年10月27日に確認した内容です。
Notion AIの料金プラン

Notionには4つのプランがあります。Notion AIを本格的に使えるのはビジネスとエンタープライズで、フリーとプラスで使えるのは体験版だけです。
| プラン | 年払い(1人あたり月額) | 月払い(1人あたり) | Notion AI |
|---|---|---|---|
| フリー | ¥0 | ¥0 | 体験版(無料のAI応答は回数が限られる) |
| プラス | ¥1,650(年¥19,800) | ¥2,000 | 体験版(無料のAI応答は回数が限られる) |
| ビジネス | ¥3,150(年¥37,800) | ¥3,800 | 含まれる(毎月クレジットが付く) |
| エンタープライズ | カスタム料金 | カスタム料金 | 含まれる(付与量は契約で変わる場合あり) |
料金はメンバー1人あたりの金額です。料金ページには「日本の消費税(該当する場合)」と書かれているので、実際の請求額は購入画面で確認してください。出典:Notionの料金ページ。
公式ヘルプでも「Notion AIは、ビジネスおよびエンタープライズプランで利用できます」と案内されています。フリーとプラスの人には、試すための無料のAI応答が限られた回数だけ付きます。出典:Notion AIとは(Notionヘルプ)。
今の料金ページには、プラスにNotion AIを足す追加オプション(アドオン)は載っていません。そのため、仕事でAIを毎日使いたい場合は、体験版にとどまらずビジネスへの変更を検討することになります。以前からアドオンを契約している人の11月2日以降の扱いは、公式の案内では確認できませんでした。
11月2日から変わること

新しい仕組みでは、Notion AIの利用量を「クレジット」で数えます。メンバー1人ずつに毎月決まった量のクレジットが付き、AIに作業を頼むたびにその中から減っていきます。
| 日付 | 対象 | 起きること |
|---|---|---|
| 2026年10月19日 | 新規のビジネス・エンタープライズ | クレジット制で利用開始 |
| 2026年11月2日 | 既存のビジネス・エンタープライズ | クレジット制に切り替わる。管理者にメールで案内が届く |
| 2026年12月1日 | AIミーティングノート | Standardクレジットの消費が始まる |
年契約の途中のワークスペースも、11月2日に新しいクレジット制へ移り、新規契約と同じ量のクレジットが付きます。契約を更新するときに、プランに合わせて付与量が決まると案内されています。出典:Notionの公式ブログ(2026年10月19日)。
毎月のクレジットは2種類
クレジットは、AIのモデルを誰が選ぶかで2種類に分かれます。モデルとは、文章を読んだり書いたりするAIの本体のことで、性能や費用がそれぞれ違います。
| 種類 | 使う場面 | 毎月の量(1人あたり) |
|---|---|---|
| Standard | Notionがモデルを選ぶ作業(Auto)。Notionエージェント、ページ内のAI機能(AIブロックやインライン編集)、文章作成や翻訳、AIミーティングノートなど | 1,500 |
| Select | 自分でモデルを選ぶ作業、自分用に設定したカスタムエージェント | 500 |
Autoは、作業ごとに品質と速さと費用のバランスがよいモデルをNotionが選ぶ仕組みです。ふだんAIに頼む作業の多くは、Autoのままにしておけば、Standardクレジットから引かれます。
- 繰り越しはできない:毎月、請求サイクルの始まりにリセットされ、余った分は消えます。
- 毎月の分は共有できない:StandardとSelectはメンバー個人の残高で、ほかのメンバーに分けたり、チームで合算したりはできません。
- StandardとSelectは別々:Selectが残っていても、Standardの作業には使えません。
付与量はプランや購入時の契約によって変わる場合があります。自分の残量とリセット日は「設定」→「Notion AI」→「使用状況」で確認できます。出典:AIクレジットを管理する(Notionヘルプ)。
使い切ると、リセットまで止まる
StandardかSelectを使い切ると、そのクレジットを使う作業は次のリセットまで止まります。残量が少なくなったときと使い切ったときは、Notionから通知が届きます。
止めずに続けるには、管理者が「AIの上限に達した後にワークスペースがNotionクレジットを使用できるようにする」をオンにします。Notionクレジットとは、毎月の分とは別に、ワークスペースで買い足して使う有料のクレジットです。この設定は初期状態でオフです。つまり、何も設定しなければ追加料金は発生せず、AIが一時的に使えなくなるだけです。
AIミーティングノートは12月1日から消費
会議を文字起こしして要約するAIミーティングノートは、2026年12月1日からStandardクレジットを使うようになります。Notionの見込みでは、1時間の会議で約10クレジットです。会議が多いチームは、12月の前に一度残量の減り方を確認しておくと安心です。
毎月のクレジットでどれくらい使えるか

