Cursorは2026年10月12日から、Grok・Xと一体の「The X Subscription」として売られています。個人向けはFree、Plus 8ドル、Premium 30ドル、Super 100ドル、Ultra 200ドルです。
月額に含まれるのはCursorの自社AIモデル(GrokとComposer)の利用枠で、毎週リセットされます。ClaudeやGPTはPremium以上で、使った分を各AI会社の従量料金(APIの定価)で別に払います。
以前のPro(20ドル)などは今のまま使い続けられます。新プランへの切り替えは任意で、一度切り替えると元に戻せません。
AIコードエディタのCursorは、2026年8月にSpaceXに買収され、10月12日から料金の仕組みが大きく変わりました。AIアシスタントのGrokと、X(旧Twitter)の有料機能をまとめた「The X Subscription」の一部として売られるようになり、以前のProやTeamsは新しく契約できなくなっています。
この記事では、Cursor公式の料金ページとドキュメントをもとに、新しいプランの料金、月額に含まれるもの・別に払うもの、旧プランとの違いを整理します。料金はすべて米ドル・税別で、2026年10月27日に確認した内容です。

執筆者:古谷 大輝
P2C事業の立ち上げ・売却、ノーコード受託開発事業の立ち上げを経験。
コンサルタントとしてスタートアップや中小企業の事業構築・経営革新を支援。
現在はWalkersのCINOとして、AI領域のR&Dと新規事業開発を担う。

運営会社:株式会社Walkers
AI・ノーコード開発を手がける成長支援カンパニー。
300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
マーケティングやUI/UXと掛け合わせたサービス開発を得意としている。

執筆者:古谷 大輝
P2C事業の立ち上げ・売却、ノーコード受託開発事業の立ち上げを経験。
コンサルタントとしてスタートアップや中小企業の事業構築・経営革新を支援。
現在はWalkersのCINOとして、AI領域のR&Dと新規事業開発を担う。

運営会社:株式会社Walkers
AI・ノーコード開発を手がける成長支援カンパニー。
これまでに300件以上の開発/制作実績、200件以上の企業様を支援。
Cursorの料金プラン一覧

個人向けは5つ、法人向けはTeamsとEnterpriseの2つです。年払いにすると、月払いの10か月分の金額で1年使えます。
| プラン | 月払い | 年払い | 利用枠の大きさ(Plusが基準) | ClaudeやGPTなど他社モデル |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | - | 少量 | 使えない |
| Plus | 8ドル | 80ドル | 基準 | 使えない |
| Premium | 30ドル | 300ドル | Plusの4倍 | APIの定価で別払い |
| Super | 100ドル | 1,000ドル | Plusの15倍 | APIの定価で別払い |
| Ultra | 200ドル | 2,000ドル | Plusの50倍 | APIの定価で別払い |
| Teams | 1人30・100・200ドル | - | 割り当てたプランに応じて | APIの定価+手数料で別払い |
| Enterprise | 個別見積もり | - | チームで共有 | APIの定価+手数料で別払い |
表示価格に税は含まれません。解約は更新の24時間前までに行う必要があります。出典:Cursorの料金ページ、Models & Pricing(Cursorドキュメント)。
Plusでできること・できないこと
Plusは8ドルの入門プランですが、使えるのはCursorの自社モデル(Grok 4.7・4.6・4.5、Composer 2.5)だけです。回答の速さや考える深さ(推論の深さ)の設定は固定で変えられません。また、ClaudeやGPTなどの他社モデル、自分のAPIキー、モデルの自動選択(Auto)、クラウドエージェント、コードレビュー機能(Bugbot)は使えません。
公式は「AIを初めて使う人にはPremium、毎日エージェントを使う人にはSuper、ヘビーユーザーにはUltra」をすすめています。Plusは、AIをあまり使わないSNSの発信者向けという位置づけです。
Premium以上で増えるもの
- クラウドエージェントと自動化:自分のパソコンではなく、クラウド上のマシンでAIに作業させられます。
- Bugbot:AIがプルリクエスト(コードの変更依頼)をレビューします。
- 他社モデル:Claude、GPT、Geminiなどを、APIの定価で使った分だけ払って使えます。
- Grok Bot:仕事を任せられるAIの同僚(AIチームメイト)です。
Superでは混雑時にモデルを優先して使え、Ultraでは新しい製品やモデルを最優先で試せます。
月額で払う分と、別に払う分

新しいプランでいちばん注意したいのは、月額に含まれるのはCursorの自社モデルの利用枠だけという点です。ClaudeやGPTを使う分は、月額とは別にお金がかかります。
ここでいう「APIの定価」とは、AIの開発会社が開発者向けに公開している、使った量に応じた料金のことです。Cursorが上乗せせず、その料金のまま払う形です(チーム向けプランは後述の手数料あり)。
利用枠は毎週リセット、Grokと共有
有料プランには、Cursorの自社モデルを使うための利用枠が1つ付きます。この枠はエディタ、CLI(コマンドで操作する版)、クラウドエージェント、Grok Bot、Grokのアプリで共有し、毎週リセットされます。
Grokのチャットや画像生成を使っても同じ枠が減ります。なお、エディタの外で、自作のアプリなどからGrokを呼び出す開発者向けのGrok APIは枠を使わず、通常のAPI料金で別に請求されます。出典:Models & Pricing(Cursorドキュメント)。
ClaudeやGPTは前払いクレジットから払う
Premium以上では、Claude、GPT、Geminiなどの他社モデルを、最初の1回からAPIの定価で使えます。支払いは、管理画面であらかじめ残高をチャージしておく「前払いクレジット」から引かれます。
なお、OpenAIは2026年8月28日に、SpaceXによるCursorの買収を受けて、CursorからOpenAIのモデル(GPT)を直接使えるのは2026年11月12日までとする方針を発表しています。GPTを中心に使っている人は、プランを切り替える前に最新の対応を確認してください(2026年10月29日時点で、日付の変更は発表されていません)。
チャージは、好きなときに手動で行うか、残高が減ったら自動で足す「Auto Top-up」を使います。月ごとの追加利用の上限も決められるので、使いすぎを防げます。管理画面はgrok.com/dashboard/billingです。
枠を使い切ったとき
毎週の枠を使い切ったら、次の3つから選びます。どれを選んでも、回答の品質や速さが落とされることはないと公式は説明しています。
- リセットを待つ:翌週には枠が戻ります。
- 前払いクレジットで続ける:自社モデルもモデルごとの単価で使い続けられます。
- 上のプランに上げる:毎週の枠が大きくなります。
旧プラン(Pro・Teams)との違い