Notionのヘルプには、作業の重さごとに1回あたりのクレジットの目安が載っています。これを毎月の付与量で割ると、おおよその回数がわかります。右の列は、ヘルプが比較に使っている高性能モデル「Opus 5.5」を自分で選んだ場合です。
| 作業の重さ | 例 | Auto(Standard 1,500) | Opus 5.5を選択(Select 500) |
|---|---|---|---|
| シンプル | メールの推敲、翻訳、会議メモから決定事項を抜き出す | 1回約5(月約300回) | 1回約50(月約10回) |
| 中規模 | 業務レポートの作成、ドキュメント検索、1時間の会議の要約 | 1回約10(月約150回) | 1回約85(月約5回) |
| 複雑 | データベースの作成、評価シートの草案、四半期計画の推敲 | 1回約25(月約60回) | 1回約150(月約3回) |
回数は、1種類の作業だけを続けた場合の計算です。実際には作業を組み合わせて使い、内容によって消費も変わります。出典:タスクごとの推定クレジット(Notionヘルプ)。
この表からわかるのは、自分でモデルを選ぶと、同じ作業でもクレジットの減り方が数倍になることです。ふだんの作業はAutoに任せ、難しい文書だけ自分でモデルを選ぶ、という使い分けにすると止まりにくくなります。Notionも、大半の利用者はクレジットを使い切らない見込みだとしています。
なお、FableやAstraのように、プランの毎月分に含まれない消費の多いモデルは、毎月のクレジットではなく最初からNotionクレジットで支払います。これらは管理者がオンにするまで使えません。
プラン別:11月2日までに確認すること
フリー・プラスの人
フリーとプラスは今回のクレジット制の対象ではありません。体験版の無料応答で試し、仕事で毎日使いたくなったら、ビジネスの料金と比べて判断します。プラスとビジネスの差は、年払いで1人あたり月¥1,500です。
ビジネス・エンタープライズのメンバー
切り替えは11月2日にワークスペースごとに行われます。切り替え後は、自分の残量を「使用状況」で確認できます。ふだんの作業でモデルを自分で選んでいる人は、Autoに戻すだけで残量が長持ちします。
ワークスペースの管理者
管理者は、使い切ったときにメンバーの作業を止めるか、Notionクレジットで続けるかを決めておきます。
- 使い切った後も有料で続ける設定:「AIの上限に達した後にワークスペースがNotionクレジットを使用できるようにする」をオンにするかどうか。
- メンバーごとの上限:Notionクレジットを1人がどれだけ使えるかを決め、必要な人だけ上限を上げられます。
- 消費の多いモデル:FableやAstraなどをメンバーに使わせるかどうか(初期状態はオフ)。
- 使用量の確認:「アクセス & 請求」→「Notionクレジット」で、メンバーごとの使用量を確認できます。
追加で使うときの料金(Notionクレジット)
毎月のクレジットとは別に、ワークスペース単位で管理する「Notionクレジット」があります。毎月の分を使い切った後の利用、消費の多いモデル、ワークスペースが費用を持つカスタムエージェントの支払いに使います。
料金ページでは、カスタムエージェントの料金として「1,000クレジットあたり10米ドル」と案内されています。管理者はNotionクレジットを追加で購入でき、割り当て方も調整できます。円での金額や購入単位は、購入画面で確認してください。出典:Notionの料金ページ。
仮に、1人がAutoのシンプルな作業(1回約5クレジット)を毎月の分を超えて100回続けると、約500クレジットになります。料金ページの「1,000クレジットあたり10米ドル」(米ドルでの案内)で計算すると約5米ドルです。これは公式の目安から出した計算例で、実際の請求額ではありません。
よくある質問
11月2日から自動で追加料金がかかりますか?
かかりません。毎月のクレジットを使い切ると、AIはリセットまで止まります。追加の支払いで続けるのは、管理者が設定をオンにした場合だけで、この設定は初期状態でオフです。
余ったクレジットは翌月に繰り越せますか?
繰り越せません。StandardとSelectは毎月の請求サイクルの始まりにリセットされます。
チームでクレジットをまとめて使えますか?
毎月のStandardとSelectは1人ずつの残高で、メンバー間で分けたり合算したりはできません。ワークスペースで共有できるのは、管理者が管理するNotionクレジットです。
フリーやプラスでもNotion AIは使えますか?
体験版として、回数の限られた無料のAI応答を使えます。NotionエージェントやAIミーティングノートを仕事で使うなら、ビジネス以上が必要です。
Notion AIで何ができるかを先に知りたいです
機能の全体像はNotion AIとは?特徴や使い方の解説、仕事での使い方はNotion AIの活用事例で紹介しています。
Notion AIの料金は、11月2日から「プランの月額+毎月のクレジット」という形になります。ビジネス以上なら追加料金なしで毎月のクレジットを使え、使い切っても初期設定のままなら請求は増えません。
まずは自分のプランと、ふだんAutoで使っているかを確認しましょう。管理者は、使い切ったときに止めるか続けるかを11月2日までに決めておくと、切り替え後に慌てずにすみます。
Walkersでは、企業のAIを活用したシステム開発と補助金申請を支援しています。新規事業や業務システムの開発でお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
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