10月12日より前に契約したPro、Pro+、Ultra、Teamsなどは「旧プラン(レガシー)」になりました。旧プランは、料金も内容もそのままで使い続けられます。新しく契約する人は、新プランからしか選べません。
| 旧プラン | 月額 | 近い新プラン | 月額 |
|---|---|---|---|
| Hobby | 無料 | Free | 0ドル |
| Pro | 20ドル | Premium | 30ドル |
| Pro+ | 60ドル | Super | 100ドル |
| Ultra | 200ドル | Ultra | 200ドル |
| Teams Standard | 1人40ドル | Teams(Premium席) | 1人30ドル |
| Teams Premium | 1人120ドル | Teams(Super席) | 1人100ドル |
仕組みの違いは次のとおりです。
| 項目 | 旧プラン | 新プラン(The X Subscription) |
|---|---|---|
| 含まれる利用枠 | 毎月の枠が2つ(自社モデル用と他社モデル用) | 毎週の枠が1つ(自社モデル用、Grokと共有) |
| 他社モデル | Pro・Pro+・Ultra・Teamsは月額の枠に含まれる | 含まれない。Premium以上でAPIの定価を別払い |
| 枠を超えた分 | 使った分を翌月に後払い(オンデマンド) | 前払いクレジットから支払う |
| GrokとX | 含まれない | Grokのアプリと、Xの有料機能の特典が付く |
| 管理画面 | cursor.com/dashboard | grok.com/dashboard |
公式によると、新プランの自社モデルでのコーディング利用枠は、近い旧プランの2倍以上です。その代わり、旧プランの月額に含まれていた他社モデルの枠はなくなります。出典:Legacy Cursor plans(Cursorドキュメント)。
旧プランから切り替えるべきか
切り替えるかどうかは、ふだんどのモデルを使っているかで決まります。
- GrokやComposerが中心の人:切り替えると自社モデルの枠が2倍以上になり、GrokとXの特典も付きます。月額の差(Proなら20ドル→30ドル)と比べて判断します。
- ClaudeやGPTが中心の人:旧プランでは月額の中に他社モデルの枠がありましたが、新プランでは全額が別払いになります。切り替える前に、利用画面で毎月の他社モデルの使用額を確認してください。
切り替えは、CursorやGrokの画面にある「Unify」(契約を1つにまとめる手続き。cursor.com/unify からも始められる)から行い、一度切り替えると元に戻せません。サポートに頼んでも取り消せないと案内されています。旧プランの残りの期間は日割りで自動的に返金されますが、Apple App Store経由でCursorを払っている場合は、iPhoneやiPadの設定で自分で解約する必要があります。出典:What is The X Subscription?(Cursorヘルプ)。
切り替えには期間限定の特典があり、内容はアカウントの請求設定で確認できると発表されています。出典:Introducing The X Subscription(x.ai、2026年10月12日)。
チームで使う場合の料金
Teamsは席(契約するアカウントの枠)ごとの料金で、1人ずつPremium(30ドル)、Super(100ドル)、Ultra(200ドル)の席を選べます。同じチームで席の種類を混ぜられますが、Plusの席はありません。料金は実際に使っている有料の席の数で決まります。
例えば5人のチームで全員をPremium席にすると、月額は150ドルです。これに、ClaudeやGPTなど他社モデルを使った分が加わります。
他社モデルの利用には、APIの定価に加えて「Cursor Token Rate」として100万トークンあたり0.25ドルがかかります。トークンとは、AIが読み書きする文章を細かく区切った単位です。この手数料はTeamsとEnterpriseだけで、個人プランにはかかりません。自分のAPIキーで使う場合にもかかりますが、自社モデル(GrokとComposer)と、Claude Haiku 5.5やGPT-5 Miniなど公式が指定した一部の小型モデルは対象外です。
チームの前払い残高は全員で共有し、管理者がチーム全体の月の上限とメンバーごとの上限を決められます。以前のTeams(Standard 40ドル、Premium 120ドル)は、切り替えずに席を追加し続けることもできます。出典:Teams pricing(Cursorドキュメント)。
よくある質問
Cursorは無料で使えますか?
Freeプランで、エージェントとチャットを回数限定で使えます。仕事で毎日使うなら、有料プランが必要です。
PlusでClaudeは使えますか?
使えません。PlusはCursorの自社モデル(GrokとComposer)だけです。Claudeを使うにはPremium以上にして、前払いクレジットからAPIの定価で払います。
今のProプランはどうなりますか?
何もしなければ、今の料金と内容のまま使い続けられます。新プランへの切り替えは任意です。
日本円で払えますか?
日本語の料金ページも米ドル表示で、税は含まれていません。個人プランとTeamsは主要なクレジットカード・デビットカードで払え、請求書払いや銀行振込はEnterpriseプランとして問い合わせる形です。円建てで払う方法は、公式の案内では確認できませんでした。カード払いの場合、円での請求額はカード会社の換算によって決まります。
Cursorでどんなことができるか知りたいです
機能や使い方はCursor(カーソル)とは?特徴や料金、使い方の解説で紹介しています。
Cursorの料金は、10月12日から「月額で自社モデルの毎週の枠、他社モデルは別払い」という形になりました。新しく始めるなら、公式のおすすめどおりPremium(30ドル)が基準になります。
旧プランを使っている人は、急いで切り替える必要はありません。ClaudeやGPTをどれだけ使っているかを確認してから、切り替えるかどうかを決めましょう。
Walkersでは、企業のAIを活用したシステム開発と補助金申請を支援しています。新規事業や業務システムの開発でお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
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